見出し画像

キャンピングカー生活まであと181日★「はじめての会社員③」

あした何の日?

スカイプロポーズ?!

こんばんは。
今日もお疲れ様です。
明日から月曜日で憂鬱な人もいるかもしれませんが、自分なりの楽しみを見出してみてくださいね。頑張った日には自分にご褒美もあげましょう。

本日も前回の続きです。
今回は社会人デビューしてから半年。
ガソリンスタンド店舗での現地研修を終えて、ここからは3ヶ月の営業研修と3ヶ月の事務研修を経て本配属に向かいます。

営業研修

OJTに似た、先輩についていって現場で営業を体で学ぶという感じ。
実は去年までは一年まるまるスタンドで研修、いきなり本配属だったんですね。

基本の教育係の先輩は2つ上の一番年の近い人でした。
ただし、その他の先輩に付いて営業を回ってもよくて、社内合計10人の先輩全てについて回る経験をしました。

私が配属だった部署は都内、千葉、茨城の3県が担当で、いろんな地域に行きました。先輩たちも十人十色で、基本的に車での移動なので、その中でも仕事だけでなくプライベートも含めて色々な話をしていました。(新入社員の特権で、先輩にオススメのご飯屋さんに連れてってもらうのが密かな楽しみでした笑)

ルート営業もありましたが、基本的には新規開拓、しかも飛び込み営業。
会社のインターホンを押して、名刺を出して、立ち話をするだけでもやっと。
今思えばなかなかハードなことをやっていたなぁと思います。

とは言っても一人で回っていたわけじゃないし、まだまだ余白はありました。
営業ってどんな感じか、社会とのつながりを体感する、仕事というより社会経験を積むような感じでした。

それでも、初めて社会で仕事をする、という体感をしたのがこの営業研修でした。
もちろん緊張はしたけど、行動あるのみという考えで、分からないなりに先輩のサポートをフルに活用しながら、とにかく飛び込みまくりました。
後に別の業種でも飲食店中心に飛び込み営業をする経験があったので、そこでもこの経験は生きたのかもしれません。
毎日失敗続きだけど、それでも活動量だけは落とさず、一歩ずつ、着実に何か一つ自分のものにする。目の前のことに集中していた時期だと思います。

研修を受けていたのは私だけでなく、同期の新入社員も同時に研修していましたから、比較されていたのでしょう。
もう一人の方は営業志望。私は事務志望。それは私も向こうも分かっていましたし、コミュ力も向こうのほうが高いし私は会社員として社交辞令が本当に下手だったので、向いていないと思っていました。
それでも、私の方が営業に向いていると言ってくださる先輩方が多く、それは自分の自信に繋がりました。

先輩たちは基本一人で回るし、新規で売り込むのは基本「燃料」です。
1Lなら百何円の燃料も月間にして何千Lも使う物流会社さんの視点で考えれば、燃料会社との取引がいかに大事かがわかります。
しかも最初から燃料を補給するスタンドを決めていない会社などありませんから、他の会社で補給している%を少しでも自社に乗り換えてもらう、という方法がほとんどです。
新しく物流会社を立ち上げるとか、トラックを増やすとか、そういうタイミングでしか、1から自社のスタンドを使ってもらうというのは厳しいんですね。

私が研修を受けていた頃はコロナ真っ最中。
物流会社も、長距離運送をやめて短距離運送中心に変える会社さんが多かった。
だから、高速道路上のスタンドが多い、本来長距離輸送の物流会社相手に強みを発揮する自分たちの会社の色が出しづらかったんですね。

さらに私が配属された関東は、全国でも自社のスタンド拠点が弱い地域。
豊富な店舗の選択肢が取れる他社のスタンドと比較すると弱点だらけでした。

そんな色々な理由から、物流会社の血液とも言える軽油を買ってもらう(自分たちのスタンドで給油してもらう)のは至難の業だと体感しました。

しかも燃料の価格は常に変動がありますから、既存顧客の物流会社さんとの燃料価格の相談も気が抜けないんです。そこで上手く立ち回れないと、他社に%を取られてしまうことになります。

さらに、ガソリンスタンドの会社が扱うのは燃料だけではありません。
トラックのオイルや、コーティング(主に社用車やトラック、社長さんの自家用車など)の受注も営業マンが行います。
これは逆に考えれば、燃料の売り込みが難しくても、他で何かしら接点を持てるチャンスがあるということですね。

これは私が勤めていた会社に限らない話かもしれませんが、営業マンというのは業務がかなり多い職種なのだなぁと感じました。
相手の会社と商談するだけではなく、燃料の変動に目を光らせたり、店舗スタッフの方たちとの打ち合わせもしたり」、オイル発注を事務と連携したり。チームプレーが重要なカギになる仕事でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?