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TOPIK最上級に小五がチャレンジしてみた

なかなか、海外にいけないですね。グローバル展開している会社におりますが、パスポートにハンコを押されない期間が一年を超えようとしています。バイリンガルも海外に長いこといかないと外国語を話さないので、少し話す能力が低下します。日本語も然りで、会社に出ていかないで、家に篭っている時間が長いと日本語もだんだん話せなくなってくるのは気のせいでしょうか。☺️

さて、韓国語韓国語能力検定(TOPIK)についてです。将来韓国でも進学や生活する可能性がある子供達ですので、英語であれば英検試験を受けるように、韓国語もTOPIKと言うものがあります。韓国生活である程度、韓国語も学んできましたので、実力確認も兼ねて、試験を受けてもらうようになりました。調べてみると、大学を受けるにあたり3,4級が必要で、5級は?どのレベルなんやねんと言うことで、TOPIKのHPを確認したところ、(専門分野においての研究や業務に必要な韓国語をある程度理解と使用ができ、政治・経済・社会・文化などの全般に渡った身近なテーマについて理解し、使用できる。)「おお、大学院レベルか?」と言う感じですね。

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TOPIK試験当日、大学の試験場に足を運ぶと、韓流ファンっぽい感じの人が多いのか大人の女性がかなりを占めています。英検とは雰囲気がかなり違います。そこの上級クラス試験場にTシャツ半ズボンの小五がフラッと着席すると、相当違和感があるのか、なぜここにいるのかと言う雰囲気でみなさんジロジロみられます。

とにかく、初めてのことなので、やってみるしかありません。小学生もあって教室まで保護者付き添いで伺うも試験は本人が受けるもの。そそくさと教室から出ていくのですが、試験の終了が4時間後??。入室12:30終るのが16:30。こんな長い試験があるのかと思えるほどの、長丁場です。小五の子が、試験は元より最後まで座っていられるのかと言うところで心配になります。まー韓国での生活も貴重だったし、3級でも受かればと言う気持ちではありました。(TOPIKの採点は結果の点数により、段階が決まる。最高6級)

待つこと4時間、ほぼ疲弊レベルの小学生がなんとか、試験最終まで座っていることができ、お姉さん方に紛れて試験場の門から退出してきました。「がんばったね。」と言うしかありませんが、気の毒と言うか。この試験を受けさせてしまい、申し訳なくも思ってきてしまいました。

さて、3ヶ月ほどたったある日、ほぼ忘れていた、試験結果が届きました。「まー三級受かってたらいいね。」みたいな雰囲気で家族が試験結果を確認します。そこには3という文字はなく、あれ?まさか、4級? でもありません。そこには、なんと判定「5級」と刻まれていました。何かのミスではという疑問もありましたが、韓国で2年半、在住して、一から韓国語を学んだ成果がこのような結果につながったのかなという、喜びと納得の結果でした。

5級というと、外国人枠での大学入試が可能になるとのこと、韓国での生活は本人にとっても結構大変でしたが、今後進路を決めていく上でも、選択肢が増えるチケットのようなものになるらしく、これは、貴重な経験となりました。

感じたことは、やはり語学は一気に断続的にやること、発音を固めるのであれば若い時がベター、物心つく前に学習すると語学学習というよりは、言語の学習として捉えるのか、吸収力は相当早いと感じられます。学ぶ時期は人それぞれですが、中学から英語っていうのは、私自身を見て、結果がこうなんで、「なし」だなと実感しています。ストレスなく外国語を習得する方法は何なのかなと改めて考えさせられます。