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【TRPG】セッションが超絶ドラマチックになってしまう方法とは!?

───1つに、
キャラクター(以下PCと表記)が
内面的に成長する』というのがあります。

けれど、
それをセッションの成り行きで実現する事って、めちゃくちゃ難しいですよね?

でも、大丈夫!!!!
偶然に身を任せなくても
セッションが超絶ドラマチックになってしまう
そんな【秘策】が、実はあるんですっ!!!!

…という訳で、今回はっ!
キャラクターの成長を描き、
セッションをドラマチックにする方法

紹介しちゃいますっ!!!!



●『じゃあ、具体的にどうやるの?』

ズバリ、一言で言うと………

"PCに意図的に改善すべき『欠点』を設定し、セッション内で克服させる事"!!!!!

全体の流れをまとめると、こうですっ!

0、『欠点』を決める(セッション前・PC作成時)
1、『欠点』を描写する(オープニング・ミドルフェイズなど)
2、『転機』を描く(事件に関わる)
3、事件に関わる過程で成長する(ミドルフェイズ)
4、PCの成長後の『変化』を描く(エンディングフェイズ)


0、『欠点』を決める

まずは…
シナリオ概要を熟読し、テーマを予想。
キャラクター設定ないし『欠点』を考えましょう。

例えば
シナリオテーマが「真実の愛とは何か?」ならば

「手酷くフラれたトラウマから人を信じ切る事ができなくなっている」

といった欠点を設定。

なるべくシナリオテーマに「反発」するようなものだと、対比されてGOOD!

また、設定する「欠点」は
キャラクターの経歴や設定と
連動させると説得力が増すでしょう。

ですが…
「超リッチな家庭に生まれ
 何不自由なく育った為、
 金でなんでも解決できると信じている」
…のように、
自分で克服させたい欠点を
設定するのもアリです!

ドラマチックな演出の準備は、
こうしたセッションの参加前から
「計算して」仕込んでおくと吉ですね♪


1、『欠点』を描写する

先ず、克服させる云々よりも先に…
そのPCの『欠点』を
GMを含めた周囲に周知させる必要がありますっ!

では、そのタイミングはいつか?
ずばり、オープニングフェイズやミドルフェイズですっ!

セッション内で自己紹介の場があるならば
「このPCはこのような欠点がある」
と宣言してしまいましょう。

貴方が参加するセッションが
シーン制でエントリー毎の「導入」があるなら…
そこでさりげなく
『欠点(=成長の伏線)』を描写ッッ!!!

『なるほど、コイツはこういうキャラなのか!』と、参加者に思ってもらえたらしめたもの(大優勝)!


2、『転機』を描く(事件に関わる)

「欠点」の克服には、
『きっかけとなる出来事』が必要です。

───では、それはどう用意すればいいのか。
一番楽なのは、
シナリオコンセプトや
HO(物語の中で期待されている役回り)と
絡めてしまう事ですね!(詳しくは⓪を参照)

また、『事件に関わる』という事を転機としてしまえば
前述の「計算」が外れたとしても、
大概のシナリオに対応できます。

「特に事件は起こらず日常を楽しむ」ようなシナリオでもない限り、大抵はシナリオ内でPCに依頼や困難が降りかかるはずです。
それを『欠点を克服するきっかけとなった出来事・転機』『ターニングポイント』としてしまえばいいのです!


3、事件に関わる過程で成長する

PCの『欠点』と『ターニングポイント』を描いたら、準備万端。

いよいよ、PCに欠点を「克服」させる時です!

2のターニングポイントと同じように、
『シナリオ内で提示される「乗り越えるべき困難」』を『PCが克服すべき欠点』と絡めると良いでしょう!

克服させる方法としては、
例えば下記のようなものがあると思います。

1:困難を解決する過程で、欠点が原因でピンチに陥る。
2:困難を解決する過程で、他PCに『欠点』を指摘される。(おまえのやり方は極端である、問題がある等)
3:困難を解決すること自体が、欠点の克服(過去の後悔の払拭)になる。

全てに共通する【ミソ】は、
「欠点を見つめ直す」「欠点を自覚する」描写を行うこと!


4、PCの成長後の『変化』を描く

上記1、2の場合は、
自覚した後に今度は別の手段・考え方で、最後の困難(ラストバトル等)に立ち向かう!
……みたいにやるとキレイだと思います。

シーン制でエントリー毎の「結末」があるなら、そこで価値観の変化を描くと良いでしょう。


●補足 『オレのPCに「欠点」なんてねぇよ!』って場合

特に「欠点」を設定していないキャラクター。
或いは、「完全無欠」がコンセプトであったり、熟練した精神をもつキャラクター。
なるほど、そういうPCの時もあるでしょう。

そんな場合は、以下のようにアプローチする手もあります!

それは……

"「欠点」を持つキャラクターを導く役割(メンター)を担う。"事。

3で提示した「指摘する」側に回るという手段です。

この相手は、同卓したPCとは限りません。
シナリオ内で登場するNPCである場合もあるでしょう。

ただ、「指摘する」時は気をつけて!

頭ごなしにそのキャラクターの人格を否定するのは、間違えても避けましょう。

あくまでそのキャラクターが弱音を吐いたり、
挫折しかけた時、
励ますようなやり方が、無難でスマートです。

●最後に……


───いかがだったでしょうか?
キャラクターの「成長」を描きたい時は、
是非試してみてください!

ここまで読んでくださった貴方と
貴方のキャラクターが……

よりエキサイティングなセッションに
参加できる事を願って!!!

それではよきTRPGライフをっ!!!!

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