【PEST分析】Political分析の基本情報の収集の仕方 Political編

こんにちは、トレンドハンターです。

トレンドには事前に予測できるものがたくさんあります。そんな情報をまとめることは大事です。その一つがPEST分析です。

マーケティング用語にPEST分析がありますが、PESTのPolitical(政治的)な要素を分析することは世の中のトレンドや消費動向を見ていくうえで非常に重要になります。

本日は、大きなテーマからの発想のブレイクダウンではなく、大きなテーマの情報収集の仕方について書いています。私のメモに追加していく方法になります。

政党、様々な評価などは関係なく、国がどういう方向性で運営していくのか?、今から行われる2021年度予算がどういうもの位なるのか?は必ずチェックしないといけないと思っています。例えば2021年の予測をするうえで、国の方針がまとまった形で出てくるのが、6月か7月に毎年発表される「骨太の方針」です。

今年は、安倍首相の退陣で、菅首相に代わります。ただ、安倍政権の基本方針は基本的に踏襲されるとされています。その一方で、すでに携帯電話料金の引き下げや地方の再生など菅さんが推し進めたい政策も出てきています。

それらを、チェックしていくことは2021年の日本、それ以降の日本のトレンドを見ていくうえで大切な大きなテーマです。

また別の機会に、骨太の方針で注目すべきことは書きたいと思いますが、今日は、私のメモに入れてチェックする情報の素について話しています。

昨日、政権を一緒にになっています公明党との9つの取り決めがありました。抽象的ですが大きなテーマをチェックするうえでは非常に重要ですね。このテーマから何が起きていくか、どんな消費が生まれるかを自分なりにブレイクダウンするのも大切です。

同様に首相の会見や所信表明演説などの言葉もマーケティング用語で言う形態素解析で分析する事は、総理大臣の優先順位なども分析できます。そして、それを記事にするマスコミがどれをネタにするか?社会にどれだけ認知を上げていくかの指標になりますね。

企業でそれを分析できるか、社会を読む上で大切ですね。

先日の9つの自公政権の合意を見てみましょう

1.新型コロナウイルス感染症(以下、「新型コロナ」)から国民の命と健康を守るため、ワクチン・治療薬の確保をはじめ、医療機関への支援にも全力を挙げる。
2.新型コロナの影響から、産業と雇用を守り、成長軌道に回復させるとともに、国民生活、中小企業、地方などの“安心“を取り戻す。
3.デジタル化の推進をはじめ、日本経済社会の脆弱性を克服する。
4.全ての人が安心して暮らせる全世代型社会保障の構築を急ぎ、とりわけ深刻な少子化を克服するための取組みを強化する。
5.全国津々浦々まで元気にする地方創生を成し遂げる。
6.防災・減災、国土強靱化を強力に推し進めることにより、災害に強い国づくりを進めるとともに、東日本大震災をはじめ、近年の災害からの復旧・復興に全力で取り組む。
7.気候変動対策や環境・エネルギーに関する課題への取組みを加速化させ、エネルギーの安定供給と、持続可能で強靱な脱炭素社会の構築に努める。
8.平和外交と防衛力強化により、国民の生命と財産を守る。
9.衆議院・参議院の憲法審査会の審議を促進することにより、憲法改正に向けた国民的議論を深め、合意形成に努める。

菅新総裁の就任会見も注目ですね。特にトレンドを分析する上ではデジタル庁に関する記事は2021年必ずチェックすることが必要です。

SDGs/サスティナビリティにかかわること、GOTOトラベル、デジタル化、地方創生、ハンコ問題、地方銀行再編、携帯電話引き下げ、中小企業再編、省庁再編など消費に関係してくることもたくさん出てきています。是非、皆さんでもこれから、この大きなテーマ+骨太の方針から生まれてくるトレンドを予測してみてはいかがでしょうか?

スガノミクスの看板政策は確実にチェックですね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?