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オランダと日本、コロナ罹患者への態度の違い

数日前、ツイッターのタイムラインで、下のようなツイートを数件見かけました。

これらを見て、ぞっとしました。
誰も好き好んでコロナウィルスに罹患しないはずです。ましてや、卒業式や入学式の邪魔をしたくて病気になる子もいないでしょう。それなのに「犯人捜し」が始まっていると。
では、その「犯人」が見つかったら、一体何をするんでしょうね。自分の子供に「あの子と遊んじゃ駄目よ」みたいなことを言うんでしょうか。

ほぼ時期を同じくして、オランダの子供ニュースで以下のようなリポートが放送されました。

兄弟がコロナウィルスに罹患し、2週間の自宅隔離をしている姉弟を窓越しに取材した映像です。
出演しているこの二人は今のところ陰性ですが、名前&顔出しで取材に応じていることに驚きました
更に、自宅にいなくてはいけない少年を気遣って、クラスメイトがゲームソフトを届けにきたりもしています。
なんていうか、そのオープンさと普通さに拍子抜けしてしまいます。
この日蘭の違いはなんなんでしょうね。
一方的なオランダ上げはしたくないですが、罹患しても差別的な目には合わないかなという安心感があります。少なくとも、この映像を見たオランダ人の子供はそういう暗黙のメッセージを受け取ると思います。

ただし、ちょっと病気に対する警戒心が薄すぎるような懸念もあります。マスク越しとはいえ、至近距離で友達とドア付近で会話したりしていたので。更に、罹患したのが他国ルーツの移民の子だったらどうかなとも考えます。例えば、日本人や中国人のような東アジア系の容姿の子供だったら、こういうトーンだったかどうかは分かりません。

いずれにせよ、早く鎮静化に向かって欲しいものです。

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