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私たちって「幸せ」なの? 幸福度先進国最下位の日本で「こころの健康」を改めて考える【メンタルヘルスノート #1】


😃「突然ですが質問です!あなたのこころは健康ですか?」
😛「え? まぁ特に病気でもないし…。正面から健康なのか!
  と言われると、ちょっと自信が無いけど…。」
😃「では、質問を変えましょう。こころが健康である状態とは、
  どんな状態でしょうか?」
😐「精神の病気ではない状態…。」
😃「病気でなければ、病気と診断されなければ健康なのでしょうか?」
😓「うーん。違うかな。じゃ、こころが元気な状態?」
😃「こころが元気な状態ってどんな状態でしょうか?」
😦「…。」

健康というワードは、普段、簡単に使っていますが、よく考えると、とても難しい概念ですよね。
1948年に設立された「世界保健機関(WHO)憲章」の前文には、以下の記載があります。

『健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。』

世界保健機関憲章前文 (日本WHO協会仮訳)一部抜粋

1948年ですよ。昭和23年です。
東京裁判の判決が下った年、まだまだ日本は戦後まもなくの混乱期だったころのお話です。
ご存知のとおり、健康の概念は長いあいだ、病気ではない事、機能が衰えていないこと、機能が欠落していないことに、重きがおかれてきました。

近年になって、ようやく、こころの健康という考えがひろまり、健康の概念は以前と比べて大きく様変わりしてきました。

こころの健康を考えるときは、
①「肉体的」の要素のみではなく、「精神的」「社会的」に健康であること
② その健康が持続的に続いている
この2点が、大きなポイントとなっています。

言い換えれば、「精神的」「社会的」に満たされた状態ではない場合は、健康ではないということになりますし、一時の幸福感ではなく、持続性があることが求められているといことになります。

なんだか、急に自分の健康に自信が持てなくなった!と思われる方は多いかもしれませんね。

少し話を変えましょう。
ウェルビーイングという言葉を耳にしたことはありますか?
ウェルビーイングはポジティブ心理学の目的にもなっている言葉です。
(ポジティブ心理学についてはまた、追々…)

これからの健康を考えるときに、このウェルビーイングという言葉はとても分かりやすいので引用します。
ウェルビーイング(Well-being)とは直訳すると、「幸福、安寧、福利」という意味で、ウェルビーイングな状態とは、心と身体、そして社会的に健康であることとされています。

つまり、  健康な状態=幸福が続いている状態  ということになります。

「はい。健康とは、幸福であることです。」

なるほど!    
…じゃ無い! え?どういう事なの?って思いませんか。
幸福の感じ方って人によって異なりますよね。
時代によっても、国によっても感じ方考え方の違いが出てきます。
感じ方や考え方は主観的であり、流動的でもあります。

ちなみに、「World Happiness Report(世界幸福度報告書)」20234版では、
日本の幸福度は、世界各国で47位 先進7か国の中では最下位だそうです。

https://www.asahi.com/sdgs/article/14866028     【世界幸福度ランキング】

なかなか、幸福感が得られにくい日本。
環境?風習?教育?何がそうさせているのでしょうか。
この note が、
メンタルヘルス = こころの健康 = 持続的な幸福の実現
をみなさんと一緒に考えていく事が出来る場になれば良いなと思います。

どうしたら、幸福になれるの? 
どうすれば幸福を感じられるの?
幸福って何?


こんな気持ちになった方は、ぜひ、また遊びにきてください。
心理的サイドから、情報発信していきます。
参加型のnote になることを希望していますので、
ご意見ご感想をいただければ!幸福です!(笑)
どうぞ、よろしくお願いいたします。

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