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1986 鈴鹿8時間耐久レース観戦 その3

話題はTECH21とチームシンスケ

出店が開き、やっと食べ物にありつけてひと安心、天気は快晴。
その2でも触れたブリヂストン BATTRAXのコーナーにキャンギャルが立っています。余りにかわいく、カメラ小僧でもないのに、1枚写真を撮りました。
「確か、昔のクラブの会報に写真を掲載したはず…」と、探したらありました。
名前は小林古都ちゃん。当時はまだワープロが普及していないので、手書きの会報でした。キャプションには「ボラギノールのCMにも出ている」と書いてありました。ぱっつりのほっぺがかわいらしい。会報の写真なのでカラーでないのが残念です。

何度見てもかわいい古都ちゃん

検索したら、名番組11PMのカバーガールもしていたのですね。時代を超えて今でもかわいいです。
歩いていると、ある人に目が止まりました。KENZチームでスズキのRG500Γで参戦していたチームの社長。実は、私の従妹がそのチームのレースクイーンに応募して合格、審査の時に私も同行していたから顔を覚えていました。「○○の従妹です。今日は8耐を見に来たんです」とあいさつ。こんな事があったのはずっと忘れていました。
実はオートバイのクラブの先輩がこの8耐にプライベーター参戦していて、予選落ち。後でその様子を聞いたら、エンジンバラしたらバルブが少し曲がっていた、だけどそのまま組んで走った。と言っていました。おそらく経済的な問題だったのでしょう。
当時はバイクブームで凄い人出。ヤマハのワークス参戦、イケメン平 忠彦、チームシンスケ、こちらもイケメンのモリワキの宮城 光、世界の名だたるGPライダーも多くが参戦するとあって、盛り上がりは凄かった。
現在、光君はモビリティーリゾート もてぎで動態保存等の仕事をしています。そしてマジ軽ナットの特許を持っている友人の後輩です。
その26年後の「鈴鹿50周年記念イベントの秘密のパーティー」については、後で書きます。これを知っている人はごくごく僅かしかいません。
名だたる伝説のライダーがそのパーティーに大集合したのです。
人によりますが、大方の人は自分が好きなメーカーや選手で応援していたと思います。もちろん、話題性だけで見に行った人もいるでしょう。
当時、カワサキに乗っていた私は応援チームはカワサキ。でも、セミワークスともいえるヨシムラ、選手としてプライベーターの松本憲明氏は、レースの為に定職に付かずアルバイトで資金を溜めていた。そのライダー根性を応援していたのです。
前回書いた通り、買ったシャツはMr.Hiro(和田将宏、モリワキエンジニアリング。モリワキのシャツは縫製が凝っていて、生地も良く何年も着られました。
この頃からコカ・コーラがスポンサーの冠になっていて、飲み物はコカ・コーラ製品がメイン。当時はミネラルウォーターの販売はなく、灼熱だったから困りました。甘い飲み物だとすぐに喉が渇くでしょう?
そうしたら、1.5L位のプラ容器に麦茶を入れて冷凍しているのを売っていて、3人で「これだ」と早速購入しました。砂糖が入っておらず、凍っているから体を冷やせて、それが長持ちするからです。
当時はスポーツドリンクの重要性はまだ広まっていなくて、買う事はしませんでした。どこで観戦したか思い出そうとしましたが、人がいっぱいで2コーナーを過ぎたあたりで観たのだと思います。

矢印のあたりの最上部で観戦

観客席があり、その一番上の方に陣取りました。レース前からものすごく暑く、当時はスポーツウェアの有効性も知らずに、中にTシャツ形状のメッシュ、その上にTシャツを着ていました。ところが暑くてたまらず、Tシャツだけを脱ぎました。レースが終わったら、肩が網の目状に日焼けしていましたww。酷暑は昔からあったのです。
その暑い中で当時は2交替で8時間を走りぬく。まだ空冷のマシン、2ストロークもありました。他人事だけれどライダーは本当に大変だと感じました。そろそろスタートです。

レースでは、燃費やタイヤの持ちが勝敗に大きく影響します。8耐でもラストラップで燃料切れというアクシデントが何回もありました。タイヤがタレてハイサイドで転倒もよくあります。
自動車レースでは静電気の除電は当たり前。マジ軽ナットを付けると、タイヤの転がりが良くなるのはもちろん、ゼブラゾーンのような段差の乗り上げ時のショックが緩和される、当たり前ですね。
ちなみに、技術協力している工業高校では、マジ軽ナットシリーズを採用してホンダのエコマイレッジチャレンジに参戦しています。エコラン参加校でこの除電技術を採用しているのは現在2チーム。
この高校はソーラーカーレースで優勝経験もあります。レースとしてはソーラーカーは無くなりましたが、8月に鈴鹿サーキットで最後の試走会をするそうです。

ソーラーカーレースでの優勝経験あり。エコランではマジ軽ナットシリーズで除電スペシャル

前顧問のN先生は「もっと早く、マジ軽ナットと出会いたかった」と仰っていましたが、最後の試走会でその夢が叶います。
学校のOBが集まり、その試走会に向けて準備をします。前顧問の先生が、まだ除電チューニングを知らない教え子達に除電の効果を周知するそうです。
おそらく、いつも通りマジ軽ナット あり/なしで自転車に乗ってもらうのでしょう。
先入観がないよう、一切説明なしにそれで試乗してもらった動画です。ロングバージョン版もあります。

このように、自分の足で転がり抵抗が減るのがはっきり分かるから、納得する。「なんだ、これは?」とか、「こんな小さいので?」、「こんな技術があったのか!」など反応は様々ですが、自動車科だから元々興味がある、興味があるから面白い。先生方の間でも除電チューニングが広まっています。
タイヤにはもちろん、マジ軽ナットタイヤ用。それから、太陽光発電パネルで発電した電気をモーターまで配線で流すので、「配線も除電して下さいね。効率が良くなりますから」と伝えてあります。モーターも除電するようにお伝えしました。
回転する部品には特に多く静電気が発生して帯電します、なので洗濯機やエアコンの室外機には必ずアースするようになっていますね。
実は、静電気の除電は乗り物よりオーディオの方がはるかに進んでいます。
静電気を除電すると、電量の流れが安定するのでノイズが減り効率が良くなる。本当のオーディオマニアなら、絶対知っています。
自動車業界はまだまだ。少し効率を上げるのに何億円もの開発費をかけるなら、マジ軽ナットシリーズをちょちょいと取り付ければポケットマネーで済むのにねぇ。

この夏にHondaスーパーカブで日本一周をする方に、マジ軽ナット タイヤ用のモニターを募集します。週に一度取り付け、取り外しをして、Xにインプレッションを投稿するだけです。
詳細はお問い合わせ下さい。
・タイトル写真は鈴鹿サーキットホームページから引用


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