ダナン2

ベトナム ダナンでのインターンシップを始めて気づいたこと

私は、一期生としてベトナム、ダナンの地に訪れ、ドンア大学の学生たちに日本語を教えています。

ダナンの街


ダナンは、私の想像を超えるほどの活気に満ちた街でした。
東京のように地下鉄が発達していたり、高層ビルや商業施設が立ち並ぶようなところではありませんが、海沿いにホテル、観光施設が並んでいたり、建設中の建物もたくさん見られます。常に変化し続けているような街で、これからの成長を肌で感じ取ることができます。人々も優しく、治安が良いのも特徴的です。また、ドラゴン橋など象徴的なものもあり、それらがダナンの夜の街をライトアップする夜景はとても綺麗でロマンティックです。2018年11月にはAPECが開催されました。

ドンア大学で日本語を学ぶ学生たち

 ダナンの市街地にあるドンア大学の学生は、ITや介護、観光サービスなどの専門的、実践的なことを学びながら、自らの活躍の場を広げるために、語学の学習に力を入れています。日本語と英語の学習に日々取り組んでいる彼らは、学習意欲が高く、彼らの学ぶ姿勢に、日本人として、日本語の知識や日本の文化を、できるだけ彼らに与えていきたいと強く感じさせられます。

ダナンという急成長を遂げる地で、これからの未来に期待を寄せる学生たちと出会って、彼らとともに過ごす毎日は、私にたくさんの新しい発見を与えてくれます。

日本人である意識


日本人の人口が減っていくのにも関わらず、ベトナムでは日本語を学び、
日本に興味を持ってくれる学生たちがたくさんいることや、日本で働きたいと考える学生たちがいます。日本の曲を上手に歌う彼ら、また、好きな日本のアニメや漫画を教えてくれる彼らを見ていると、日本という国の影響力を改めて気づかせてくれます。また、彼らの日本への期待を裏切らないためにも、日本人として自分がどうあるべきかといった意識を高めてくれます

日本にいては気づかなかった、日本人である自分。
日本人が今までに築き上げてきた日本の文化や、
培ってきた海外への影響力。
それらの恩恵として、日本に興味を持ってくれ、
日本で働きたいと思う人たちがいます。

 激動していく世の中で、変えられないことは、自分自身のバックグラウンドと身についてきたカルチャーです。それらにどのくらい誇りを持って、外に発信していくことができるのか、また、外のものをいかに許容し、それらが自分の考える基盤を築き上げてくれるものなのか、このインターンシップを通して気づくことができました。

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