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転がるように笑って
悲しいニュースが続く。
それを話題に良いことを言おうとするタイプの輩に心が冷えながら、余計なことを考えないように心を凍らせようと試みる。考えすぎると怒りやら悪意が忍び寄る。それは疲弊しかしないから。
SNSという存在が、見知らぬ誰かや反撃できない誰かを攻撃するための武器になってはいかんのよ。その側面もあるだろうが、結局のところ、ツールの使い方を決めるのは人間でしかないわけで、それ自体に善悪はないのだと考えている。
私はSNSというのはよるべ無い民が寒さに耐えて、集まるための焚き火のようだと考えていて、それは砂漠の夜のようなものですらあるような気がしているのだ。
それがなければ知り合うことの無かった誰かと話をする時、そんなことを考える。距離感を詰めずに話し合う他愛のない時間の方が、誰かを否定し合うよりもずっと素敵だと思うのだけれど。
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