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海外の方への手土産探し - ビジネス編1 初めてのおつかい -

こんにちは、Yukoです。
突然ですが、手土産選びに悩むことありませんか?
知人・友人のお家にお呼ばれした時、お世話になった方に久しぶりに会う時、仕事でビジネスパートナーを訪問する時。

特に仕事関係となると、手土産は個人としてではなく、チームや会社として渡す意味合いが強くなります。
また、相手が上の世代の方も多く、自分や同世代の方達の好みと同じ水準で選ぶと、失敗してしまうこともあります。

かく言う私も、海外アライアンス関係の仕事をしており、社外の、しかも海外の取引先(役員クラス)を訪問する機会が多いのですが、失敗から徐々に学んでいる人間の一人です。

配属当初は、「このお菓子屋さんのこのお菓子なら、よく雑誌で紹介もされてるし、いいだろー」という基準で用意をしていました。
クッキー、フィナンシェ、バームクーヘンなどの焼き菓子詰め合わせでした。
もちろん(私にとっては)美味しいし、プライベートで頂くと(我が家は)喜びます。

ですが、海外アライアンス担当が長く、ハイソな育ちの上司は
「もう買っちゃったし今回はこれでいいけど・・・センスないね」
と一蹴。

言い換えると・・・
「こんなどこにでもあるような菓子包み(失礼)、なんで選んだの?このお菓子のどこが特別でどの点が喜ばれると思ったの?」

ヒエェェェェ

「例えばさ〜、〇〇店とか△△屋とかあるよね。僕ならそういうお店を選ぶな。」

言い換えると・・・
「相手は君の年代じゃないんだよ、君の基準で選んだらダメでしょ。世代も上、経験値も上、立場も上の方は、美味しいものも良いものも知っている。その方達に喜んでもらえる手土産、ちゃんと選んだ?」

ハイィィィィ

勤務地は東京の中心地。
そもそも上司はバリバリの東京&ハイソ育ち。
一方の私は□□県出身の庶民(関東地区ではありません)。

東京の〇〇店とか△△屋とか聞いたことすらありません!!

しかも弊社は予算が大変厳しく、手土産予算も正直そんなにありません。
なのに、
良いものを選んでこい、ただし予算は3,000円以内な!

「遠足にお菓子を持ってきて良いぞ!予算は300円以内な!」
と言われた小学生当時の方が、駄菓子の1個あたりの値段を考えるとずっとホクホクとした気分になるのはなぜでしょう?

こうして「予算はないけど海外VIPに喜んで頂ける手土産探し」は、めでたく私の重要ミッション(建前)、重いプレッシャー(本音)となりました。

・・・なんでこんなことを急に書き出したかというと。
先日、私たちTrestのビジネスパートナーMunnah(スペインのオーガニックコスメブランド)を訪問する際に、やはり手土産を探していて。
スペイン内とはいえ、バルセロナから電車やバスを乗り継いで、5時間近く移動した先にあるので(距離的には東京・大阪間以上)、せっかくなら珍しく喜んでもらえるものがいいな、と探していました。

Munnahの創業者たちは非常にフレンドリーで、手土産探しもそんなプレッシャーは無いはずなのですが・・・探し出した瞬間に、ゾワッと当時の感覚が蘇ってきたのです。

・・・さて、いきなり出だしから躓いてしまったYuko!
海外VIP(&ハイソ上司)に喜んでもらえる手土産探しを無事できるようになるのか!?

長くなったので次回に続きます。

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