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バンクーバーの壮大な自然の中で、アウトドアの達人ロコとかなえた海外初登山

カナダ・バンクーバーで海外初登山にチャレンジした、山ガールのひろえさん。初心者ひとりでは難しい雪山でも、アウトドアライフに詳しいロコに出会ったことからかなえることができました。ロコタビを利用して生まれたすてきな思い出のあふれる、海外山旅感動ストーリーをご紹介します。

ロコタビ」は、ロコ(海外在住日本人)が旅のお手伝いをしてくれる海外マッチングプラットホームです。2020年現在、ロコ登録者は5万人を超え。エリアは173カ国2449都市と世界の9割近い数に広がり、観光案内やビジネス通訳、食事のアテンド、現地サポートなど、旅先で「したいこと」を自由にオーダーできます。


登山に目覚めた初心者山ガールが、海外旅行で一番「したいこと」

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▲自然と山を愛するひろえさん

今回ご紹介するユーザーは、趣味で登山を始めて半年のひろえさん。

アメリカ・シアトルで友人の結婚式に出席し、残りの日程を利用してバスで3時間半のカナダ・バンクーバーに4日間滞在しました。

自然が大好きな山ガールのひろえさんが、バンクーバーで一番「したいこと」は登山。しかし、初心者でも登れる山があるのかもわかりませんでした。それに加えて、ひとりでの海外初登山、しかも雪山登山はかなり不安だったと言います。

そんなひろえさんがロコタビと出会い、念願の海外初登山をかなえたストーリーをお届けします。


この人ならお任せできる、壮大な山のプロフィール写真でロコを即決

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▲郊外から眺めるバンクーバーの風景

登山初心者でも、バンクーバーの美しい山にどうしても登ってみたかったひろえさんは、日本語、英語を問わず登山ツアーを探していました。

しかし、オフシーズンで登山ツアーは少ない上に日程的に難しく、参加できるツアーはあったとしても「初心者は足手まといになるのでは……」という不安がありました。結局は個人で行く方がいいと思い、探し続けた結果ロコタビにたどり着きました。

そして、バンクーバー在住ロコの中から偶然、在住歴18年でアウトドアライフに詳しい、なないもさんと出会います。

ひろえさん 「ロコタビの検索画面で、壮大な山が背景のプロフィール写真が目に飛び込んできたんです。しかも山好きが伝わってくるプロフィール。この人ならと思い、すぐにコンタクトを取りました。

実は、この時点ですでに出発1週間前だったので、山に登ることはあきらめかけていたんです。でも、すぐに返事があり、バンクーバーの山の状態や候補地を提案してくれました。山登り案内についてはすんなりOKしていただきましたね」

そしてひろえさんはなないもさんに、バンクーバー滞在4泊のうち、初日のバンクーバー空港からホテルまでの送迎、2日目の登山、3日目のウィスラー1日観光を依頼しました。

登山については「初心者でも登れる山、スノーシュー(かんじきのような道具を装着して雪の上を歩くアクティビティ)ができる場所」、3日目のウィスラーについては「Peak to Peakに乗りたい」とリクエストしました。

ひろえさん 「なないもさんは『初心者向けで、天候次第でスノーシュー可能、バンクーバー市内から近い』との理由からセント・マークス・サミットの山登りを提案してくれて。

ただ、旅行した12月は雪がまだ少なくてスノーシューのシーズンではないから、できないかもしれないと事前に説明もされました。それでも、前日には雪の予報が出ていたので、スノーシューが可能な場合はレンタルする予定でした。

最初にコンタクトをしてから、待ち合わせ場所や行きたい場所などについて、20回以上細かくやり取りしましたね。また、私が山登り初心者で初めての雪山だったので、靴や用意するものについてもいろいろと相談にのってもらったんです。

『今日の天気はXXだったので、○○を用意したほうがいいですよ』のようなメッセージをもらう度に、真面目な人柄と山に詳しいことがわかり、この人ならお任せできると確信しましたね」


大変な道のりもロコの安心サポートで乗りきって、感動の海外初登山体験に

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▲ロコとふたりだから撮ってもらえた、思い出の海外登山デビュー写真

登山当日は、なないもさんにホテルまでピックアップに来てもらったひろえさん。

土地勘のない場所では嬉しいサービスです。セント・マークス・サミットまで約1時間のドライブで、車の中では現地の見どころやバンクーバー情報をいろいろと教えてもらえたと言います。

雪が少なくスノーシューはできませんでしたが、気温が低く、スキーウェアに着替えていよいよ登山開始です。

ひろえさん 「ふたりで登っているとトレイル(登山道)が途中で閉鎖されている所もあって、迂回しました。そんなときでも、なないもさんはなんなく迂回路を見つけてくれたんです。『私ひとりだったら無理だ~』と思いましたね。

それに途中のトレイルはところどころ凍ってツルツル。スノーシューに対応している靴を履いていたものの、滑りまくって半泣き状態でした。

歩いているときはとにかく必死でした! こんなに滑る道を登った経験がなかったので『本当に初心者向け?』と何度も心が折れそうになりましたし。そんな私を見て、なないもさんがご自分のステッキを貸してくれたので、なんとか凍った道も乗りきりました。おかげで、ケガもせずに無事に登りきれたんです」

念願の海外初登山をかなえたひろえさんは、山の景色と、登頂時の気持ちを回想します。

ひろえさん 「頂上からはバンクーバー周辺の山が一望できて、それはそれはすばらしかったです。それに当日はとてもいい天気でしたし。登っている途中でも日本では見ない鳥や木々、青空の下に広がる美しい山を眺めることができました。日本とは違う規模で、感動しましたね。

今、こうして思い出しても楽しかったと感じます。本当に登って良かったです! 歩いているときはつらくても、終わってみると楽しかったと思えるのが山登りです。今回はトレイルのコンディションが悪くていつも以上に苦戦しましたが、バンクーバーの山にまた登りたいですね。個人的には夏山に引かれているんです。なないもさんにも『今度は夏においでよ~』と言われたし、次は夏の挑戦を決心しています」


気が合うロコとの出会いで、貴重な体験と旅行の楽しみが倍増

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▲キャピラノつり橋のイルミネーション

ロコのなないもさんについて、ひろえさんはこう語ります。

ひろえさん 「お話していて、カナダと山が大好きなのは強く伝わってきましたね。山の知識と経験がとてもある方だと思います。お会いするまでは、『3日間一緒で気が合わなかったらどうしよう~』と心配でした。ですが、車中でも、私がまだ経験したことのない泊まりがけの山登りや、なないもさんのカナダでの生活を聞けたのでとても楽しかったです」

英語ツアーへの参加も考えたひろえさんでしたが、一歩間違えれば危険にもなる登山で、初心者の自分のコンディションを英語で表現するのは大変です。どんなときでもなないもさんと日本語でコミュニケーションできると思うと、安心して登山に臨めたと言います。

ひろえさん 「それに1日目はホテルまでの移動のはずが、ご厚意でキャピラノつり橋まで連れて行ってくれて。夜にひとりで行こうと思っていたのでとても助かりました。イルミネーションは自然の中に浮かぶような美しい光でとても幻想的でした。

3日目のウィスラーも、ツアーは融通が利かなくて時間の無駄になりそうでしたが、なないもさんは私の希望を聞いて予定を組んでくれたので効率的に回れました。Peak to Peakに乗ることもできたし、山登りとはまた違う風景が楽しめて良かったです。

どの場所もひとりよりもふたりで見た方が楽しかったし、写真もたくさん撮っていただきました。なないもさんのおかげで貴重な体験ができただけでなく、本当に楽しい旅行になりましたね」

ロコタビの利用を検討している方へ、ひろえさんからのアドバイスです。

ひろえさん 「ツアー会社ではできない、自分好みの旅が実現できます。そして地元の人から情報を得られるので、短期間の旅行では非常に有効なサービスだと実感しました。時間がなくて効率的に回りたい方にはとてもおすすめです。地元のことは地元の人に聞くのが一番ですね。

とは言っても『会ったことのない人にお任せして大丈夫なのだろうか』と不安になるのもよくわかります。行く前に何度か連絡をとり、話が合いそうか、信頼できる人なのか見極めることが大切かと思います」

初めての海外雪山登山というチャレンジも、バンクーバー近郊の山々を熟知したロコ・なないもさんのサポートで安心して臨むことができ、貴重で楽しく、感動的な旅になったと言うひろえさん。

現地事情に詳しく、ユーザーのリクエストにピンポイントに応えられるロコのサービスは、ロコタビの特長のひとつです。

これからもロコタビを通じて、海外でオーダーメイドな「したいこと」を実現した、感動体験ストーリーをお届けするのが楽しみです。


▲このマガジンでは、ロコタビを利用してユニークな旅を叶えた方々のインタビュー記事をレポートしています。みなさんも是非、ロコ(海外在住日本人)の助けをかりて実現する素敵な旅を想像してみてください。

▲「ロコタビって何ができるの?」という方はこちらの記事をのぞいてみると使い方も含めてイメージが掴めるのでぜひオススメです。

HAVE A NICE TRIP!!

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