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夫、無職卒業しました。
今日、夫が無職卒業しましたー!
約半年間の無職生活でした。
この仕事1年間の期間付きの仕事とはいえ(正社員になる道もあるようです)、
夫の大喜びする姿を見て、私も嬉しかったな。
いきなり終わった無職生活。
もちろん公務員試験への勉強は続けて、受けるみたいだけれどね。
1月からハローワークで仕事を探して、
探しては落ち、をなんど繰り返したんだろう。
最初は私も、
「こんなに落ちるなんて大丈夫だろうか。」
「ほかに仕事に就けるのかな」
と不安だったりもしたけれど、
最近はむしろ夫の専業主夫ぶりに助かっていて、
「まあ、2年くらい働かなくてもいいほどの貯金もあるみたいだし、
今年はのんびり主夫してもらっていいかな」
って思った矢先の、内定通知。
「やっと社会とのかかわりが持てる!」
「お金のことを気にしなくていい!」と
大喜びする夫を見て、
私にとって当たり前だと思っていたものは、本当は当たり前じゃなかったのかもなってズキっときたよ。
お給料も十分なほどもらっていて、
残業もそんなにはない。
職場の人間関係も最高に良くて、
それなのに私
「この仕事は違う気がする。合っていないし、やりがいがない」と
色々と外ばかり見ていたな。
そんなことに気が付かされた。
ブラック企業のSEで、
平日は12時超え、土日もほとんど出勤していたから、
きっと今度の事務職はそれよりはマシなはず(と願ってる)。
給料は安いみたいだけれど、
人間らしい働き方ができたらそれで全然いい^^
ブラック企業で働いていたときの、
諦めきった表情、日曜日の憂鬱さ、心身共にくたくたになっていた様子なのに、
私にできることはご飯を作ることや
どうにもならない言葉かけくらいしかできなくて、
私もつらかったな。
毎日愚痴を聞いても、何も言っても何もできない自分の無力さを毎日感じていたな。
仕事を辞めたことを聞いた日にはさすがに驚いたし、
今後のことがどうなるのか不安も大きかった。
この期間、
仕事を辞める、無職=不幸という方程式が
私の中に知らず知らずのうちにできていたことにも
いやおうにもたくさん気づかされた。
情けないことに「夫が無職で恥ずかしい」とか
最初の頃思ったりもしていたな。
だけどそれに気が付いて、
「そもそも何が大切なの?」って自分に問いかけたら、
あのブラック企業生活は続けても何もいいことなかったってわかって。
辞めて本当によかったってわかって。
今夫が家にいる生活をめいいっぱい楽しもうって思えるようになった気がする。
今こうやって一緒にいられて
笑って時間を過ごせることがすごく幸せなんだって気が付けて、
二人とも執着がなくなっていたからこそ、
今仕事が見つかったのかもしれないな。
「仕事をしていること」「給料」にしがみついて執着していたりしていたらこんな穏やかな気持ちで過ごせなかった。
そう考えると、この半年すごく大切な時間だったのかも。
こうやって仕事が見つかってみれば、
無職の恐ろしさとか
早く仕事を探さなきゃと最初焦っていたときのことが
本当になんてことないなって思う。
焦ることなんてない。
周りの声や世間の声が何と言おうと、
大事なものを見極めて、
少しづつ進んでいけばいいんだって。
夫、ほんとによかったね。
おめでとう^^
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