生きる活力「サンクチュアリ」

続いての神漫画は池上遼一の「サンクチュアリ」です。これは最近やっと読めました。というのもこれも面白いと知ってから美品古本を探し求めて5年以上は経っただろうか・・・

新しい豪華版もありますが探していたのはコンパクトな文庫版。初版がわりと古いのでブックオフ100円棚にいくらでもありそうなのだが、これが無い・・初版が古い文庫という事で完全にわたしは真悟と同じ状況に陥りました。

ふと見つけたのがブックオフ京成大久保店。全8巻2版完全美品全て260円! が・・8巻だけ日焼け研磨初版。こういう時は8巻のみスルー!

念願のサンクチュアリを読む。ちょうどその頃、政治に関していろいろ悶々としたものを感じていたので絶妙のタイミング。 面白い・・これも5年のハードルを越えた。 同じ運命を辿った2人の少年が、一人は政治の世界から、もう一人は極道の世界から日本を変える為に突き進むという熱い成り上がりストーリー。2つの世界が同時進行で交差していく話はツボ!政治漫画も極道漫画もあまり馴染みが無かったのだが、これは極上のエンターテイメントとしてスッと入れた。特に文庫版6巻の息を呑む怒濤の展開!すごい話だわこれは・・

さて未入手の8巻。これも1巻を読み始めた時点で新品買いしか頭にありませんでした。だが、この日から第2ラウンド、新品本屋さん巡りの長い旅が始まったのです・・無いんですよ、本屋さんにも。何軒も何軒もまわっ後、おそらく文庫版はほぼ絶版なのだと悟ったのです(amazonも8巻はマケプレのみ)

結果、最終的にはスルーした汚い8巻を・・と、諦めかけていたら奇跡的に違うブックオフで初版やや日焼けだが研磨無しという妥協できるスペックの物を発見!これにて完結。いやあ素晴らしい作品だった。人生を無駄にダラダラ生きてはいけない。自分も明日からいろいろ頑張らねば。そういう事を思い起こさせてくれました。

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