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【旅行記】名湯 鳴子温泉郷と宮城グルメの旅(前編)

 みなさんこんにちは。お出かけ大好きTRIP_YUKOです。2月の3連休は東北新幹線で宮城県へ。訪れたい名湯のひとつ、鳴子温泉郷に宿泊してきました!
 今回の旅のテーマは「積み残しの解消」。これまで仙台には何度か来ていますが、まだ行けていないところに行こう!というのが今回の旅のテーマです。


7:56 東京駅(はやぶさ103号)で仙台へ

 我が家にしてはかなり遅めの出発。はやぶさで仙台に行き、ローカル線に乗り換えて多賀城跡に向かいます。夫が押しそびれている100名城スタンプ@多賀城跡を押すために。

10:05 駅間違えた!仙石線 多賀城駅

多賀城跡の最寄りは多賀城駅ではありません。
国府多賀城駅です

 仙台駅で在来線の仙石線に乗り換えて、多賀城駅で降りました。多賀城駅前はキレイな町で駅の隣にはオシャレな蔦屋図書館もあります。

蔦屋図書館

 素敵な町だなぁと言いつつ、Googleマップで多賀城跡までのルートを検索する。
 …やべぇ、最寄り駅じゃない😱😱😱

 多賀城の最寄りは仙石線ではなく、「東北線の国府多賀城駅」だったのです。
 多賀城駅から最寄りの国府多賀城駅まで約2.5km(徒歩30分強)の距離。さらに多賀城跡のスタンプは城址の最北にあり、国府多賀城駅から更に徒歩20分。都合、徒歩50分かかります。
 歩くのは、さほど苦ではない我々といえども時間のロスです。

11:00 辺鄙な多賀城跡

 今年、創建1300年を迎える多賀城。門など色々と復元するようで、周辺では工事をたくさんしていました。私は昔15年以上前に来たのですが、ただの原っぱだったような気がするし、全く見覚えがありませんでした。

 スタンプを無事に押して、多賀城跡からはタクシーGOで本塩釜駅までタクシー乗車しました。GOが使えて助かった!!

11:45 寿司の激戦区 塩釜で寿司を喰らう

 今回の旅のコンセプトは「積み残し解消」。それが「寿司の激戦区 塩釜でお寿司を食べること」。塩釜訪問は長年の積み残し課題でした。

 新卒で入った会社の先輩に、塩釜出身の方がおられて、15年以上前から「仙台観光するなら塩釜でお寿司」と言われていました。
 塩釜は1平方メートルあたりの寿司屋の数が日本一(=世界一)なのだそうです。
 ずーっと頭にあった旅の目的ですが、観光定番の仙台市とは違う街まで出かけるのはイメージ的にもなかなか難しく、積み残しとなっていました。

鮨 しらはた

 Googleマップで塩釜のお寿司やさんを検索すると漁港の近い本塩釜駅周辺に寿司屋がたくさん出てきます。
 想像を超える寿司屋の軒数と、その中身は高評価ばかりで選べません…!

 タクシーの運転手さんから、テレビでよく取材されるのが超有名店の「すし哲」で、すし哲さんのご兄弟がなさっているのが「鮨しらはた」と教えてもらい、検討の末しらはたに入ることにしました。

鮨しらはた

 明るい店内に高級感のあるカウンター、間仕切りのある3-4人用のテーブル席があります。大変大人なお店✨カウンターは満席。間仕切りのあるテーブル席に案内頂きました。

付き出し 帆立の貝紐の白味噌和え

 注文は、上にぎり(3,200円)と特上にぎり(4,250円)、きゅうり巻(300円)、メヌケの味噌汁(480円)。

 そしてお酒のメニューで目に入ってきたのが「阿部勘」。私阿部勘好きですー!美味しいですー!😆

 スタッフのお姉さんが「阿部勘なら、まだ新酒の限定酒がありますよ。」ということで新酒の限定酒をいただきました。

純米吟醸かすみ生酒 阿部勘

 阿部勘は東京の(私が行くような)ごはん屋さんではほぼ見かけることがなく、仙台に来たら飲めるお酒のイメージがあります。
 日高見や乾坤一はあっても阿部勘はなかなかないんですよね〜。阿部勘は少量生産のため、出回っている量が少ないのだそうです。
 
 阿部勘の限定酒、めちゃくちゃ美味しかった!
微泡を感じる口当たり。クセのないまろやかな味わい。これは塩釜に来なきゃ飲めなかったでしょう。これこそ旅の醍醐味
 
 そしてやってきました、お寿司!!大皿に乗った粋な美しいお寿司です。上品。

特上にぎり(4,250円)

 特上にぎりは、いくら、生えび、ウニ、大トロ、タイ?、マグロ、帆立、サワラ?、あなご、数の子、タマゴ。
 ちょっとウニと大トロのヤバさ見てほしい🕵‍♀

三陸ウニやばーー!
大トロ 見てるだけで溶けそう!

・いくら 粒がデカい。一粒一粒が濃厚でつまみにしたいと思ったけど、寿司として食べたときの美味しさが抜群!!完璧に考えられた配分。

・数の子 粒がハラハラと解けていく。塩味が控えめで、特有の数の子臭さは感じられずとっても上品。

・大トロ 口に入れた瞬間溶けていく大トロの脂。後に残ったシャリが、より美味しく感じる。余韻がすごくて大満足の一貫。

・あなご これは穴子ですか?と聞きたくなるほど今まで食べた穴子とは別物。概念変わります。

・まぐろ 一番驚いたのがマグロ。めちゃくちゃ美味い・・!また食べるなら大トロよりもマグロを選ぶかも。

 ほんとに、ほんとにどれも美味しい!!寿司のネタが上質なのはもちろん、シャリが美味い。だけど、それだけじゃ説明がつかない、それ以上の美味しさを感じます。
 もうね〜・・・寿司の「技術」が違うんでしょうね。塩釜で寿司はほんっとに間違いないと思いました。仙台から30分で行けるのでぜひ塩釜までお出かけしてほしいですね。最高のランチを頂きました!

12:15 浦霞ギャラリー、阿部勘酒造店

 仙石線の本塩釜駅から東北線の塩釜駅まで歩く道中、浦霞ギャラリーへ。浦霞と阿部勘は塩釜に酒蔵を置く酒造なんですね〜。

浦霞ギャラリー
阿部勘酒造

 阿部勘酒造のそばには「鹽竈神社」。急な階段は迫力!!あまりの傾斜に登る気が起こらず下から眺めるだけ。

鹽竈神社

13:02 塩釜駅から鳴子温泉郷へ

 今日の目的地「鳴子温泉郷」へと向かいます。1日2-3本の東北線。

時刻表
 塩釜駅

−硫黄の香りが漂う 鳴子温泉

 2時間半かけて鳴子温泉に到着。
着いた途端に硫黄の香りがスゴイ!!別府、霧島、草津くらい、香りがします。
「THE・温泉地の香り」に気分も高まります。この香りをいい香りと楽しめたら大人ですよね。

−鳴子温泉観光ホテル

 今回宿泊するのは鳴子温泉郷の鳴子温泉にある「鳴子観光ホテル」。鳴子温泉は小さいエリアに旅館が密集しているのでどこの旅館も便利。シャトルバスも各旅館が出してくれているので足が不安な年輩の方にも良さそうです。この日は還暦同級会の団体さんも入られていて、みなさん楽しそうでした😊

鳴子観光ホテル

−鳴子温泉の温泉街を散策

 鳴子は「こけし」で有名な町。温泉街にはこけしやさんがいくつもあります。
 町なかにある手湯は気軽に温泉が楽しめるスポット。熱めの湯で手を漬けると気持ちがいい。手がサラサラになって温泉の効能を感じます。

初めて見た こけしやさん
手湯 浸かったあとは手がサラサラに
通りにはお店が並ぶ
鳴子温泉名物の公衆浴場 滝の湯

17:00 大浴場で温泉タイム♨

 夕食前に大浴場で温泉タイム。
 硫黄泉の香りと、白濁したお湯は温泉気分を更に高めてくれますね。湯の花もいい感じに舞っていて、とってもいいお湯です。
 香りほどは硫黄成分は強くないようで、強すぎずちょうどよかったです。適度に入ったり出たりをして、湯あたりもすることなく温泉を満喫できました。鳴子温泉は泉質が良いに納得!

18:30 オールインクルーシブな夕食

 夕食はホテルの食事処にて。オールインクルーシブになっているのでお酒も込み込み。日高見や阿部勘も料金に含まれていました。
 いつもお酒代が別途かかる我が家😅そう考えるとかなりコスパの良いホテルでした。
 シニアスタッフを多く雇用されていて、みなさん対応も優しくて良かったです。

夕食
おしながき
こけしの箸置き
カフェラウンジのスパークリングワインタイム
こちらも料金込み。

 カフェラウンジでは、湯上がり生ビールやスパークリングワインもインクルーシブ。
 別にこれといったスパークリングワインでもないだろうし、グラスもプラスチックで何ってことはないんだけれど、このちょっとした工夫で付加価値の付け方がお上手だなぁと思いました。

ということで良質な寿司に良質な温泉を満喫した1日目でした!


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至福の温泉

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