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【Vancouver古着屋#1】 Community Thrift & Vintage で"Thrift"に食らわされる


シリーズ化していくもの、その1。

多分【カナダの古着屋10選!】とかの方がいいのかもしれないけど、なんか一個一個の紹介が薄くなりそうだし、いろいろ通ってしっかり見ていきたいと思ったからシリーズ化にしようかと。


まず僕は古着が大好き(無茶苦茶詳しいわけではない)。

生活費を除いて、おそらく僕の支出のほとんどはここに消えている。おかげで何回か死線を潜り抜けている。

僕が古着で面白いなと思う所はお店はもちろん、エリアによっても集まってくる古着が変わってくるところ。

関東で見ても、王道の下北、より個性的な高円寺、サーフカルチャーが芽生えている湘南・藤枝...みたいに、その土地の色が古着で表れるのが見ていておもしろい。


するとカナダ、バンクーバーではどんな古着が集まってくるのか...?

バンクーバーでは比較的多数古着屋を見かけることができる。これは僕にとっては願ったり叶ったりの展開だ。

もちろんお店によっても扱っているモノのクセや価格も変わってくる。


今回僕が紹介したいのは、ダウンタウンに位置している「Community Thrift & Vintage」というお店。

住所:311 Carrall St, Vancouver, BC V6B 2J4

instagram: https://www.instagram.com/communitythriftandvintage/

ダウンタウン行きのスカイトレインの終着駅であるウォーターフロント駅から徒歩で約10分程度、距離的には遠くないが場所がほぼEヘイスティングストリートなんでちょっとビビる。僕が初めて行ったときは途中で注射器を踏んだ。行くなら是非ともお昼頃に行った方がいい、念のため。

お店自体はレディスのみのFROCK SHOPPEとユニセックスでの取り扱いのあるUNISEX SHOPPEの2つ。この2つは徒歩で1分ぐらいの距離感。あとはオンラインで注文したものをピックアップする専用のTHE STUDIOってお店があるみたい。

僕は主にUNISEX SHOPPEを使用しているけど、内装も綺麗でお店の中身は広々としていていい感じ。日本の古着屋さんだとかなり狭いところが多いイメージだけどこっちのお店は天井が高くて空間を贅沢に使っているところも多くみられると思う。

学校から近いということで僕は1〜2週間に一度は訪れてTシャツを片っ端から漁っている。グラフィックに特化したものだったり、ブランド物の洋服も多く揃っている気がする。

そして、このお店のいい所は何より「安い」という点。

こっちでは日本みたいな中古で買取したモノを販売するスタイルより、寄付で集まってきたものを販売するスタイルがしばしば見られる。だから安く販売できるってわけみたいだね。

じゃあどこで見分けるかというと"Thrift"という単語。そもそも"Thrift"とは直訳すれば「倹約」の意味だけど、こういう寄付で集まった古着やリサイクルアイテムの場合は寄付されたものを指すことが多いみたい。そのため、売り上げの多くは福祉事業へ行くんだって。

「ほーん、そしたらワイの買い物も社会貢献の一環やないかい」という大義名分の下に散財にしてしまうね。危ない危ない。


さてここから買ったモノ紹介。

まずはこの服。こちらDrakeとLil WayneのライブTシャツ。

日本で買えば大体¥3,000~4,000くらいにはなるんじゃないかな?

カナダはDrakeの出身国ということもあり、Drake関連のものは比較的簡単に古着屋で見つけられるイメージ。

「でもお高いんでしょ〜?」と疑いながらタグを見る。

お値段は$14(21年4月現在為替¥86/CAD × $14 = ¥1,204)、すでにこれだけでも「ホゲ〜〜〜」って状態なのにタグには20%Offのスタンプ

つまりだ。$14 × 0.8(20%off) = ¥963。なんてことだ、¥1,000を切っている。イカれてやがる。


お次にこの服。これはJastin TimberlakeとJAY-ZのコラボTシャツ。

これも状態も綺麗だし日本だと¥4,000ぐらいしそう...。

しかしこいつには$18のタグに20%Offのスタンプ。

つまり、¥86/CAD × $18 = ¥1,548 × 0.8(20%off) = ¥1,238

どうなっちゃってんのよ。大丈夫か?


買い物を進めていった結果、合計4着買って合計で$50(¥4,300)程度。なんかめちゃいい買い物した気になってウキウキしながら帰った(財政破綻への着実な一歩)。


そんな感じで今日は古着屋さんについて一つまとめてみた。

まだまだ紹介してみたいお店もたくさんあるし、日々新しい情報もリサーチし続けているので今後もこういった形で放出していきたい。

ではまた。



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