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自分の心の声を無視してはいけない

上島竜兵さんが亡くなった。

すごいファンという訳ではなかったが、それでもこのニュースを聞いたときは非常にショックだった。

明るい表の顔とは別に、何か計り知れない苦しみを抱えていたのだろうか?
心の中は誰にも分からないと思うが、多くの人が表の顔には表すことができない苦しみを抱えているのは事実だ。

僕も家族の前では仕事の悩みや苦しみを話したりはしないし、努めて明るく振る舞っている。
会社の上司や先輩との1on1でも、なぜか一段ギアをあげて明るい感じで話してしまう。
そのため、自分の中にある苦しみを打ち明けることができていない。
明るく話せば話すほど、心がすり減っていくし自分の心に嘘をついている感じがしている。

でも、家族は別として上司や先輩と信頼関係が構築されている訳ではないため、心の苦しみを率直に伝えるということはなかなか難しいのだ。

他人から見られる自分のイメージを自然に保とうとしているのかも知れないが、「大丈夫、何でもない」ということを言ってしまうのは自分でも良くないと思っている。
もっと素直に苦しい、しんどいと伝えることができればどんなに楽か。

小さい頃から母親には「男は辛いことも我慢して乗り越える」と言ったことをよく言われていたので、辛いことから逃げるようなことはできないんだろうな、と自分では思っている。
何か弱い人間になってしまう気がするし、母親を裏切ってしまう気がして。

そういう心境の時に、こういったニュースを聞くと少し心が揺らいでしまう人は少なからずいるのではないか?とも思った。
事実、僕もこのまま生き続けることができるのかな?と不安に感じてしまうことがあるからだ。
人生の展望が見えなくなりかけている時、特にそう思うのだろう。

心が落ち込んでいる時はどんどん悪い方へ考えてしまうので、僕はあえてそういうときはジムで激しく運動をすることにしている。
気持ちがスッキリするし、疲れてすぐに眠れるためだ。
そうやって一歩ずつ乗り越えていこう。
そして心の声には耳を傾けて、しんどいことから距離を保とう。
自分を大切にすることを忘れないように。

今日も良い一日を。

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