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第10期京都ライター塾 第2回受講レポート 

京都くらしの編集室 エッセイスト・ライター•ときどき大学講師の江角悠子さん主催。
第10期京都ライター塾を受講しています。


前回の課題[第1回目のレポート]を書いてみてどうだったか!

初めに、課題となっていたレポートの話題から始まった。
わたしは、初めてのレポートにとても戸惑いました。
結果、ライター塾で教わったことを、ただ書き写しただけの[議事録]になってしまった。受講生の皆さんも、レポートに悩まれていた印象を受けました。

江角さんからのアドバイスは、
「どういうレポート記事が書きたいか?自分の目指す(好みの)記事を見つけておくと、理想のレポートが書けるようになるのではないでしょうか!」

また、「事細かに書いてある記事がいい。聞いた情報も欲しいけど、場の雰囲気も知れたら面白い。漠然と書くのではなく、自分はどういう記事を書きたいかを決めて、それを目指せばいいでしょう。」と説明を聞いて『わたしは、今の今まで誰かのレポートを読んだことがない!』と気づきました。

※わたしは『事細かに書いてある記事が好き』なので、そこを意識してこのレポートを書きました。


【【 第2回 インタビュー記事の書き方 】】


インタビューは素材が命

江角さんは、料理に例えて
「食材が美味しければ、ただ焼くだけでも(塩だけでも)美味しい。と言うことは、インタビューで、取材対象者から[いい素材・材料]を聞き出すことができれば、おのずといい記事が書けるでしょう。」
(いい記事とは、言いたいことが相手に伝わっているかどうか?大切なのは分かりやすさ。)

では、[いい素材・材料]とはなんだろう? 必要なものは何なのか?

理想の原稿を書くための3ステップ

①「こんな記事を書きたい」と思う記事を見つける。
②見つけたきて原稿を分解する。
③分解した原稿を真似して記事を書く。

京都ライター塾資料より

雑誌やWEBの過去記事から、理想の原稿や見本となる原稿を探して[分解]してみると、どんな[構成]で記事が書かれているかが分かる。
江角さんは、この方法を取り入れていると教えてくれた。
また、普段からいろんなジャンルの記事に目を通しておくと良いと、アドバイスをもらいました。
 
実際に講座で記事の特徴を見つける作業を、江角さんが書いたWEB記事を使って行いました。

わたしが気づいたこと[ホテルの場所][日本初のタイホテル] あとは?
ここでギブアップでした。(記事の特徴🟰細かな情報(内容)?だと思っていました。汗)

しかし、ライター経験のある受講生は
[ホテルの全体][客室][レストラン][オプション]記事の〈構成〉についてあげていました。わたしとは、見ている視点が違ったのです。

講座では、記事の特徴をみるけることも大切だと学びました。

記事には、どんなことが書いてありましたか?
どんな読者をターゲットにしているのか?
どんな流れで文章は書かれていましたか?
よく使われるワードはありましたか?
文体はどんなイメージでしたか?

京都ライター塾資料より

原稿を細かく分解することで[素材]が見えてくる。そうすれば、インタビューで取材対象者に何を聞けばいいかが分かる。

そして、原稿を書く前に考えておくべきことがあると、江角さんは言う。
「誰が読むか?文体はどうするか?この記事で何を伝えたいのか?読んだあと読者にどうなってもらいたいのか?」

わたしは、取材したらすぐに原稿を書くのだろうと思っていたけれど、書く作業に入る前にやるべきことがたくさん有ることを知りました。

では、その素材から構成を考えるためにはどうすればいいのだろう?

・素材の全体を見渡して、書くことと・書かないことに分ける(編集)
・次に順番を考える(構成・流れ)
・結論をイメージしておく

京都ライター塾資料より

商業ライターとしての原稿の書き方

ライターは[黒子]に徹し、曖昧な言葉を使わず書くことが大切だと知りました。

例えばカフェの場合:
「素敵なお店でした」ではなく、どこが、どんな風に素敵なのか?どんなインテリアで、空間はどうだった?など具体的な素材を盛り込むと、読者に伝わりやすくなると学びました。

江角さんは言う。
「原稿を書くときは、一気に最後まで書き終えること。」
なぜならば、途中で検索したりすると、集中力が途切れる可能性があるからだ。
わからない部分は開けておいて、後で調べて書き足すようにする方法。

また時間を区切って[25分書いたら、5分休憩]1セットで作業するのもおすすめだと聞きました。

わたしはいつもダラダラ過ごしてしまい、途中でスマホで検索しそのまま手が止まってしまうので、この時間管理の方法をぜひ取り入れたいと思いました。

原稿を書いた後にすべきこと

【推敲】
・誤字脱字はないか
・分かりにくい表現はないか
・同じ表現を繰り返していないか
・表記統一はできているか (美味しいorおいしい、子どもor子供)
【声に出して読む(リズムを整える)】

京都ライター塾資料より

原稿を書いたら、一旦時間をおいて見返したり、声に出して読んでみると間違いや気づきがある。それと、原稿の見た目[配置]にも配慮が必要だと学びました。

言葉ノートを作ってみる

江角さんは
日々『いい言葉』や『〆の言葉』を見つけたときは、ノートに書き集めると教えてくれました。また、原稿を書くうえで、特に〆の言葉は大切なのだと。

例えば喫茶店の紹介。
「ぜひ来てください」と書いた場合、そもそもお店に来て欲しいから記事を書いているので、他の言葉を使って「静かで贅沢な時間を過ごしてみては。」と書いた方がよりお店のイメージが読者に伝わりやすいですよね。 (↑実際に〆の言葉を雑誌から探して使ってみました。)

江角さんは、紙媒体など文字数が限られている原稿もあるので、その範囲でいかにお店の情報を伝えることができるか、さまざまな〆の言葉を使ってその大切さを教えくれました。


まとめ

  • 理想とする記事を探して[分解]、どのような構成でできているのかを研究し真似て書いてみる。

  • 書くときは、タイマーで時間管理をしながら集中して作業する。

  • いい言葉や〆の言葉を見つけたら、ノートに書き集める。

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