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バイリンガルが就職や経営者として圧倒的に有利な理由

まず、日本人が一年以上留学をするケースが、学年あたり毎年100万人程度いらっしゃる中で、1000人程度しかいないというデータがでています。体験留学的な短期留学者は6万人もあるなかでのたった千人です。

まともに外国語を学びに留学をしに行く人が学年あたり、ざっと1000人に一人の割合なんです。ということは、現地の言語と文化を理解して、戻ってくる人というのは、その時点で希少逸材になってしまうということになります。

僕ごとですが、現地の大学院をでて就職活動をしたところ、15年前、初任給がいきなり35万ももらえたので、ちょっと驚いたのを覚えています。残念ながら、長いこと海外でい続けると、日本社会不適合な場合なケースもあるようですが、僕はギリギリなんとかクリアーできて入社に至りました。(ここは超えなければいけないハードルになります。)

且つ、いまだに、なんだかんだいっても、GDPは世界第3位の日本であるが故に、バイリンガルがやる仕事は無尽蔵にあるにもかかわらず、世界に売り込む、商社マン、営業マン、通訳者・・・が、あまりにも少ないということが言えるのではないでしょうか。

ある逸話ですが、米国の会社であるMACからマックへ移った方ですが、経営手腕が買われたというより、英語ができて、経営できそうな人って日本に数人しかいないがゆえの人選だったとも聞いたことがあります。

とにかく、英語を話せて、経営ができるとか技術を持っているとか、僭越ながら、僕のように外国語を話せて、理系であるとかいうのが日本国の1億人からすれば、限られてくるので、性格とかはさておいて、選定せざるをえないレア人材に否応でも、なっていくということが考えられます。

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そういう中で、国境を超えて取引するビジネスは無尽蔵に増えていきますし、少子化でプレーヤーも減っていく中で、しっかり外国語を学び、国境を超えてビジネスができる人材というのは、希少性をどんどんます一方であるともいえるのではないでしょうか。

もちろん、外国からも優秀な留学生がどんどん流入はしてきていますが、まだまだ、ガラパゴス的、商習慣を持っている日本で、活躍するには、面倒な、日本の秩序や空気を読めないとビジネスを進めるには困難が生じたりもするので、その辺は、結構、参入障壁が高い国という国でもあります。

そういう意味で、日本の教育を受けて、留学または、帰国子女と呼ばれる人たちは、今後もレア度は増すばかりで、するべき仕事も無尽蔵にあると思われます。そういう国境を越えるマーケットやサービスがあることを見ていると、起業して、誰かの役に立てたり、少し通訳をするだけで、会社間のつなぎ役になったりと、活躍する場もたくさんありますし、それを、企業のサービス化していくことで、会社を起こしたりするということも言えます。

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そういう私も、会社勤めをしながら、十分にやっていけると認識して、起業してしまったんですが、日本の会社ルールが微妙なままで、GOしてしまった経緯があったんですが、なんだかんだで、会社として成長していき、優秀な人たちが入ってくる中で、社会に認められる会社として、形になった経緯がありました。

感じることは、国境を超えているビジネスをしているので、競争が相当限られてしまうところです。人口が減っている日本で、企業は、新しい何かを生み出すために切磋琢磨をしていますが、国を超えてビジネスをするとなると既存の日本の素晴らしいコンテンツや商品を外に出す作業をするだけでも価値がありますし、海外の素晴らしさを日本に持ち込むという作業にも付加価値が相当見出すことのできる者が、無尽蔵に残されています。

ビジネスの種は無尽蔵ながら、本当の意味でのブルーオーシャンはここに存在しているのではと感じて、日々お仕事をしています。言葉の壁を超えて、人の役に立てていれば嬉しいんですが・・・。