夏なんでしょうね【詩の練習帳 4】

夏はとにかく

外に出たい


暑い暑いと言いながら

たらたら汗をこぼしては

外を散歩しまわりたい


でも、今日は引きこもりだった

別に雨が降ったわけでなく

気がついたら夜になっていた


別に鬱屈としてたわけではなく

気がついたら外は暗かった


夢中になれることがあるのは

とてもいいことだと思う


すりガラスの窓から

さんざめく日差しが見えたから

きっと、外は晴れてただろう


とにかく外に出たい夏に

外に出られなかったから

ぼくは曲を聴いて夏に浸ろう


永遠の夏に住んでいる少年

大人だけれど

永遠に少年


きっと、そうなんでしょうね

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