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ゼロシューズ・ジェネシスの維持費はワラーチの1/3だった

はじめに

ゼロシューズ・ジェネシスの価格はワラーチの材料費の約3倍であり、非常に高く感じる。今後もジェネシスを更新しながら長年使っていくための維持費について、ワラーチと比較した。その結果、ジェネシスの維持費用は意外にもワラーチの約1/3程度に抑えられることがわかった。


単価

ジェネシスの定価は、ワラーチの材料費の約3倍である。

ジェネシス

定価:7,260円(2024年8月現在)
2022年に購入した時は、6,380円だった。現在は、円安の影響で値上がりしている。

ワラーチ

材料費:2,000円前後(ざっくりと)

  • ビブラムソール #8338:1,500円前後

  • 真田紐 9mm幅、3m:500円前後

ソールの耐久性

ジェネシスはソールの耐久性が非常に高い。ジェネシスのソールの耐久性は、ワラーチの約10倍である。

ジェネシス

ジェネシスで使われているソールは、5,000マイル(約8,000km)の使用まで保証されている。(穴があくまでではなく1mmの厚みを残した状態まで保証)

ジェネシスのソールは約8,000kmまで保証

約1年半の間、普段履きとウォーク&ランで毎日使っていたジェネシスのソールを確認した。ソールパターンが摩耗で消えてしまっている部分はあるが、1年半でこの状態。これまでと同じ使い方で使い続けたとしても、あと2〜3年、いやそれ以上使えそうな気がする。

1年半使ったジェネシスのソールの状態

ワラーチ

ワラーチのソールの材料はビブラムソール #8338を使っていた。このソールの耐久性の仕様は不明である(見つけられない)。1,000km以上使えたという情報もあるが個人差があるだろう。自分の場合、四国歩き遍路の約800km地点で穴が開いた。これが自分が知る中で信頼性が最も高い最短距離の実績値である。ワラーチの耐久性のデータとしては、この約800kmを用いる。

自作ワラーチは約800kmで穴があいた

維持費

単価は、ジェネシスがワラーチの約3倍。ソールの耐久性は、ジェネシスがワラーチの約10倍。よって、ジェネシスの維持費はワラーチの1/3程度となる。

おわりに

2年前にワラーチからゼロシューズ・ジェネシスに変えたが、維持費の面からもジェネシスに変えて正解だったことがわかった。

良いものを買えば長く使える。初期費用はかかるが維持費が安くなるので、結果として生活コストを抑えられる例である。


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