音楽を聴きながら勉強しても大丈夫?【塾講師目線】
「うちの子、音楽聴きながら勉強してるんですけど頭入ってるんですかね(?_?)」
保護者面談でこんな質問をいただくことがあります。
いい質問ですね~。
「OK!」という人もいれば「ダメでしょ」と答える人もいますもんね。
ではまずは、音楽を聴くことのメリット・デメリットを挙げてみましょう。
[音楽のメリット\(◎o◎)/!]
・勉強が楽しくなる
・リラックス効果がある
・集中力が高まる(曲による)
・音楽以外の雑音をシャットアウトできる
[音楽のデメリット\(◎o◎)/!]
・気が散って集中できない(曲による)
・声に出して覚えるときに邪魔になる
・暗記の妨げになる
・音楽がないと勉強できないクセがついてしまう
以上のメリット・デメリットから――
「楽しく勉強ができる」 ⇒ 勉強の開始時に有効
「リラックス効果がある」 ⇒ 数学・理科系には有効
「暗記の妨げになる」 ⇒ 英語・国語や社会の暗記時には向かない
ということがいえます。
さて、次に受験指導の観点からお話しさせていただきますよ(^O^)/
受験指導の観点からいうと、ぼくは「音楽はアリ!」だと思っています。
それは、多少の音がある環境の方が受験勉強に適しているからです。
昔とくらべると子どもたちの学習環境は格段に向上しました。でもその一方で、障害がない環境での勉強になれすぎて、いざというときに集中できない生徒さんもふえています。
完全な無音の世界で勉強するよりも、多少の音があった方がいいかもしれません。
社会に出たらチームで仕事をしたり、ひとりで複数の案件を処理したり、騒々しい中でお仕事するのが当たり前になりますね。
というわけで、勉強を通して、精神的に強い人間を目指しましょう!
ちなみにこのブログも、音楽を聴きながらブログを書いていますよ。
みなさんも効果的に音楽を取り入れて、楽しみながら勉強してくださいヽ(^o^)丿