二重跳び

久しぶりに二重跳びをしてみた。

二重跳びをしてやるぜ!と意気込んでいたわけではなく。たまたまそこに縄跳びがあったので、何となくやってみたのだ。


小学生の頃、私は縄跳びが得意だった。運動全般、どちらかというと得意な方だったけれど、縄跳びと鉄棒は好きで、「よくやるから更にできるようになる」という循環が生まれていた。

縄跳びカード的なものがあって「これができたら何級」というのを学校からもらっていた。二重跳びまではできていたと思う。三重跳びは1回成功したことがあるかどうか、くらいだったと思うので、その欄は合格の色を塗れなかった(確か最高で三重跳びは3回まで書いてあった気がする)。


そんなこんなで縄跳び。子どもの頃は100回でも200回でもぴょんぴょん、ぴょんぴょん、跳べていた。

20代の頃だったか、これまたそこに縄跳びがあったので、何となく跳んだことがある。「とりあえず普通の前跳びを100回くらいやってみるか」軽い気持ちでやり始めたら、70回か80回かの所でしんどくなってやめた。

「大人が縄跳びするとこんなにしんどいんだ!?」

物凄く驚いた。

大人になってだるま回りをしたらおなかのお肉が挟まれて痛かったのと同じくらいの衝撃である(でも1回はできた)。


あれから更に歳を重ねているし。縄跳びって実は結構しんどいものなのである。二重跳びもあまりに連続でやろうとするとしんどいかも。無理はしない。まぁでもとりあえずやってみよう。

3回前跳びをして、次は前跳びよりもしっかり地面を蹴る。二重跳びを1回、2回、3回……しようとしたらできなかった。2回目の着地で膝がガクッとなった。

頭ではいけるのである。腕の振りも問題ないのである。5回くらいは軽々できそう。でも脚が!膝が!跳ぶことを許してくれないのである!

少し時間をおいてもう一度やってみた。やはり2回目の着地でガクッとなる。今の私の二重跳び限度は2回のようだ。


おそらく練習すれば5回くらいまではできるようになるのでは?と思うけど、そこまでの情熱があるわけじゃないので多分やらない。

しかし(体力面はともかく)自転車と同じように一度できたら時間が経っても身体が感覚を覚えている、というのはすごいことだなぁと思ったのだった。


運動、した方がいいのかなぁ。仕事でぼちぼち動くものの、運動らしい運動はしていないのだよな。


ではまた明日。