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マスクをしない飲食店店員に思うこと。

電車や百貨店などの店内でマスクをしていない人を見かけると目を疑う。

集団心理が根強い日本に於いて、他人と違うことをする勇気はなかなか出ないものであり、
ましてや他人に迷惑をかけるやも知れない行為と言うのは更にである。

なぜマスクをするのかと言うことに対して、何も考えていない人が一定数いることは明らかだ。



例えば、話す時にわざわざマスクを外す人(声が聞き取りづらいだろうと外すのだろうが)や、飲食店でマスクをせずに会話する人達(これには橋下徹氏がテレビで散々苦言を呈していた。)

マスクをしている理由は基本的に他人に飛沫を飛ばさない為で、自身の身を守る事がメインではない。



実際、マスクで自身の身を守る事は完全にはできない。

飛沫だってマスクの隙間から漏れる場合は多々あり、
布やウレタンなどのマスクは目が粗いため、ウィルスを通してしまう。

ウィルスなどのろ過率の高いフィルターを何層かにした不織布マスクくらいでないと効果は乏しいのである。

ただ、何もつけていないよりはもちろん良いわけで、この国の殆どの人間がエチケットとしてつけているマスクを付けないと言うことはどう言う感覚をしているんだろうかと思うのだ。
(病気などでつけられない人は別である。)

正直、他人からの視線も痛いし、明らかに普通の人ではないと判断されてしまう。

実際、公共の場でマスクを付けていない人を見ていると明らかにヤバそうな人が多く、実際対峙した事があるが、身に危険を感じるような言動を取る人だった。


他人を不快にさせたり、迷惑をかけないようにする気が無いという時点で常識的ではない人間だと言うことは明白である。
そう言う利己的な人間が、犯罪を犯す可能性は非常に高いのではないか。

そこで、驚くべきなのが飲食店でありながらマスクをしない店員がいるということだ。
そう言った店は一定数存在する。



自粛期間あんなにも飲食店が苦しい立場に立ったというのも、飲食店での会食が主な感染源とされていたからで、時短要請や酒類の提供を禁止することまでしたと言うのに店員が飛沫対策をしない理由がどこにあるのだろうか。

しっかりと対策をし、要請に応じている事業者が多いにも関わらず、
感染対策の要と言うべき飛沫対策を怠る店員が調理する店があると言うことが不思議でならない。


 実は以前にも書いた奥渋ビストロは、お客に対して強くマスク着用やマスクの取り扱いを呼びかけるのに対し、店主はマスクをしていない。
そして、常連客とくっちゃべっている。調理中は流石に黙って作っていたのは救いだったが、まったく呆れて物が言えない。何の職人気取りなんだか。

 先日とある生パスタ屋に行ったところ、店内にはマスク着用や静食とところかしこに貼られていたのだが、調理兼ホール担当の店主はマスクをせず、挙句の果てに飲み物や前菜を運んでくる際、飛沫を飛ばす始末。
もちろんその時点で耐えられなくなり一口も食べずに店を出た。

 ローカルなカフェでもそんなことがあった。
店の利用規約なる厳しい取り決めのある店で、常連客とこれまたくっちゃべりながらコーヒーを淹れると言う暴挙。
「マスクをしないスタンス」と言いのけたので、恐れ入った。
規約然り、心底変な店主だった。
 

こんなことが続いて今や外に食べに行くことはやめた。
気にしているのに外食しようとするこっちも悪いと思うことにした。

コロナで人間性が露呈したと言う話があるが、本当にそうだと思う。




他人を思いやれない人間が本当に多い。




海外から見て日本人は良い評価を得ているが、海外の方のほうが常識的だったり勤勉だったりするなと感じる事が多くなった。

良い意味での「右に倣へ精神」は崩壊してきているのかもしれない。

コロナで人間自体も振り分けられた感がある。
これからの人付き合いや危機管理として、そういう意味では良かったのかもしれない。


 





 

 

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