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【旅行記】首都圏発!サクッとオトクに静岡1泊2日_(1)奥大井観光の名所・川根本町

 12/24-25のクリスマス週末。岬好きな私が行ってみたかった「御前崎」を目指して冬晴れの静岡を満喫してきました!
 何度も行っている静岡県ですが、新たな魅力を発見した一泊二日の旅。とってもオトクな旅になりましたよ。

■7:10 品川発 ひかり501号 岡山行

 今回のアクセスは静岡駅まで新幹線で行き、レンタカーを借りることにしました。
 品川から静岡までは、たったの52分!むちゃくちゃ近いですよね。私は会社まで70〜80分なのでそれよりも速いってこと!(東京勤務のサラリーマンは通勤大体60分以上かかるので平均値。)

 車で遠出もする私達ですが、帰りの渋滞を考えると面倒。トータルで考えたらコスパが良いんじゃないかと新幹線+レンタカーにすることにしました。レンタカー屋さんは8:00から開いているので時間的にも不自由ありません。

新幹線の窓から見える富士山

■8:02 静岡駅到着

冬晴れの静岡駅

 ちょっと居眠りしたら静岡到着。いやー早いわぁ。空はきれいな青空が広がる冬晴れ!
 静岡駅近くでレンタカーを借りたら出発です。まずは「川根本町」へと向かいました。国道362号線の山道を70分。かなり山道だったのでファミリーには不向きのルート。大きめの車も☓です。

■10:00 道の駅 フォーレなかかわね茶茗舘

 和風な建物が並ぶ雰囲気のある道の駅で情報収集。川根本町はお茶が特産の静岡県の中でも高級ブランドとされる「川根茶」の産地です。こちらは川根茶がコンセプトの道の駅だそうな。

道の駅 フォーレなかかわね茶茗舘

 売店にはずらりと並んだ川根茶製品。農林水産大臣賞を受賞した高級な銘茶からかわいい紅茶まで。 ブランド川根茶の品揃えがとにかく凄い!川根茶買うならここの道の駅がベストではないでしょうか。川根茶を川根本町で買うってのが旅の醍醐味ですよね〜。

■川根本町のLINEクーポンがオトクすぎ!

 売店のお姉さんにお茶製品について說明していただき、せっかくなので農林水産大臣賞のお茶と仕事のお供用に紅茶を購入することにしました。
 すると「2000円以上購入してもらったから、クーポンで1000円割引になるよ。」とお姉さん。
 12/8から始まった川根本町の公式LINEクーポンは町内のいろんな施設で割引が受けられるんです!

   道の駅フォーレなかかわね茶茗舘の売店では2000円以上で1000円引き。つまり半額なんです!
 そう、、クーポンがむちゃくちゃお得でびっくり!!割引率がハンパない!!
 売店のように最大半額なのはあたりまえで、たとえば川根本町が誇る日帰り温泉施設は入浴料300円のところクーポンを使うと300円引き!
 引きっていうか無料。「やり過ぎクーポン」な川根本町のクーポン。オトクすぎて申し訳なくなりました、、、。

■10:15  道の駅 奥大井音戯の郷

 川根本町の観光として重要なのが、かの有名な「大井川鐵道」。川根本町は2022年9月の台風15号で大きな被害を受けました。静岡の街が水浸しになっているニュースも記憶に新しいのではないでしょうか。
 大井川鐵道も甚大な被害を受け全線運休に。今もなお一部区間では復旧しておらず代行バスが走っています。

大井川鐵道 千頭駅の転車場

 こちらの道の駅は大井川鐵道の人気のアプト式列車の始発「千頭駅」のそばにあります。
 転車場にはすっごく可愛らしい客車たちが列をなしていました。えーこんなに可愛いの!?と驚くサイズ感にびっくり

道の駅で客車に乗れます

 道の駅には客車があって自由に乗り込むことができます。かわいい〜、大井川鐵道のりたくなるー!

■11:00 寸又峡温泉

 道の駅からさらに北上することおよそ20分。またも山道を抜けると寸又峡温泉という温泉地にたどり着きました。
 人気アニメ「ゆるキャン△」でも描かれた場所で、ファンの聖地になっているそうです。

 こんなに山奥の温泉地にも関わらず「稼働している温泉地」という印象を受けます。
 やはり大井川鐵道、紅葉の名所、星空の名所、ゆるキャン△など観光地として人気が高いことが感じ取れました。

■ランチ 紅竹食堂の渓流そば

 温泉の前にランチ。「紅竹食堂」さんは、食べログで寸又峡温泉ナンバーワン高評価の人気店です。外には出汁のいい香りが漂っていましたが、外観は昔から観光地にある蕎麦屋な風情で若い人や女性にはちょっと入りづらいかも。

紅竹食堂

 中に入ってみると、店内は広くて明るく、清掃が行き届いています。外観からはいい意味で裏切られました。

明るく清掃の行き届いた店内

 こちらのお店の名物は「渓流そば」なるもの。紅竹食堂さんはゆるキャン△でまさに出てきた食事処で、漫画では渓流そばを食べているそうです。
 ゆるキャン△が好きな部下に写真をLINEするうちの夫。川根本町はとにかくゆるキャン△だらけです。

ゆるキャン△の聖地でもある紅竹食堂

 オーダーは、名物の渓流そば(温)と店員さんオススメの自然薯のとろろ汁+ライス、きのこそば(温)。
 渓流そばは、やまめの唐揚げ・山菜・天ぷらが乗った見た目も豪華なおそば!たしかにこれは映える!いなごの佃煮も付いてきます。

これが渓流そばだ!

 少し甘めのつゆに細めのおそば。川魚の唐揚がとっても美味しい。川魚好きも納得の味!添えられたレモンの酸味があっさりしてくれていい仕事をしています。これは間違いなく名物!

 夫が頼んだ、きのこそば、とろろ汁+ライスはこんな感じ。自然薯も川根本町の特産品らしくて、濃〜いとろろが本当に美味でした! 

きのこそば、とろろ汁

 渓流そばに付いてくる「いなごの佃煮」。
 私はいなごを食べたことがないので、初めて食べてみることにしました。
 感想は、、と言うと「全然平気!」。大丈夫やろうなーとは思ってたけど、全然美味しかったです。

 どこかに懐かしさを感じたパリパリ感。

 なにかに似ている。。。あぁ海老じゃないか!エビアレルギー持ちな私。いなごの佃煮を食べていると海老の天ぷらの甲殻のパリパリ感の記憶が蘇ってきました。

 朗報です!エビアレルギーの方はイナゴであの食感が味わえます!!ちなみに苦手な方は伽羅蕗にも変えれるのでご安心を。

 紅竹食堂でももちろん川根本町クーポンが使えます。1000円以上で500円引き。二人とも1000円以上なので、合計1000円引きに。3000円食べて1000円引きはデカすぎる。

■12:00 夢の吊り橋

 ランチのあとは寸又峡温泉の観光名所「夢の吊り橋」へ。
 と言っても、台風15号の被害を受けて周辺の道が崩落。復旧作業が行われていますが、まだ通ることはできませんでした。上の方の遊歩道から眺めることはできる、ということで往復45分の散策へ。
 眼下には山々を縫うように流れる青い川と、白い河原のコントラストが美しい絶景が広がります。

山を縫うように流れるメラルドグリーンの川と白い河原

 本来ならこの道を下って夢の吊り橋へ向かうようです。絶賛工事中の音が辺りに響いていました。
 遠くからでも、エメラルドグリーンの湖面と一本の吊り橋がかかる風景の美しさは一目瞭然。山々が赤く染まる紅葉の季節、そりゃとんでもなく絶景に違いありませんよね。

一本かかる吊り橋は絵画のような美しさ

■13:00 日帰り入浴:翠紅苑

 散策で冷えた体を温めるため温泉へ。寸又峡温泉にある旅館では日帰り入浴が可能です。翠紅苑さんという旅館に立ち寄ることにしました。

旅館 翠紅苑

 クーポンで入浴料は無料。恩恵あずかりすぎ。
 寸又峡温泉は単純硫黄泉に分類され温泉らしい硫黄の香りが楽しめます。特徴はpH。pHがなんと9.1でトロっとした肌触りのいわゆる「美人の湯」です!うれしいね!
 先客がすぐ出られたので、温泉独り占め状態。温泉成分をたっぷり浴びさせて頂きました。

白珠の湯

■川根本町最高!

 とってもオトクに楽しんだ川根本町。人も景色も温泉も食事も大満足。ほとんど前知識無しでやってきましたが、とっても良いところでこんな素敵な場所があったんだ!とびっくりしました。大井川鐵道もあるし、夢の吊り橋も通れていないし、星空も見てみたいです。川根茶も飲みたいな!
 川根本町めちゃめちゃいいとこです!

以上、川根本町編はここまで。つぎは御前崎へ〜!


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