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ZINEを作るとき使っている本3選

ZINEフェス松戸に向けて、やっと作品の構想を考え始めた。まだプロットしか書いていないが、それでもやっぱりZINEを作るのは楽しい。

最近はZINEを作る人やこれからZINEを作りたいと思っている人から、スキやフォローをいただくことが増えた。せっかくなので、今回は私がZINEを作るときに使っている本を3冊紹介したい。

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング

読みやすい文章を書くための方法が書いてある。
Webコンテンツを主軸に書かれているが、ZINEにも応用できる内容だ。最後まで読んでもらえる文章を書かないと、立ち読みしてくれたお客さんに買ってもらえない。
ライターになって3年目になるが、たまに読み返している。内容は基本的なことばかりなのだが、意外とできていない。本書のコツを実践できれば文章のクオリティはかなり上がると思う。

エディターズ・ハンドブック 編集者・ライターのための必修基礎知識

企画から販売まで、本を一冊作る過程を丁寧に解説してくれる本。
インタビューの方法やデザイン、校正の方法まで書いてあるので、紙媒体を扱うライターにも役立つ。「毒親育ちが大人になってから」でもインタビューを行ったが、その際この本を参考にした。
趣味で本を作るだけならここまでの知識は不要かもしれない。しかし今後編集する立場を目指す人や、完成度の高い本を作りたい人にはおすすめしたい。
本屋に卸すときの慣習やISBNコード、電子書籍についても触れている。自分が作ったZINEを本屋さんに置いてもらいたい人、Kindle化を考えている人にもおすすめ。

記者ハンドブック 第14版: 新聞用字用語集

数年前に買ったので、私の持っているものは第13版。
オフィスにあり出社時に使っていたが、自宅でも使いたくなったので購入。他社で聞いたことはないが、会社で編集・ライターとして働いている人はだいたい持っているのではないかと思う。
ZINEを作っていて表記に迷ったとき、とりあえず記者ハンドブックに沿って決めている。個人で制作していると自分で校正をする人が多いかもしれない。そんなときにこれを一冊持っておくと便利。

良くも悪くも、ZINEの作り方には特に決まりがない。自由だからこそ悩むこともたくさんあるはずだ。そんなときこれらが役立ちそうであれば、ぜひ参考にしてほしい。

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