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ページをめくるたびに、深く染み入る・・・樹木希林さんの遺言

なんて魅力的な表紙なのでしょう。
有名な絵画を元に作られた樹木希林さんの本の表紙です。

そのタイトルは『樹木希林120の遺言』
サブタイトルは、死ぬときぐらい好きにさせてよ

樹木さんが生前に対談や新聞・雑誌のインタビューなどで語った中から、印象的なセリフをピックアップしたものです。

120ものセリフがあるわけですが、どれも心に染み入るものばかり。
飾り気がなく、ある意味素直に、素のままで、人間とはこういうものだ、夫婦とはこういうものだ、死とはこういうものだと若いうちから悟っていたのでは?と考えさせられました。

そんなどれもが琴線に触れるものばかりですが、その中から私が響いたものを2つ引用紹介させていただきましょう。

人のこと、「いいねぇ、あの人いいねぇ」って思っているうちに、だんだんだんだん、こっちが思えば、向こうもいいものをくれる。

樹木希林120の遺言

「いいねぇ」や「だんだんだんだん」という言葉の使い方に樹木さんの歩んできたものや考え方があらわれており、優しさにあふれているこのセリフが好きです。

嫌な話になったとしても、
顔だけは笑うようにしているのよ。

樹木希林120の遺言

「だいたい私は仏頂面だからこそ。」とのこと。
深いです。

人間関係や人生のとらえ方は、本当自分自身の在り様だなと考えさせられました。

人によって、また時期によって響いてくるセリフは変わってくると思います。あなたも樹木さんの言葉から、新しい気づきを受け取るかもしれません。


ぜひパラパラとめくってみてください。


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