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【神奈川Short Trip】またまた穴場なお寺みーっけ!鎌倉4時間日帰り旅

 こんにちわ。お出かけジャンキーのTRIP_YUKOです。前回、鎌倉の穴場なお寺をご紹介したのですが…またまた見つけてしまいました!
 今回あらたに見つけた穴場な鎌倉スポットをご紹介したいと思います。首都圏の方ならサクッと行ける日帰り旅ですので、参考にしてもらえたらと思います!

↓↓前回のnote↓↓

今回の穴場なお寺は…

 6月上旬。梅雨の季節は「紫陽花」が見頃。関東の紫陽花の名所と言ったら、いの一番に挙がるのが「鎌倉」ではないでしょうか。

 鎌倉大仏の近くにある「長谷寺」や、北鎌倉の「明月院」特に有名ですが、もちろん私達は何度か訪れたことがあるため、他のお寺を探すことにしました。

 鎌倉市の観光のホームページで、あじさいの見頃のお寺として紹介されていたのが「妙法寺」と「安国論寺」。もちろん、どちらも行ったことはありません。今回の行き先はこのお寺に決定です!

11:40 鎌倉駅スタート

定番の鎌倉駅からスタート

 鎌倉駅東口を出て、鶴岡八幡宮から真っ直ぐ延びる若宮大通を渡ります。この大通りを渡った途端、人気がかなり減って鎌倉の穴場エリア変わります

 妙法寺までは1.3km。歩いて約20分。少し距離がありますがこのあたりは「大町エリア」というエリアで、大町大路沿いにはオシャレで、カワイイお店が立ち並びます。こんなところあったんだ〜!とワクワク。歩いていても飽きない通りです。

12:05 妙法寺

 大町大路から一本細い路地に入ると、閑静な鎌倉の住宅街。民家の中に佇む「妙法寺」に到着しました。

妙法寺

 妙法寺は別名「苔寺」とも呼ばれ、苔むす階段が美しいそうで、Google mapの口コミ★4.2の高評価!(私の経験上、★4.2は訪れて損のないスポット。)
 
 そんな高評価にも関わらず、向かう道中に人気はありません。妙法寺に訪れていたのは2-3人でした。あの大混雑の鎌倉に、こんなに人気の無い場所があるなんて俄に信じがたいほどです。 

緑豊かな境内
紫陽花の色が濃い

□妙法寺の見どころ ①半夏生

  受付では、お寺の方が「ここは雑誌にも取り上げられた葉が白い半夏生が有名。6月下旬が見頃だけど、少し白くなっているので見て行ってください」と教えてくれました。

半夏生(はんげしょう)
ハンゲショウは、ドクダミ科ハンゲショウ属に分類される多年草の1種。夏に花をつけ、その周囲の葉が白く変色する。 

wikipedia

 こちらがその半夏生。

半夏生の群生

 みなさん、お分わかりになるでしょうか?葉っぱが白くなっているのが。

葉っぱが白くなっている

 なんとも、不思議なお花ですね。半夏生という言葉は聞いたことはあっても、まず意味を知らなかった(^_^;)。そんなお花があるなんて初めて知りました。勉強になります。
 紫陽花が終わったあとにも楽しめるお寺ということですね。

□妙法寺の見どころ ②苔の石段

 妙法寺の最大の見所「苔の石段」へと参ります。
半夏生と紫陽花を通り過ぎると見えてくるのが仁王門。生い茂る緑の中に赤い仁王門が映えますね。

仁王門

 仁王門を回り込むと、いよいよ目の前に現れるのが「苔の石段」です!

これは来て良かった!苔の石段

 これは来て正解!!梅雨、苔、石段、溢れる木漏れ日、最高の組み合わせではないですか!

 こんな映えスポットなのに、観光客がいないなんて信じられない。この魅力がなぜ伝わっていないんだ…!

苔の保護のため通行は禁止。育て育て〜

 苔を保護するため、石段自体は通ることはできず、上へは側の階段であがることができます。大切に苔が育てられた石段はとても美しく、鎌倉を代表してもいいスポットだと思えました。

そばの階段から上へ上がることができる

 Google mapの口コミは信用度が高い。見事なお寺です。

12:25 安国論寺

 続いては、妙法寺のすぐ近くにある「安国論寺」へ。教科書で習った「立正安国論」を執筆したお寺と言われているそうです。

安国論寺

 安国論寺はさらに人がいません。

 境内に入ると右手には、ガクアジサイを中心にあじさいが花をつけて並んでいますガクアジサイも可愛いですよね〜。

ガクアジサイの小径

 そうこうしていると、お寺のスタッフの方が「初めてですか?」と話しかてくれ、境内マップを指して「富士見台」からの眺めが良いと教えてもらいました。
 気候的に夏は難しいけど、冬は富士山も見られるそうです。

□安国論寺の見どころ 富士見台

 そんな、富士見台はむちゃくちゃ急な階段でした。階段というのか斜面というのか…。
 スニーカーじゃなきゃ止めてたかもですが、ちょっと苦労して登った階段の先には、思わず「わぁっ!✨」と声が漏れるほどの絶景が待っていました!

安国論寺の富士見台からの見晴らし

 鎌倉市街と由比ヶ浜、キラキラ光る青い海。突き出ているのは稲村ヶ崎あたりでしょうか。
 たしかに、ここに富士山まで見えたらそれはそれは絶景に違いありません。「富士見台」と名の付く場所はたくさんあれど、大体は期待外れ。安国論寺の富士見台は、見事な富士見台でした。

 苔の石段:妙法寺、絶景の富士見台:安国論寺。素晴らしいお寺スポットが2つもあるのに、こんなに人がいないなんて穴場すぎやしませんか?!

12:45 グルメもあるよ!邦栄堂製麺所

邦栄堂製麺所

 お寺の周辺でランチを探していると、なにやら高評価な製麺所店があるようで。
 安国論寺から徒歩5分。横須賀線沿いにある「邦栄堂製麺所」に行ってみることにしました。
 人がひっきり無しに向かっていくお店、邦栄堂製麺所でした。 

常に数人並んでいます

 各種ラーメン、つけ麺、焼きそば麺、餃子の皮などが販売されています。イートインはなく製麺を販売しているのみですが、常に数人は並んでいてかなり人気なお店です。

醤油ラーメン2食とつけ麺2食を購入

 初めてなので、醤油ラーメンとつけ麺を2食ずつ購入。食べログによると、餃子の皮がめちゃ美味しいらしいですが、とりあえず餃子パーティーの予定がないので今回は麺で。
 冷蔵でも4日、冷凍もOKだそうで日持ちがするのがありがたい。スーパーだとすでに製麺から何日か経ってますもんね。本当にに作りたてなのがイイ!

12:50 ランチ 邦栄堂製麺を使った油そば

 邦栄堂製麺所はイートインは無いのですが、この日は邦栄堂製麺所のとなりにキッチンカーが数台出ており、地元の方々で賑わっていました。 
 そのなかには邦栄堂製麺所のキッチンカー(焼きそば)も!家で作らずとも食べれるチャンスです。

週末にキッチンカーを出しているらしい

 集まっている地元の皆さんは「鎌倉住んでます!」って感じのオシャレな人ばかり。良くこんだけ集まるな、、、と気が引けます。

 なんかこう、バリバリ決めてますって感じではなく、自然体でオシャレなんですって雰囲気なんですよね。そう、鎌倉ってこれなんですよ。オシャレじゃないと鎌倉って住めないんでね。

 邦栄堂製麺所さんのお隣は鎌倉ビール醸造の事務所ということで、鎌倉ビールも販売。 

ラベルもオシャレな鎌倉ビール

 邦栄堂さんの焼きそばは1時間待ち。さすがに諦めざるをえなかったのですが、同じく大町エリアの人気中華そば店「ふくや」さんが提供する邦栄堂製麺の麺を使った「油そば」を頂きました!これも美味しかった!

ふくや の油そば

 すぐ隣で邦栄堂製麺所の麺が食べれて、青空の下鎌倉ビールが飲めるなんて最高ですね!
 金曜土曜日はキッチンカーを出してることも多いみたいですよ〜。

13:30 鎌倉・文具と雑貨の店 コトリ

 鎌倉駅方面へ向かって、大町大路を戻る通り沿いのカワイイ文具店に立ち寄りました。

文具と雑貨の店コトリ

 オリジナリティのあるカワイイ文具がたくさん取り揃えられていて、ついつい欲しくなっちゃいます。あまりに可愛いのでちょっとお買い物。

カーワーイーイー!😆

13:40 鎌倉中央食品市場

 鎌倉駅前の若宮大通まで戻ってきました。この通り沿いのランドマーク的な存在なのが「鎌倉中央食品市場」です。

鎌倉中央食品市場

 見た感じ、かなり古く、昔からありそうで、言っちゃあなんだけど衛生面が不安そうな外観。。。とこれまで1度も入ったことがありません。

 ところが、なんとなく隙間から行列ができているのが見えて、あれ??と。不思議に思った私達は中に入ってみることにしました。

□PARADISE ALLEY BREAD & CO

超オシャレベーカリー

 若い女性を中心に行列を作っていたのが、オシャレなベーカリー「PARADISE ALLEY BREAD & CO」。私の好みどストライクなパンたちがオシャレなショーケースに並んでいて、即買い決定!!
 後ろのお店も隣のお店も、どこもかしこもめっちゃオシャレでキレイ。
 外観からは想像できない空間が広がっていることにむちゃくちゃ驚きました。

PARADISE ALLEY BREAD & COのパン

 なんで今まで知らなかったんだ…!!

□焼鳥 秀吉

焼鳥 秀吉、食品市場の顔

 市場の顔とも言うべき1番手前の場所にあり、この敷地への入りにくさを醸し出しているお店こそが「焼鳥 秀吉」です。

 しかし、こうして良く見てみると、、、若い人が多くて賑わってるなぁ。あれ?店員さんも若い。あれ?カウンタスペースの清掃行き届いてるな…。

清掃が行き届いているカウンタスペース

 実はオシャレで味もGOODなアンテナ高めの新進気鋭の集積地だった「鎌倉中央食品市場」。これまで知らなかったことが悔やまれます。次回からマストの立ち寄り先になりそうです。

焼鳥も美味い。

 こんな灯台下暗し、鎌倉すごいわ。

14:30 鎌倉のメインストリート小町通り

 穴場な鎌倉を巡ってきましたが、鎌倉イチ賑わう繁華な通り(小町通り)にも足を踏み入れます。

□コクリコのクレープ(小町通り)

大ファンです!コクリコのクレープ

 前回食べて、すっかりファンになった「コクリコのクレープ」が食べたくて本店の小町通りに立ち寄りました。クレープは3台で焼いているので、御成通りより回転が早かったですね。 

 今回は甘いものが嫌いな夫も食べられるよう、惣菜系からツナキューリを選択。生地がシンプルで甘くないので、惣菜系にもピッタリです。クレープを食べたすぐは、何の変哲もない、どちらかというと素朴な味に感じますが、数分後生地がめちゃうまいことに気づきます。そのあとずーっと口が美味いのがコクリコのクレープなんです!

□鏑木清方記念美術館

美人画で有名な鏑木清方

 混雑する小町通りに来たもうひとつの理由が「鏑木清方記念美術館」。小町通りから曲がった路地にありますが、人通りは殆どありません。

 鏑木清方は、近代日本画家として美人画で特に知られます。鎌倉に居を構えていたことから小町通りに美術館があるそうです。

 先日、東京国立近代美術館で見た、国指定重要文化財の鏑木清方「築地明石町」があまりに素敵だったので他の作品も見たくて、訪れました。

 作品数は限られ、小さな美術館ではありますが鏑木清方らしい色気のある素晴らしい作品が見れてなかなか良かったです。

15:15 鎌倉駅

 ということで鎌倉駅に戻ってきました。何回も来てるし、と知ってるつもりになっていた鎌倉。
 まだまだ全然まだまだだってことが身に沁みた1日
になりました。何度行っても鎌倉は楽しいですね!

以上、鎌倉4時間日帰り旅でした。


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