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ふりかけバトルに思うこと

いつだったかもう忘れたが、とある日の朝のこと、
当時11歳の息子に怒鳴ってしまった私。
猛烈に反省。
猛烈に自己嫌悪。

きっかけは些細なこと。朝ごはんで。
今日はふりかけをかけてご飯を食べよう。
息子はお気に入りの「すき焼き味」
娘はいつもなら、すみっコぐらしのふりかけを選ぶのに、その日はお兄ちゃんの「すき焼き味」が食べたいと主張。

でも、
「すき焼き味」は最後の一つ。
そしてお兄ちゃんのふりかけ。

お兄ちゃんだから我慢すべき?
そうじゃないよね。そう言うつもりはない。
なんて言ったらよいか。

そうこうしているうちに、娘が泣き出す。
すぐに泣き出すのだ。
そして泣けば自分の思い通りになると思ってほしくはない。
娘も我慢することを覚えるべきだ。

あれ?我慢ってしなきゃいけないんだっけという疑問を感じていた瞬間
息子が「だってこれ、俺のだもん」
娘にとどめを刺す一言をポロッと吐き出す。
収まりかけていた娘の泣き声が、またぶり返す。

そして、私はブチギレてしまった。
何て言ったかもはや覚えていないのだけれど、
「どうして余計なこと言うの?!」みたいなこと言ったかな。

怒鳴ってしまったという罪悪感と
どうすればよかったのか分からない戸惑いと
混乱する私

こういうときに限って、夫は朝早く出勤して不在なんだよな。
なぜか、三人のときにこういうことが起こる。

どうすればよかったのかなあ。

お兄ちゃんだから我慢する必要はない。けれど、余計な一言を言ってほしくない。それはなぜ?せっかく娘が落ち着こうとしているのに神経を逆なでしていると思ったから。でも、逆なでされたのは私の気持ちか?朝からもめないでくれよ、泣かないでくれよ、すぐご飯食べてくれよ、という気持ち。

けんかすること、思い通りにならなくて泣くこと、こういったことから学ぶべきことは沢山あると頭ではわかっていても、日々の営みの中で、急にそのチャンスが飛び込んできても、対応できないことが多い気がする。

いつきても、ほーらきたきた、何が学べるかなという余裕を持ったスタンスで応じることができたらいいなと思う。

でも、そもそも、我慢てなんだろう。我慢することってそんなに必要かな。もっと自分の希望を主張してもいいんだよ、とも思う。

ぐるぐる考えて、まだ結論が出ないまま。
ぐるぐるぐるぐる。

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