最近の子供の話③甘えん坊な長男

最後に末っ子長男の話。
彼が誕生した時の話を書きます。

末っ子が生まれた2013年、上に女の子二人、4歳2歳とかわいい盛りで毎日大変ながらも幸せな時間を過ごしていました。

三人目にして初めての男の子、我が家の長男誕生を実家も義実家も心待ちにしてくれていました。なかでも義実家のお母さんは後継ぎの誕生を特に心待ちにしてくれていたように感じます。絵に描いたように優しい仏様のようなお義母さんで、お義母さんもお義父さんも笑顔しか見たことないくらいの優しい方たち。初顔合わせの時にはこのお二人に育てられた夫を選んで良かったと思ったほどです。

長男誕生予定日まであと2週間というタイミングのある夜、私はいつものようにお姉ちゃん二人と一緒に寝落ちしていました。
ふと目が覚めて携帯を見ると、普段は絶対かかってこないお義父さんから数件の着信。
嫌な予感。
慌ててまだ仕事中の夫に電話をかけると、衝撃の一言を言い放たれました。

「お母さんが亡くなった。」

突然のこと過ぎて頭が真っ白でした。

つい先日誕生日のお祝いを送ったり電話したばかりなのに?
昨日までメールのやり取りをしていたのに?
あと2週間で息子に会えるのに?

私たちには心配をかけないように多くを語っていませんでしたが、一度自宅で倒れた後から、心臓にはペースメーカーが入っていたそうです。
何種類もの薬を毎日飲んで過ごしていたようです。

あまりにも突然すぎて、何の前触れもなくて、早すぎて、気持ちの整理が全くつかないまま、実母に電話をし、私は人生で初めての感情でわんわん泣きました。受話器の向こうの母も、お義母さんの早すぎる死に言葉を失い、ただただ驚いていました。

たくさんの後悔をしました。
もっとたくさんお話すれば良かった。
もっとたくさん孫の顔を見せに帰ればよかった。
もっとたくさんテレビ電話すればよかった。
もっともっとたくさんの思い出作りたかった。

子供達も大好きだったお義母さん。
当時、夜空を見上げて一番星を見つけては
「一番綺麗に光ってる星が〇〇ばぁば(義母)だね!」と言って過ごしたことを覚えています。

その後気持ちの整理がつかないままあっという間に2週間が経ち、無事に長男が誕生したのです。(上の子二人を実家に預けるための準備や3回目の入院出産準備、家の片付けなどやることいっぱいで忙しなく本当にあっという間だった。。)

生まれてきたら女の子とはまた全然違う可愛さで、もう孫でも生んだような気分!それはそれは誕生直後から癒されまくり、溺愛しまくりの親バカ誕生なのでした。(ちなみに上のお姉ちゃんたちに対してもかなりの親バカぶりでしたけど笑)

お姉ちゃんのお友達ママによく言われたことベスト3

男の子は手がかかる

男の子はかまってちゃん

男の子はずっとバカでかわいい

もうすぐ9歳小学3年生ですが、上記3点、なるほどな~な毎日です。
そしてそれにはそれぞれ理由があって、どれも可愛いと思えてしまうのです。(やっぱり親バカw)

したくてもできなかったお義母さんの分まで、私自身が子供達を可愛がっても良いですよね!(やっぱり前向きww)

3歳七五三、静と動の静の写真を撮って欲しいと
スタジオにリクエスト
このキザなポーズ、可愛すぎた!

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