自分用覚書:SNS社会での心の置き方
自分が「それなりに」長く生きてきた(恥ずかしい)経験も「それなりに」含む「これならうまくいくんじゃないかな」という自分用経験則。
ネガティブなことを脊髄反射的に書き込むのは「ワニの脳」の仕事。逆に書き込むのを我慢したりポジティブなことを書き込むのは大脳新皮質だけができる、人間らしい仕事。(学術的な真偽は不明です笑)
世間の事象ほぼすべては、自分が対処できることもできないことも「スッキリ」「スカッと」なんて絶対にしない。所謂「いい人じゃない」人の方が長い間蔓延って栄えて「見える」し、悪(さて「悪」とは?「正」とは?まで言い出すともうきりがない)はいつまでも滅びない。それが世界の通常営業。テレビのコメンテーターの決めつけコメントを見たり、ネットの「スカッと話」をたまたま見て「ふーん」と思うくらいならいいけど、これらを自分から好んで摂取し始めるようになったら、自分の心のバランスをちょっと考えて一休みしよう。
上の1や2にもつながることですが「たいして事情を知っているわけでもない」自分が手や口を出して状況が好転することなんてまずありません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E8%8F%B1%E9%87%8D%E5%B7%A5%E7%88%86%E7%A0%B4%E4%BA%8B%E4%BB%B6
わかりやすいのはこれ。好転することはない…というよりかえって事象を悪化させることの方が多い。だから自分が直接関係のない事象においては「意図的に沈黙する」のは正しい選択になりえます。社会的にいろいろな「顔」を持とう。一つのことがうまくいかなくても保険を掛ける効果大。でもやりすぎないように。休息と回復大事よ。
3において、例えば貴方がリスペクトされたり重きを置かれたりする「顔」を一つか複数持っているかもしれない。だけど、他の場の「顔」においてはそれはいい意味で関係ない。他の場所ではフレッシュな気持ちで「他の顔」を楽しもう。
新しいことを学んだり摂取したりすることはとても素晴らしいことだけど、人間にはキャパシティがある。疲れを感じたら「いつもの&読了済の」本・音楽・漫画・映画・アニメ(要は何でもいい笑)をつらつらと眺めて「結末がわかっている」安心感に浸ろう。もちろん場合によっては寝てしまうのも全然あり。それ考えると、ビデオもそんなになかった時代の水戸黄門とかを親父が毎週毎週見てた気持ちが今になってわかる。
他人を支配したがる人に従属しない。リアルでもネットでも結構こういう人います。これ、いわゆる「悪い人」ではないのがややこしくて、他の面では信頼できても、他人を従属させたい気質だけが厄介な人も結構な割合でいます。さらには、従属させるロジックが間違っているならまだ気づきやすいのですが、いわゆる「正論」で従属させてくる人も多いからさらにわかりにくい。いつの間にか従属モードになってることもありますが、ちょっとでも違和感を感じたらサクッと距離を取りましょう。
所謂「友情」や「愛情」が成立しうる条件について考えてみました。(間違ってるかもしれません)私が想定した条件は「個対個」であること。当り前じゃないか!と言われそうですが、つまりこれは「個対多」の状態では友情も愛情も発生しないという事です。下記にいくつかの例を挙げます。
8-1. 先生と生徒/教授と学生:先生と生徒は「個対多」の関係にあります。だから友情も愛情も成立しない。
8-2. 夜のお店の働き手と顧客:一見すると「個対個」に見えるかもしれませんが、時間をずらして多くの顧客とコミュニケーションしているし、多くのスタッフが介在しているので実は「個対多」でもあり「多対多」すらあります。
8-3. 配信者とリスナー:言うまでもない「個対多」
そして 上記ほぼすべてのパターンにおいて、システムで「個対個」でのコミュニケーションを禁じている点も共通しています。
この関係を打破しうる唯一のパターンは「個」の側が自らの意思で「多」の側の誰かと「個対個」の関係を築こうとした場合に限定されます。(普通に考えたら まずありえないですよね)
「個」はその個性や能力で生きていることが多いですので、「多」である貴方にいろいろなものを与えてくれる可能性があります。貴方を癒してくれるかもしれないし、勇気づけてもくれるかもしれない。色々な知見や知識を与えてくれるかもしれない。もしかしたらそれらの与えてくれたもので貴方の人生を変えるかもしれない。
だけど、そこまでです。それ以上を求めてはいけないしそもそも仕組み上求められないようにできている。だったら「個」から得られたもので良い方向に人生を変えるためにお金や時間は大事に使いましょう。もし「個」がそれを過分に求めるようであればそれはダメな人で、7のパターンに該当しますので速やかに距離を取りましょう。
…これ、自分のために書きました。
そこそこ守れて生きてきたおかげでそれなりに何とかやっていけてるのかなと思います。時々周囲の状況や自分のメンタルで何かやってしまいそうなときに読み返そうと思ってます。
もしかしたら誰かの役に立ってくれれば嬉しいなと思いつつ。
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