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[ひ]の花

ひるがお
(昼顔)  Calystegia japonica

ヒルガオ科/ヒルガオ属/多年草/つる性/ 開花5 ~ 8 月
市街地や垣根、線路わきなどに見られる。花は朝咲き夕方しおれる一日花。アサガオに対して日中咲いているので、この名がついた。よく似たコヒルガオも同じようなところに生えるが、花も葉も小型で形が違い、色が薄い。
誕生花&花言葉:7月4日、優しい情愛。

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ひるざきつきみそう
(昼咲月見草) Oenothera speciosa

アカバナ科/マツヨイグサ属/草丈30 ~ 50cm /花開5 ~ 7 月
原産地は北アメリカからメキシコにかけて。大正時代に観賞用として輸入され、その後野生化。現在では園芸店で売られることはめったにない。丈夫な花でヨコへヨコへと株を広げ、荒れ地でもよく育つ。マツヨイグサの仲間だが、夜咲いて朝しぼむ種類が多い中、昼咲月見草は朝昼に咲いている。

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ひるざきつきみそう 021

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ひるざきつきみそう 005


びろうどもうずいか
(天鵞絨毛蕊花) Verbascumthapsus


コマノハグサ科/モウズイカ属/多年草/草丈160cm 前後/開花6~7月
ヨーロッパ原産。明治時代の渡来。空き地や河原などで、ロケットのような形にドンドンでかくなる。市街地でも野生化。黄色い花が頭頂部に咲く。名の由来は葉は布に触るような感触で、柔らかい毛が密生していることから。もうずいかとは、ひげの生えている人のことらしい。別名、庭煙草、マレイン、バーバスカム。


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びろうどもうずいか 001

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びわ
(枇杷)Eriobotrya japonica

バラ科/ビワ属/常緑高木/樹髙:5〜10m/開花11〜2月、結実3〜4月
中国南西部の原産。日本には古代に持ち込まれた。主に本州南部や四国、九州に分布する。乾燥させてビワ茶に、直接患部に貼り生薬として用いられる。材は粘り強いので木刀、杖、くし、印材などに使われる。葉の形が楽器の琵琶に似ているところが名名の由来。
誕生花&花言葉:12月17日、密かな告白。1月25日、繊細。

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