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3/20北海道遠征6日目(旭川~富良野~釧路)

さぁ面白くなってまいりました。道東地域での暴風雪の影響を受けて石北本線、釧網本線が終日運休。本来予定していた旭川から石北本線を通って網走へ、そこから釧網本線を通って釧路までというプランが完全に破綻してしまいました。ここから僕がとりえた選択肢を上げていくと、
1,札幌に戻り、石勝線経由で釧路に出る。
2,富良野線で富良野に出て、そこから根室本線で釧路に出る。
3,バス
バスは知識が皆無なので没。札幌と石勝線経由も面白みに欠けるので没。
ということで約30秒の脳内会議の結果富良野周りにすることにしました。

富良野も小1の時に一度行った以来。根室本線は当然のように初です。とりあえずホテルで朝食をかきこんで、旭川駅に向かっていたら、小学生の頃同じラグビークラブに入ってた連中から「オイ、いまからいつものグラウンドに来い!」って電話がかかってきたので、「ごめん、俺今旭川にいるから無理だわ」って答えたらドン引きされました。筆者は何も悪いことしてないのに。

旭川駅に着いて、9:38旭川発の富良野行きに乗って富良野線を突き抜けます。使用車両はキハ150系。
キハ110系に乗るより先にこっちに乗ることになるとは…。何が起こるかわからないもんですなぁ…

キハ150 

椅子は意外に座り心地が良かったですね。どこぞのキハ220とは大違いです。やる気あるのかJR九州。
カーテンがちゃんとしたカーテンというのも驚きました。九州じゃ特急型でもほとんど見ないだけに普通気動車にこんな豪華な設備があるものかと驚きました。
キハ150は富良野線を南下していきます。何気に速かったですね。お客さんは立席が出るくらいの混雑で、筆者も人権の確保に失敗し、美瑛までは立席。
さすが道内有数の観光地、美瑛での人の吐き出しっぷりはすごかったですね。その前でもちょくちょく降りてましたが通勤需要も少しはあるのかな?

美瑛を過ぎると車内はガラガラで1ボックスに一人ずついるかいないかといったところ。そのまま上富良野に到着。猛烈に第2戦車連隊を見に行きたい欲がわきましたが富良野での接続がようわからないのでパス。
その後列車は終点の富良野にって…アアアアアアアアアアアアアアアア!ヨンマルがいるぅ!
神!万歳!よっしゃー!

富良野駅にて

さて時刻を見ると東鹿越行きが出るまで…3時間?
なにもする事がないので富良野市街を適当に散策。
やっぱり小さな市でも条坊制で出来てるなと歩きながら感じました。

1時間ほどお散歩してお昼時なのでお昼ご飯。「カフェレストランかりん」で富良野オムカレーを頂きました。ふわふわの卵の上に乗ったティダーチーズとカレーピラフが絶妙で美味しかったですね。

オムカレー 

そのあとお散歩しながら駅に戻って、東鹿越行きのヨンマルに乗車。分断されている根室本線の西側の行きにくいほうを制覇しに行きます。

ヨンマルの座席に

列車は先ほども見たキハ40 1736。タイフォンないけどまぁヨシ!乗車率は1ボックスに1グループと言ったところで大半が観光客、というかマニアの様子。市街と言えるような市街はすぐ終わり畑だらけの景色に。山部を過ぎると空知川を左手に眺めながら山間部へ突入します。金山のあたりでダムを見ながら、東鹿越へ。東鹿越についたタイミングで代行バスも入ってきてお客さんがそれぞれへ移っていきます。

乗り換え
もう先に行くことはできない線路


ヨンマルが東鹿越を出ると程なく代行バスも発車。狩勝峠に進入します。日本三代車窓とも謳われた狩勝峠。鉄路が分断されて、埋められた線路を見るとなんだか熊本地震で分断された阿蘇山の豊肥本線を思い出したり山という状況もなんだか阿蘇を想起させました。いくつか駅を過ぎキハ20もどきのヨンマルに会ったりしながらついに三代車窓の狩勝峠へ。
すげぇーーーーー!!!!!!!
矢岳越えは何度も体験しましたが平野のスケールが桁違いです。え?写真ですか?

十勝の入り口、狩勝峠

はい、すごいです。
衝撃が抜け切らぬままバスは新得に到着。15分ほどで特別急行おおぞら7号で釧路を目指します。というか電光掲示板がおしゃれだなぁ。手が込んでる。

新得

やってきたのはキハ261。いつものやつですね。
迷うコトなく自由席に飛び込みます。意外と人がいます。サロベツでもそこそこいたので過疎ってるという印象は意外と遠いものだったのかもしれません。ニロイの自由席はサロベツに続き2度目。結構快適です。新得を出て20分くらいで高架区間に突入し道東最大の都市帯広に到着。高架駅というのは知っていたんですが2面4線のとてもきれいな駅だったので正直驚きました。帯広の皆さんごめんなさい。帯広で結構な数の人が下りて行っていたところからも推して知るべしというところでしょうか。
さて、帯広を出ると列車は十勝平野の中心部に差し掛かります。九州では見られないような圧倒的な大地の広さに驚嘆したものです。池田を出たあたりでちょうど夕暮れで、それがまぁきれいでした。正直日が暮れてからは何も見えないので敏夫ボイスを聞く以外にすることもなく道東第二の都市、釧路に到着です。

乗って来た特別急行おおぞら

釧路は実に9年ぶり、前は釧路湿原ノロッコ号だったかな?釧路駅の雰囲気は変わってなくて好きです。さて、飯がまだなので釧路駅を出て歩いて行きます。10分ほど歩いて到着したのはレストラン「泉屋」言わずと知れたスパカツのお店です。
早速入店しますがまぁ大混雑です。狭い階段に人人人です。なんとか待つ人のところに名前をかけましたがラストオーダーの時間に席に入ることができませんでした。諦めるか…と思っていたら店員さんが出てきて、「お名前を書かれてる方はこの後1階にご案内します」と言われ、なんとかありつけました。
どうやら一階はランチタイム用らしくなかなか珍しい体験ができたなと思ってます。
迷わずスパカツの大盛りを注文し待つこと20分程度、待ちに待ったスパカツの登場です。

言わずと知れた釧路名物スパカツ

食事を済ませすぐ近くのホテルにチェックイン。
今回はホテルパコ釧路に泊まりました。
ダントツに快適なベッドでした。

客室

しかし私はここでやらかします。露天風呂の入り口をサウナと勘違いして露天風呂に入らず上がってしまったのです。やっちまったぜ。

というわけで今回のお話はここまで。
更新サボってごめんなさい。




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