ちょっと思った事~製造業男子のひとりごと~
今日はちょっと散文です。
今日、自分が長らくお世話になっている方からの引き合いで焼津の方まで打ち合わせに行ってきました。
自分が新人の頃からリスペクトを以てお付き合いを頂き、僕もそれに応えようと思って頑張った結果、運よく仕事が回り、運よくお付き合いが続いている方なのですが。
今回もそんな縁から「この案件で困った時はくろだくんだろ」とお引き合いを頂いたんですね。
特急の試作案件も、どうにかまとめて納品したり、特急の設計案件もたたき台を提示して先方さんで具体的な流れに載せて頂いたりしたわけです。
そこら辺を踏まえて書いたのが↓の記事なんですが。
そんなこんなで、打ち合わせ後の食事中にも感じた事ではあるのですが、自分がなんでここまでご縁を頂けるようになったのかな、と帰りの新幹線でも考えていたわけです。
お客様にも言われましたが、呼んで良かった、と思える打ち合わせが出来たからなんだ、と。
それだけを見ると凄い当たり前体操なんですけども、その前の段階の話が大事だよね、と。
今でこそ僕も役職を付けて頂いて、初見の名刺交換の際にその役職を見て先方さんが襟を正してくれたりもするわけですが、役職が付く前から僕に対して大上段から接するわけでもなく、かつ僕もそれに応えるように(当時は必死でしたが)仕事をまとめることが出来たからこそ、今がある、と言えるのではないかな、と。
当時からフラットに接してくれたからこそ、今でも(自分の中では)フラットに接することが出来るし、長くお付き合いを頂いているお客様からしても役職に見合った期待値に対してフラットに接してもらえる。
その期待値を裏切らない、という気持ちのやり取りがあってこそのお付き合いというものはあるんじゃないかな、と思うわけです。
と、自分の恵まれた縁を考えると、新人時代に相談をしていた上長の応対も併せて思い出すのですが、大企業の事を殿様商売と揶揄する割には、自分の会社の立ち位置を勘違いして殿様商売の様な応対をする人間もいたわけです。
その人間が、年功序列で役職は上がっているものの、実際の仕事の内容であったり、営業活動の質を考えてみると、そりゃそうだよなぁ、という内容でずっと続いているのを見ると、自分のやってきた事はそれなりの成果を積んでこれているのだな、と思ったりもするのです。
もちろん、自分がやってきたことが絶対的な正解とは思いませんし、自分はただ相手の期待値を裏切らない様な仕事を心掛けているだけなんですが、それでもその当たり前から圧倒的に外れた自分本位な仕事をする人を見かけると悲しくなるのですよね。
と、そんな話。
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