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住民から寄贈された山「八重山」と「能岳」

登山日:12月14日

12月は低山というより里山の名峰「八重山」登山です。
八重山周辺は、山梨県上野原市が市民から寄贈された山を登山者に楽しんでもらおうと登山道を整備した最近人気の山です。今回は、上野原駅からバスで登山道近くまで行ってしまえば2時間程度で終わってしまうので、駅から歩いて登れる秋葉山コースも加えて4時間程度で組んでみました。

上野原駅から歩いて秋葉山登山口まで行きます。途中の商店街に上野原の名物でソウルフード「酒まんじゅう」のお店が軒を連ねています。味は「あんこ・鮭・味噌(田楽みそ)・塩」の4種類です。蒸したての熱つ熱つをいただくと冷え切った体がホッコリ温まりますね。前半の秋葉山コースは登山道と言うより生活道らしき道を歩くので道標もありません。よほど注意してないと間違えてしまいます。管理人のルートファインディングの腕が試される?試練の里山です。なんとか八重山の登山口までたどり着けました。

八重山登山口は広い駐車場と綺麗な水洗トイレがあります。近くに中学校があり、そこの生徒が登山者のためにトイレ清掃をしてくれているそうです。登山口から山頂まで「五感の森」として整備されています。五感とは①見る=コナラ・カヤなど実をつける木が多く、実を探し、②聞く=クマザサ・トチノキなど葉がこすれる音を楽しみ、③嗅ぐ=コブシ・カリン・梅の花の香をたのしみ、④触る=サルスベリやサンショウ・ヒイラギなどのトゲや幹のスベスベを触って楽しみ、⑤味わう=タラノキ・山柿など食べられる木々を楽しみます。そんな木々や草花を楽しんでいたら展望台に到着しました。快晴に恵まれ富士山が綺麗で、素晴らしい眺望が楽しめました。ここで車座に座りランチタイムです。八重山(530m)山頂にも東屋があり休憩できるようになっていました。しばし休憩して能岳(風向山)を経て、上野原に下山し、帰りはバスで上野原駅まで戻ってきました。

綺麗な登山道で、景色のいい展望台や東屋もあり、ノンビリと歩けた今年のイベント登山納めでした。

新しくなった上野原駅からスタートです
上野原のソウルフード「酒まんじゅう」でまずは腹ごしらえ。今日はおじさん1人で作っているので味噌と餡子の2種類しかありませんでした。
もっちりして美味しいですよ。今どき1個85円也。
少し遠回りするため、まずは秋葉山を目指します。
紅葉も終わり、落ち葉の絨毯でした。
火防・火伏せの神様「秋葉神社」を祭る秋葉山山頂。ここに来るまで何度迷ったことか!低山は道標がなく生活道が混ざり合い難しい!
中央道高速の談合坂サービスエリア方面を望む
トイレを済ませてスタート
絶景で素晴らしい展望台ですよ。住みたいぐらい!
八重山山頂 小さいけど休憩できる東屋があります。
富士山の下に光る集落が「山梨のマチュピチュ」として有名な「コモアしもつ」です。今から30年前のバブルの産物です。
能岳山頂
大きな馬頭観音ですね。馬頭観音は怖い顔が普通ですが、ここは穏やかなお顔をされているのが特徴なのだそうです。
新井地区に下山してきました。ここからバスで上野原駅に戻ります

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