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【浦和vs横浜FM】J1リーグ第2節感想・・・と3節軽めプレビュー【仙台vs浦和】

はじめに

みなさんお待ちかね、やっとJ1リーグも再開しました。
コレオ、凄かったですね!
浦和スタッフとボランティアの方々の尽力であそこまで観客がいない事を感じさせない雰囲気に出来たのは素直に感動しました。
西川選手も試合後インタビューで真っ先に言及してくれて、見ている方が泣きそうでした・・・選手にはサプライズだったんですね。良いサプライズだったんじゃないかと。
コロナ禍で溜まりに溜まった不安な気持ちだったりとか鬱憤だったりとか、何かとマイナスの感情が渦巻きやすい情勢ですが、ここで何か昇華させてもらった部分もあったような気がします。仕事頑張るぞー!!

浦和vsマリノスについて

さて、浦和のレビューを書かれている方々は早々に密度の濃い記事を書かれているのを拝見して凄いなぁ、と思いつつも中3日という凄いスケジュールに早速へこたれそうではありますが、今シーズンはテキストベースで、出来るだけ簡単にやっていこうと思います。
容易出来れば、図も・・・頑張ります。
今回の記事では、以下の3点について触れてみようかと思いますのでどうぞ御笑覧下さい。ツッコミはいつでも嬉しいので、是非よろしくお願い致します!

〇仙台戦(ルヴァン)との違いについて
〇山中(とサイドハーフについて)
〇トーマス・デンという選手について

〇仙台戦(ルヴァン)との違いについて

今節、再開直後の試合としては非常に強度の高い迫力のある試合だったな、というのが最初に出てきた感想ですが、それも浦和が今シーズンやろうとしている事と、マリノスの狙いが噛み合ったからこそ、と言えるのかなと思います。
昨シーズンと違って、真っ向勝負、ガップリ組んでやってやんぜ!って感じがしたのはとても良かった。
そして、同じ様に強度の高い試合を目指したルヴァンカップの仙台戦と比較して、多少のマイナーチェンジも施していたんだな、という所も見えて面白かったです。

仙台戦では相手の状況にも助けられたところはありましたが、守備時にはボールサイドにしっかりと寄って、トランジション時に逆サイド目掛けて「行け―――!」とばかりにスプリントをぶち込んでいましたが、今節はそうではなく左サイドの2人の関係性(特に汰木の特性を最大化させる事)を一番の刺し所として設計したんだろうな、という感じに見えました。
汰木が右サイドからの展開を受けた瞬間に汰木に対するディフェンスの挙動を見て山中がインサイドに行くかアウトサイドに行くか選択していた節もあり、それが汰木のカットインからのシュートやネガティブトランジション時の守備時の配置にも表れていたのかな、と。

そして、様々な方が言及されていましたが、柴戸と青木の運動量が凄い事になっており、sofascore提供のヒートマップではあらゆる所が濃い色になっていて「ヒェッ・・・」となりました。
ここら辺は、汰木と山中の攻め上がりに対してどれだけ準備をしていたのか、という部分が垣間見える所なんじゃないかな、と。

もちろん、マリノス対策として前線からのプレス、ティーラトンを押さえるための長澤の起用(だと思われる)や遠藤と仲川の動きを押さえる、などの動きがあってこそ、中盤のカバーリングが必要な部分があったのではと思う部分もあるので毎試合やれるか?浦和レッズの試合としてこれはマストか?と考えると少し違うと思いますし、エヴェルトンや柏木、阿部が起用された時にはもっと違う形で表現されるのではないかな、と思っています。

〇山中(とサイドハーフの利き足について)

さて、今シーズンの浦和レッズを語るには外すことが出来ない(と勝手に思っている)山中選手についてですが、サイドハーフに起用する選手によって相当動きが変わってくるな、というのが率直な所。

当然、選手同士の相互作用として変わって然るべきなんですが汰木とマルティノスの比較として今節は見てしまった分、より顕著だったのかな、と。

汰木とサイドでコンビを組んでいた時は汰木基準で山中が走り込むレーンが変わったりしていましたが、それ以上に汰木からのサイドチェンジも狙える、という部分で非常にメリットのある配置でした。
逆足サイドとしての特徴を存分に活かしたものでしたし、縦以外にも隙あらば大きい展開も狙える、というのは相手からすると非常にやりにくかったんじゃないかなと思いました。

翻って、マルティノスに後退してからは利き足サイドという事で山中の動きにも制限がかかっていた様に思います。
仲川番を本格的にやらざるを得ない状態になった事もあいまってポジションが下がり目でやらざるを得なかったことも影響しているとは思いますが、スペースの攻略を狙った場合、マルティノスが刺しに行き、ハーフスペースのカバーは柴戸や青木が行うパターンが増えるのかな、と思いました。

〇トーマス・デンという選手について

トーマス・デンがとうとうJ1リーグの舞台で発見されてしまいました。

鈴木大輔か槙野あたり使うかな?と思っていたのですけど、デビュー戦とは思えない、非常に良いプレーぶりでした。
加入が決まった時にプレー集をチラッと見たのですが、対人守備の場面が無かったのでその部分は未知数だろうな、と思っていましたが迎撃守備やカバーリング、足元の技術が良いな、と思っていたのでスタメン発表の時は軽く驚きましたが、試合を見るにつれて良い使い方をしているんじゃないかなと思いました。
今節、タスクとしては橋岡や柴戸、青木に明確なものを持たせていた事は間違いないとは思っているのですが、デンについてはそうでもない様に見えましたし、むしろデンに集中させてあげるために橋岡や柴戸、青木に明確なタスクを与えていたのではないかなと。
今後、デンが周りのカバーが無い時(例えば被カウンター時や中盤のカバーリングが間に合わない場面)でどんな動きが出来て、どんなプレー選択が出来るのか楽しみにしています。
ポテンシャルは間違いなく素晴らしいとマリノス戦で証明したので、今後も期待せざるを得ませんね。

第3節、仙台戦プレビュー(軽め)

まずは、ルヴァンで戦った時とは全く違うチームに仕上がって帰ってきた、という部分で非常に怖い相手である仙台ですが・・・あとで試合見ます。
ベルマーレ戦での基本フォーメーションが4-3-3であったとの事ですが、実際に挙動を確認しないと何とも言えませんしね。

しかし、ハイライトを見る暇が・・・というわけで仙台藩の力をお借りすることに。
3-3の部分の挙動が気になっていたので、大変参考になりました。

しかし・・・これはまたもやバッチバチの(裏の)殺り合いになりそうな予感ですね・・・椎橋の自由をいかに奪うか、サイドバック(と中盤のカバーリング)がどれだけ上手く行くか、という部分に楽しみを見いだせたら面白いのかな、と。

また思いついた事があれば追記していきますが、見応えのある試合が見られそうな予感にワクワクしながら、良い夢を見たいと思います。

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