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なみのたたかい〜大阪リベンジャーズ〜

やりたい事が纏まってきたが、時間を上手く使えずヤキモキしてます。
煮詰まった時は旅に出る。
ゆうても大阪から神戸、とは言えうちはほぼ和歌山やから中々の旅になる。
思いつきで仕事帰りに神戸でホテルをとり、1人阪神電車に揺られる。
職場はなんば、いろんな行き方を模索したけどこれが一番電車空いてて安い。古い線路は音が大きい、揺れもあるのは思い出せば毎年10月には1人で岡山から「特急やくも」に乗って出雲まで旅に出ていたからだ。
あの電車、酔うのよ。でも小泉八雲好きなんよ。

どうでもいい事考えてたら、阪神三宮に到着。
午後10時の神戸はまだまだ宵のうち。
ガス燈に照らされながら高架下で皆んなに酒を片手に大騒ぎ。
ぶらぶら歩いてお好み焼きをテイクアウトしてホテルにチェックイン。
さっさとシャワーを済ませて、まだ暖かいお好み焼きに花鰹をぶっかける。熱さと湯気に合わせて軽く踊るそれを楽しみながら壁付きの大きなテレビを操作する。

アニメは苦手。
ずっとそう言っては紙の本で読み続けてたが、これが自分の幅を狭めている気がして、ネットテレビでアニメを観た。

「東京リベンジャーズ」

そうそうちょっと観たかったの、どっちかゆうとコミックスの方が絵が綺麗で好きだけど。
鉛筆の芯の太い部分で「ガリガリ」と描いたような、この和久井先生のラフなタッチが好きで、いつも本屋の平積みを眺めていた。
ヒロアカの堀越先生の鉛筆画も好きだけど、堀越先生は尖った芯で「シャカシャカ」してる。
なんにせよ、漫画家の人が鉛筆で描いた落書きのようなラフ画が好き、そして絵を描く事が好きなんだなぁと感じる先生が好き。

コミックスは置くとこ無い問題があるので、とりあえずアニメでシーズン1を観た。

アニメが苦手な理由は、ノリが無理。
ギャグシーンのノリが独特で、あのテンポとか絵柄にイラッとしてしまう。
別に大阪で育ったから笑に五月蝿いとかそんなんやない、センスとテンポの違い。
あと、作画が乱れるのに耐えられない。
クオリティが低い回とかもう真剣に見れんもん。
でも最近は作画の乱れ少ないよ?とアニメ派の友人に聞き、ほんまかいな?と当時大流行りしていた「鬼滅の刃」を映画館に観に行った。

煉獄さんを推していた事もあったし、推しの天晴れな死に様を巨大スクリーンで鑑賞するのは有意義で誉れ高い時間だったし、心配事を払拭してくれた。
音声と動きが技の迫力を後押しし、技を出す度にBGMがつき、臨場感が増す。
善逸の技かっこよかったなぁと、号泣する人達の間を抜けて意気揚々と劇場を後にした。

本来ならじっくりとコミックスで作者と対話するように読みたいが、全てをそうするには時間がない。アニメはその悩みを埋めてくれる素晴らしいコンテンツ。
よし、いざ参らん!

結果、8話までホテルで鑑賞し、その日は有意義に29階の展望レストランで朝食を食べて、駆け込みでミイラ展を鑑賞、1人で3時間近くいた。
カッコ良すぎるbookmarkを手に入れ、次の日からの連勤に備えて早々に帰宅。

「大英博物館ミイラ展」より

連勤を終えると、ワクチン3回目。
連日の疲れとこの1ヶ月あまりまともに休息を取ってなかったおかげで、10時間睡眠をとりワクチン接種。
そして帰宅後、東京リベンジャーズのシーズン1を最後まで観た。
感想としては、とりあえず・・・喧嘩するなら圧迫止血くらいは覚えよう?応急処置の早さで助かる命はあるから「何も出来ない!」と泣くよりさ、タケミッチ、まず圧迫止血と救急車だ。

キャラが魅力的で、個性があってお洋服が好きなんだなぁ、作者は!と楽しかった。
でも実際の東京を舞台にしてるならもう少し内容にリアリティ欲しいところが少し残念。
最近のヤンキーはオシャレなんですな。
この話はアニメより漫画だな、内容よりもキャラ読みしながら衣装楽しみたい。

アニメが苦手だったけど、見事に覆してみせたぜ。
因みに今のところ三ツ谷くんが推しです。

「東京リベンジャーズ」公式Twitterより

作品見る前は、絶対マイキー好きだろうな!と思って見てたのに意外なところへ逸れました。中2で特攻服仕立てるとか半端ないポテンシャル。
不良しながら学校生活も楽しむ、喧嘩も強いし情が深い。いい男やねー。

あと漫画がいい理由は個人的にバイクとか乗り物の描き込み好きだからです。

コロナ休暇2日目の今日は、怠さと目眩のなか「BANANA FISH」を観てた。
ずっと気になってたけど、こちらは絵柄はアニメの方が好きやなー。

TVアニメ「BANANA FISH」より

噂には聞いていたけど、よく作り込まれた話で1話目から驚き。清水玲子先生の「秘密」と同じくらいの綿密さで引き込まれます。
ちなみに「秘密」も好きすぎて、実写映画も観たけど、薪さんの役が生田斗真くんで。
斗真くん好きやけど、薪さんと言えば華奢で芯が強いのに儚いイメージでフラッと倒れたりするのに、斗真くんだと踏ん張れそうなのでなんか薪さんじゃなかった。
話は逸れたけど、きっとBANANA FISHは何度も見たくなるから漫画で揃えるか。

いやもうあんさん、本棚無理でっせ。

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