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「自分の評価」から「恩返し」のためのMVPへ

トレンダーズは年に2回、「キックオフ」を行っています。キックオフとは、全社員が参加し、半期の振り返りや次の半期の戦略発表をする場です。
4月は入社式、10月は翌年入社する内定者の内定式も行われます。

今年の4月はコロナウイルスの影響でオンラインでの実施となりました。
私たち20卒メンバーの入社式もオンラインとなり、少し寂しい気持ちでいたのですが、1か月後の配属発表後に先輩方が新入社員歓迎のサプライズムービーを用意してくださり、とても感動しました!

Wantedlyでレポートしている記事があるので、気になった方は見てみてください。

▼サプライズムービー
https://www.wantedly.com/companies/trenders/post_articles/237393

そして、今年の10月コロナウイルスの感染防止対策を徹底し、リアルでの開催が実現しました。

キックオフの目玉となるのは、成果を残したプロジェクトや個人に対して行われるMVP表彰です。9つの表彰部門がある中で、最も活躍した新卒1年目に贈られる「新人MVP」というものが存在します。

新人MVPとは新卒1年目が対象となり、それぞれ与えられるミッションへのコミットの度合いや社内貢献を評価される賞です。内定者の頃からずっと憧れていた賞だったのですが、夢が叶い、上半期の新人MVPを受賞することができました。今回は、新人MVPを受賞するまでの私の切磋琢磨した話…ではなく…(笑)なぜ受賞することが出来たのか、という点について1年目が終わる前に振り返り、分析をしてみたいと思います。

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なぜ新人MVPを獲れたのか

私が新人MVPを受賞できた理由は2つ。

▼新人MVP受賞理由
①個人の営業目標数字達成
②社内貢献

ミッションへのコミットの度合いと社内貢献という、評価される要素を網羅していたことが挙げられます。

①個人の営業目標数字達成
在宅勤務を余儀なくされ、テレワークでの営業という外部環境の変化の中で結果を出せたという点が評価に繋がりました。先輩に助けていただきながら大型の案件を新規で受注することができ、新人のギネスとなる目標数字を達成することができました。

②社内貢献
トレンダーズはコロナウイルスの影響によって社として今年から自社開催のウェビナーに注力を始めており、イベント会社でのインターンの時に培ったイベント運営の経験から事務局としてジョインさせてもらっていました。また、営業チームの会議の運営やオフィスに届く宅配物の仕分けなど、社のため、チームのためにできることは何か考え、行動をしました。

…結局、自慢話やないかい!!

とツッコミが入りそうですが、上半期を振り返ってみて真の受賞できた理由を自問した時に、1つの視点の変化が自分にとって大きかったように思えます。

「自分の評価」から「恩返し」のためのMVPへ

内定者の時にMVPを目指したいと思ったきっかけは、内定者アルバイトでお世話になっていた部署の先輩が、1年目の頃に新人MVPを獲ったという話をお伺いした時でした。内定をもらったばかりで、早く入社して成果を出したい!認められたい!という気持ちだった私は「絶対私も新人MVPを取ります!」とその場で高らかに宣言していました。

そして昨年の10月、内定式の後にMVP表彰に参加した時に、1つ上の先輩が表彰されているのを見て、「来年は私があの場に立ってやる..!」とメラメラしたのを今でも覚えています(笑)

入社式の4月のキックオフでは、自分の入社の挨拶よりもMVP表彰の方が気になっていて、どんな理由で受賞できるんだろう、何をしたら私も受賞できるんだろう、と新人MVPのことばかり考えており、営業に配属が決まってからも2か月くらいは自分の評価のことばかり気にしていました。

入社して2か月を過ぎた頃、キックオフまで残り3か月を迎え、新人ギネスとなる目標数字を伝えられました。この目標を達成すれば絶対に受賞できる..!と興奮する反面、こんなに大きな目標を達成できるのかと不安になっていた時期がありました。

そんな時に、OJTの先輩と美容クライアントの開拓を一緒に進めてくださっている先輩から「夢ちゃんに新人MVP取ってもらいたいから一緒に頑張ろう!」と言葉をかけていただいたことをきっかけに、少しずつ自分の中で考え方が変わっていくのを感じました。

自分のことで手一杯になり、あっという間に終わっていく就業時間の中で、先輩方がいかに時間と労力を自分にかけてくれているかと立ち返ったときに、これって当たり前のことじゃないよな~とようやく気づくことができました。

気づいた瞬間は、なんでこんなに気づくの遅かったんだろう・・・と反省と自戒の気持ちでいっぱいでしたが、今できることは目の前の目標を必ず達成し、先輩方の期待になんとかして応えることだと感じました。この時から、「自分の評価」のためではなく、「恩返し」のために新人MVPを獲ろうと考えるようになりました。

その結果、自然と周りへの感謝の気持ちが強くなり、今まで自分のことしか考えておらず見えていなかったものが少しずつ見えるようになってきました。

上半期を振り返ってみて分かったことは、恩返しをしたいという気持ちがいつの間にか行動を底上げし、周りのためを思った行動に繋がり、結果的に評価に繋っていくのだということです。

振り返ってみて

今回なぜ新人MVPを受賞することが出来たのか、視点がどのように変わっていったのかを振り返ってみましたが、恩返しと周りへの思いはもう完璧!なんて状態ではなく、日々至らないな・・・と反省の連続です。

それでも、この上半期を一生懸命走ってきて確実に変化できたと思いますし、大事なことに気づけたと確信しています。

下半期も折り返しを迎えようとしていますが、下半期は上半期よりも成長速度を速め、私も誰かをサポートできる存在になれるように日々進化し、変化していきたいと思います。


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