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「いざ、上陸。楽園のある国 タンザニア」アフリカ大陸縦断の旅〜タンザニア編①〜
2018年9月2日朝6時、自らの猜疑心に気が付き危機管理が上達した一方で、しっかりとサファリを満喫した私たちは、早くもタンザニアのアルーシャへ向かう準備をしていました。その道中、怪しげな集団にバスジャック未遂をかまされるも、何とか回避。タイヤが回るにつれて、車体に響く石の跳ね返り音には悩まされたものの、私たちはいつの間にか眠りにつきました。
熟睡に入ってしばらく経った頃、周囲の物音で目が覚め
「メリージェーン」アフリカ大陸縦断の旅〜タンザニア編②〜
2018年9月2日、ケニアとタンザニアの国境であるナマンガをぬるっと陸路で通過し、昼頃にはタンザニアはアルーシャという街に到着していました。その時間帯には閉まっていたバス会社も、幸か不幸か、わずか数時間後に偶然にも開いていました。アルーシャの宿が快適であったことと、次の目的地であるダルエスサラームの治安面が良くないことを考えれば、もう少しアルーシャで心の準備をしたかったのが本音でした。しかし、ス
もっとみる「ピエロンリー」アフリカ大陸縦断の旅〜タンザニア編③〜
2018年9月2日午後3時、サンダルと半ズボンを購入するため、アルーシャの街を散策していた私たち。様々な商品を売る店が立ち並んだ小汚い通りへ。無数のバッタモンをくぐり抜けて、ヤシの木が描かれた茶色のサンダルを500円で、つのだブランドのアディダス半ズボンを300円でお買い上げ。そして、この通りもゴールに差し掛かった頃、私たちはとある露店を発見しました。そこで売られていた100円のサンダル。400円
もっとみる「報復のスペ3返し?」アフリカ大陸縦断の旅〜タンザニア編④〜
2018年9月3日、アルーシャを離れてダルエスサラームへ向かうため、バス移動を開始。最後列の左側に陣取った私たち、その右側には清潔感のある30代ぐらいのアフリカ人男性が1人。そして、私の前席にはフルリクライニングや声量と臭いで、私の睡眠を妨げてくるおばさん。しかし、このおばさんと途中のトイレ休憩で予期せぬ遭遇をしたことにより、性別はどちらか分からなくなっていました。そんな中、バスは大渋滞に巻き込
もっとみる「脱脱便意理論」アフリカ大陸縦断の旅〜タンザニア編⑦〜
2018年9月4日、バスターミナルから宿までの移動中、便意を忘れてしまうほどの高い集中力を、危機管理に発揮していた私。しかし、この意識の向け方では、優先順位に差が生じすぎていることに気が付き、その原因は精神的余裕にあるのではないかと思われました。そこで、タンザニアについての情報収集を再度行い、広い視野による意識の分散への余裕を獲得。そして、4日後の移動に向けて、タンザン鉄道のチケットを購入するた
もっとみる「愛するバターチキンカレー」アフリカ大陸縦断の旅〜タンザニア編⑨〜
2018年9月5日、特にすることもなく、Y氏の病院に付き添うことにした私たち。その手続きが終わるまで晩飯の場所を探索するため、街をふらついていた私は、遭遇した男性からレストランの場所を教えてもらいました。その代わりに男性はしつこくチップを要求。それを振り払って宿に帰り、Y氏の下痢診断のため、病院へ。外国で病院に行くことへのリスクを考えていた私でしたが、快適な病院に安価でしっかり診察をしてもらった
もっとみる「いざ上陸 ザンジバル」アフリカ大陸縦断の旅〜タンザニア編⑫〜
2018年9月7日、偶然にもダルエスサラームに集まった同年代の男7人で、ザンジバル島へ行くことが決定。S氏はタンザン鉄道のチケットを入手し、11日に、私たちとザンビアまで移動することになり、M氏たちはザンジバル島に向かうフェリーのチケットを入手。1泊目のKANE HOUSEにスムーズに行くため、道のりや治安面、金銭面を調べた私たちは、明日に控える楽園に向けて、早めに就寝しました。
同年9月8
「250円の人間」アフリカ大陸縦断の旅〜タンザニア編⑬〜
2018年9月8日、ザンジバルに向かうため港へ向かった私たち。長蛇の列と閉鎖的な空間によって汗だくになりながらも、出国手続きのようなものを済ませ、チップ欲しさの荷物持ち現地人を躱し、フェリーに搭乗。割と快適に眠ること2時間弱、ザンジバルに到着しました。まずはストーンタウンへ歩き始めた私たち。世界遺産に登録されている街に見惚れながらも、経由地であるクワラカオを目指すため、バスを探していました。しか
もっとみる「ドログバよりヤヤトゥレ」アフリカ大陸縦断の旅〜タンザニア編⑭〜
2018年9月8日、多くの現地人にバス停の場所を聞き、ようやく510番のバスに乗れることになった私たち。しかし、値段交渉に手こずった結果、人間250円、荷物250円でクワラカオへ向かうことになりました。30分ほどで到着し、次はパジェという場所へ。海鮮串を購入しながら、バスを待ちました。今度の値段交渉は上手くいき、人間1000円、荷物500円という安心価格で出発。驚くべきスピードで走るバスのおかげ
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