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神戸在住|シニア|男性

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最近の記事

小説を読むことは自分には合わない

はじめに最近、読書を始めた。読書がようやく習慣になってきた。現在、「孤高の人」を読んでいるが小説は自分には合わないと感じた。自分には実用書や哲学書のほうが合っていると思う。 小説は娯楽か?小説を読んでいるときは小説の世界に入れる楽しさがある。小説を読んでいると映画のように自分の頭の中に映像が映し出される。小説を読むことも映画を観ることと同じような娯楽の一つのように感じる。 映画をたまに観る。映画は1作品を2時間程度で観れる。一方、小説は読むことに長い時間を奪われる。娯楽は

    • ゼロシューズ・ジェネシスの裸足感覚を再認識した

      はじめに2年前からゼロシューズのジェネシスという市販サンダルを使っている。 今年5月、ゼロシューズの新製品であるH-トレイルを購入したことで、ジェネシスの裸足感覚の素晴らしさを再認識した。 H-トレイルの購入理由昨年、六甲全山縦走大会でジェネシスを使ったが、終盤から足裏に疲れを感じ始めた。歩く動作には影響はなかったのだが、今後は長距離のトレイルでも最後まで快適に歩きたい。ゼロシューズから新製品として発売されたH-トレイルはソールが分厚い。ソールの厚みはジェネシスのほぼ倍(4

      • ゼロシューズ・ジェネシスの維持費はワラーチの1/3だった

        はじめにゼロシューズ・ジェネシスの価格はワラーチの材料費の約3倍であり、非常に高く感じる。今後もジェネシスを更新しながら長年使っていくための維持費について、ワラーチと比較した。その結果、ジェネシスの維持費用は意外にもワラーチの約1/3程度に抑えられることがわかった。 単価ジェネシスの定価は、ワラーチの材料費の約3倍である。 ジェネシス 定価:7,260円(2024年8月現在) 2022年に購入した時は、6,380円だった。現在は、円安の影響で値上がりしている。 ワラー

        • ワラーチからゼロシューズ・ジェネシスへ

          はじめに2015年からワラーチという自作サンダルを使っていたが、2年前からゼロシューズ・ジェネシスという市販サンダルに変えた。ジェネシスに変えた理由、評価、および現在の使い方についてまとめた。 ジェネシスに変えた理由ワラーチからジェネシスに変えた理由は次の2点である。 1. マンネリ化 2022年3月、使っていたワラーチのソールに穴があいた。これまでのように新しいワラーチを作ろうと思ったが、以前のように作ることにワクワク感がないだけでなく苦痛とさえ感じるようになった。

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          加藤文太郎という登山家がいたことを知る

          はじめに単独行者として登山史に名を残す、加藤文太郎という兵庫県出身の登山家がいたことを初めて知った。 兵庫縦断スピードハイク「スピードハイク」に関するサイトを辿っていると、兵庫県を縦断するスピードハイクの大会があることを知った。大会の正式名称は「拝啓 加藤文太郎 兵庫縦断176kスピードハイク」という。 大会名に「拝啓」という手紙の頭語と「加藤文太郎」という、自分の知らない人の名前が入っていることに少々違和感を感じた。上記の大会サイトで大会の趣旨を確認すると、加藤文太郎と

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          図書館で紙の本を借りて読む

          はじめに67歳の現在、ようやく読書をするようになった。学生時代からずっと読書を避けて生活してきたが、昨年、Kindle端末で電子書籍の読書を始めたことが意外な結果を生んだ。最初は電子書籍の目新しさと便利さに惹かれたが、徐々に電子書籍の読書にストレスを感じるようになってきた。このことがきっかけで紙の本の癒やし効果を発見した。 今年5月から、Kindle端末は使わなくなり、図書館で紙の本を借りて読書をするようになった。そして、3ヶ月が経った。 3ヶ月間の読書実績読んだ冊数

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          運動が苦手な人は人生終盤で覚醒する

          はじめに自分は運動が苦手で、若い頃からスポーツを避けてきた。そんな自分でも45歳からジムとランニングで身体を動かすことを始め、その後トレランを楽しんだ。最近はトレランからスピードハイクに趣向が変わったが、ジムは現在でもライフスタイルとして続いている。 運動が得意な人と、自分のように運動が苦手な人の人生を、独自の考え方で比較してみた。 運動能力の変化人生における運動能力の変化について、人生を序盤、中盤、終盤の3つに分け、運動が得意な人と運動が苦手な人を比較した。 序盤

          運動が苦手な人は人生終盤で覚醒する

          NotebookLMを自己分析ツールとして使う

          はじめに以前に自己分析を経験したことがある。その時に使った方法は多くの質問に答えるものだった。自己分析は自分と向き合う良い機会であったが、非常に労力と時間がかかる辛い作業だった。 この自己分析を、GoogleのAIサービス「NotebookLM」を使って行ってみた。 自己分析に使用したソースより自分と向き合いたいと考え、2021年12月からブログやSNSを辞めて、日記アプリDayOneを始めた。プライベートな日記である。 プライベートな日記は、公開ブログよりも自分をさら

          NotebookLMを自己分析ツールとして使う

          自分専用のAIを試してみた

          はじめに多くの生成AIサービスが乱立し急速にその技術が進化している。以前にChatGPTを試してみたことがあるが、自分には用途が見つからなかった。ChatGPT等の生成AIは基本的にインターネット上の情報を元にしているので、確かではない情報をもっともらしく回答する。語彙力は非常に高いが内容の信頼性は低い。 2024年6月、Googleの「NotebookLM」というAIサービスがリリースされた。このAIサービスは、自分だけのオリジナルAIデータベースが作れるサービスだ。自分

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          70代になっても歩ける脚を維持する

          はじめに徒歩圏に関する内閣府の世論調査から、70代以上の歩行能力の実情を確認した。 これまで自分の日常生活の徒歩圏は半径500m圏内だった。運転免許を返納してから、日常生活の徒歩圏は半径3km圏内に変わった。現在の徒歩圏を維持すれば、70代になっても歩き続けられるだろう。 徒歩圏の定義国土交通省の徒歩圏の定義は以下の通りである。 一般的な徒歩圏内閣府の世論調査より、普段の生活で歩いて行ける距離(徒歩圏)は、「501m〜1,000m」と答えた人が全体の約4割を占めている。(

          70代になっても歩ける脚を維持する

          木陰を持ち歩く

          はじめに6月も中旬になってきて、天気が良い日は外を歩くと汗が吹き出すようになってきた。日差しはすでに夏。直射日光の暑さを防ぐために日傘を買った。 日傘の目的一般に日傘の目的は紫外線対策と暑さ対策だろう。自分は紫外線は気にしない。タンニング(日焼け)が好きなので。自分が日傘を購入した目的は暑さ対策である。熱中症の予防にもなる。 雨傘これまで傘といえば雨傘である。雨傘は500円程度の透明ビニール傘を使っている。梅雨の時期は傘を使う頻度が多くなるが、梅雨は一年のうち1か月程度な

          木陰を持ち歩く

          足半ワラーチはスピードハイクで使おう

          はじめにワラーチを振り返ることで、足半ワラーチの魅力を再認識した。そして、足半ワラーチを、もう一度使いたいと思った。 裸足とサンダルは一長一短あり裸足は開放感があり気持ちが良いが長い距離のトレイルを歩けない。裸足で歩き続けると徐々に足裏がヒリヒリしてきて限界が来る。足裏の限界はトレイルの路面状態に大きく左右されるので一概には言えないが、自分の場合は5〜10kmで限界が来る。 一方、サンダルは足裏を地面との摩擦から守ってくれるので、40〜50kmの距離なら歩ける。その反面、

          足半ワラーチはスピードハイクで使おう

          ワラーチを振り返る(後編)

          前編からのつづき 3. 足半ワラーチ 2016年8月、戦国時代の履物である足半を参考にして、足半ワラーチを作った。しかし、次に作ったミニマルワラーチ(4項参照)が気に入ったので、この足半ワラーチはすぐに使う機会がなかった。 2018年8月、Mt.六甲トレイルラン10kmで足半ワラーチを始めて使ってみた。変化に富んだトレイルの路面の状態をしっかりと感じることができた。ただ、自然のトレイルでは快適だったが、道に砕石を敷いた箇所では歩くことも大変だった。 足半ワラーチは、裸

          ワラーチを振り返る(後編)

          ワラーチを振り返る(前編)

          はじめに10年ほど前、ベアフットランニングがブームの時期があった。自分もブームの影響を受け、ベアフットランニングを始めた。そしてワラーチという自作サンダルを履くようになった。 2年前から市販サンダルを履くようになり、ワラーチは履かなくなってしまった。今振り返ると、自分にとってワラーチは、本来の人間の足を取り戻すための支援ツールだったことに気付く。様々なワラーチを考案して作った。それらのワラーチを使うことで自分の足と向き合うことができた。そして、自分の足を理解し成長させること

          ワラーチを振り返る(前編)

          歩き旅の持ち物

          はじめに次回の歩き旅に備えるために、先月の歩き旅「東海道五十三次」の持ち物について、Draftsメモ、手書きメモ、写真などで振り返った。 持ち物ザックのポケット ザックの正面には、胸ポケットが左右3段づつある。左中段のポケットにiPhoneを入れ、落下防止としてザックに取り付けた紐に連結した。右上段のポケットには、500mLペットボトルを入れた。右下段のポケットにはハンカチを入れた。余った3つのポケットは、コンビニで買ったおやつやゴミを適宜分けて入れた。 ザック内上部の

          歩き旅の持ち物

          血液に教えられる

          はじめに高齢になってくると色々なことに制限が出てくる。献血もその一つである。 献血の年齢制限2020年12月、コロナ禍の影響で献血者が減っていることをニュースで知った。献血なら自分でも協力できるのではと思った。日本赤十字社のサイトで、献血に年齢制限があることを知った。63歳の時だった。間に合ったことが嬉しかった。 健康管理の手段献血は人の命を救うという重要なボランティア活動だが、それとは別に自分の健康管理の手段として活用することができる。 献血は健康でないと続けられない

          血液に教えられる