12/13(木)

曇りのち雨。

超寒い。朝からSNS更新したり、レコード聴いたり、荷物送ったりで忙しい。2号はダイソーにいったり、スーパーにいったり、確定申告の準備などしてくれているので、大変助かりますので、今夜はカツオのタタキ、我が畑で獲れた小松菜と鶏肉の豆乳クリーム煮、ミニおでん、おからと鶏ひき肉のハンバーグ、サラダ菜のサラダなどの夕飯を作ろうと思う。色々と作業をするためにウルグアイのハードコアバンドDISIDENCIAのたしか1stだったであろう、まっ黄色に赤と黒で軍人らしき人が描かれている7'を取り出して爆音で聴く。隣の住人に怒られないギリギリのレベルで。2002年は俺が非常にハードコアに没頭していた時期で、あの頃は今と違う感じで音楽がクロスオーバーし始めていた非常に面白い時代だった気がする。スラッシーなハードコアを聴きながら献立などを考えていたのだが、ふと、明日2号とデートでもするかと思った。デートは割と良くするのだが、そのほとんどが突発的であり、しっかりと前日に決めたのは結構久しぶりな感じもする。

思えば2号と最初にデートしたのは何時だったであろうか。2人が出会ったのはアイルランドの首都ダブリン。俺がゲストハウスの雇われ店長をしていたころの話だ。当時宿泊していた日本人の学生と友達になり、今日は予約もいないんで店番を放っぽりクラブに遊びに行った時だった。何故か俺らは日本語堪能なアジアンという設定でナンパを繰り返し、適当な日本人に声をかけていた。そんな中1人でドリンクカウンターにいた女に声をかけた。『1杯おごるから遊ぼうぜ』って感じで。女は『マジ?おごってくれんの?遊ぼう!』って言った後に『じゃ、彼女たちのもよろしく』って4人くらいのブラジリアンガール達。やってくれるねこの女は。後の2号である。

その日は話して飲んでって感じで、何でか覚えてないけど帰り際にSNSの交換をしようと提案した。普段の俺は面倒でそんなことを話さないんだけど、きっと何か思ったんだろう。その後、なんでかデートすることになった。お互いアル中の一歩手前だったからか何だかんだパブで暇だねとか、牡蠣が食いたいだとか、酔っ払いながらデートの約束をしたんだよ。たしか。行先はバスで3時間くらいの港町。初デートでいきなりバス3時間乗るって、今考えれば結構大胆だけど、俺も2号も喋るの好きだったし、さっきまで聴いていた6曲で10分もしないDISIDENCIAの7'よりもあっという間にバスは目的地に着いた。たしか土曜日だったんで、町中にストリートミュージシャンや観光客やらでとにかく賑わっていた。ビールの国だけど、ワインも飲みたいってんで、ワインとチーズの店に行ってグラスワイン3杯とチーズのプレートを頼んだ。いまだに2号は赤を2人で2杯しか頼んでいないって言うんだけど、間違いなく赤白を一杯ずつ頼んだ後に、あなたが『やっぱチーズは赤でしょ』って赤を追加で頼んだのを俺は覚えている。いつだって頼んで飲まなくなった白を飲むのが俺なのだから。その後は牡蠣のお店が夕方からだっていうんで、散歩しながら海につながる川のベンチで一緒にマーフィーズスタウトの缶を飲んだ。何話したのか覚えてないんだけど、俺はもしかしたら緊張していたのかもね。そのあと生牡蠣だよ、お待ちかねの。ハーフダズンで頼んで、そのあと生牡蠣の店をハシゴしたら帰りのバスがないもんだから、適当にゲストハウス探して、2段ベッドの部屋が幸運にも開いていて、速攻で部屋を確保したら、またパブに飲みに行って、川沿いの橋を2人で渡った。イルミネーションが水面に反射してやけに綺麗だったけど、酒の方がいいわなって爆笑しながら〆の1軒に立ち寄った。翌日はまた2人でくだらない事言いながらバスで帰ったっていう感じなんだけど、結構いい感じじゃない?まぁ明日の方がもっと楽しいから、はやいとこ飯の準備でもして、酒でも飲もうかと思ったら、え?相棒(シーズン7)は渡哲也でんの?めっちゃ観たいんだけど。こりゃ今夜は飲むな。南無。

どうもありがとうございます。 今晩のおかずが増えまっす。