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3泊5日のパリ旅行記〜3日目〜
パリ旅行記1日目/2日目の記事はこちら
1日自由に動ける日もこれで最後。
この日も、行きたかった場所のリストを見て行き先を決める。
パリ旅行3日目スタート
昨日に引き続き、朝から雨が降っている。
しかし、今日はお目当てのクロワッサンのために早起きをした。
セドリック・グロレ・オペラ Cedric Grolet Opera
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フランスの有名パティシエであるセドリック・グロレが手がけるベーカリー。
たまたまインスタグラムでクロワッサンを作る動画を見たのをきっかけに、この店の存在を知った。
かなり有名店のようで、開店と同時にクロワッサンは売り切れてしまうとか。
というわけなので、9:30の開店に間に合うように、15分前にはお店に着いたが、すでに列ができていた。
焼きたての甘いクロワッサンの匂いと共にお店がオープンを迎え、陽気なドアマンが愛想良くお客さんを出迎えている。
かなりの行列というわけでもなかったので、オープンしたらすぐ入れるかなと思いきや、一度にお店の中に入れるのは数人ずつ。
雨の中、傘を差しながらかれこれ40分ほど待って、ようやく入店。
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入るとたくさんのクロワッサンが並べられていた。
普通のベーカリーとは異なり、2種類ほどのパンとケーキ類が売られているのみ。
レジも見当たらないため、「?」となりながらあたりを見渡していると、1人の男性店員さんが声をかけてくれた。
「えっと、店内で食べたいのですが可能ですか?」と聞くと、
「イートインは2階で、普通は予約制なんだ。でも1人なら入れるかもしれないから、ちょっと見てくるね。」と。
本当は、持ち帰って公園で食べたかったのだが、生憎の天気だったので店内でゆっくりしたかった。
それからすぐ、さっきのお兄さんが降りてきて、「空いてるからいいよ」と言ってくれて2階へ移動。
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2階はカフェのような作りで、真ん中に円形のカウンターがあり、中でコーヒーや調理ができるようになっていた。
他のお客さんも来るだろうしなと思い、カウンターに座ると、「テーブル席でもいいわよ」と店員さんが言ってくれたので、隅っこのテーブル席に着く。
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サービスの日替わり紅茶はフルーティーな緑茶ですごく美味しかった。
メニューはQRコードで読み取り。
カフェメニューだと、デザートやドリンクなどメニューも豊富だったが、もちろん注文したのはクロワッサン。そしてフラットホワイトというダブルエスプレッソのラテだ。
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外はパリパリ、中はふわふわのクロワッサンで美味しかったが、時間が経っていたのか少し冷めていた。
また、ドリンクもカップが少し小さめかな。
美味しいけど、パリのベーカリーなら他の場所でも同じくらい美味しいクロワッサンを食べられそうだなと思った。
でも、この有名店で念願のクロワッサンを味わえたことはよかった。
ルーヴル美術館 Musée du Louvre
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ベーカリーを後にし、少し街歩きをしてから予約していたルーブル美術館へ。
予約した時間帯によって入場ラインが異なるので、自分の時間が書いてあるサインを持った係員のところに行き、チケットを見せてから列に並ぶ。
12:30に予約していたが、結局は他の時間帯と同じ列に並ぶので入場までに30分くらいは並んだ。チケットは予約しておくのが良い。
中はかなり広く、展示物も多いので全てを見て回るのは大変。
ルーブルの象徴とも言える「モナリザ」は至る所に展示場所の案内があるので、真っ先に見に行った。
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意外と小さい。
この絵画だけは特別枠といった感じで独立して飾ってある。
真正面から鑑賞・写真を撮りたい場合は列ができているのでそれに並ぶ必要がある。
とにかく絵画が多い。教科書で見た馴染みのある絵画もちらほら。
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絵画以外にも、彫刻品・工芸品・エジプト美術品・イスラム美術品など見どころはたくさんある。
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歩き疲れたのもあって、全ては見て回れなかったが、満足した。
ランチ Polidor / Au Petit Suisse
時刻は3時、変な時間になってしまったがまだお昼も食べてなかったので、ここで遅い昼食をとりに行く。
たまたまGoogleMap上で保存していたフランス料理店Polidorというお店。調べてみるとウディ・アレンの映画「ミッドナイト・イン・パリ」に出てきたレストランということが発覚。
もともと楽しみにしていたけど、その事実を知り尚更ワクワクしてきた。
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中に入ると、店員さんから「ごめんなさいね、今クローズ中なの」と言われてしまった。
もしかしてランチとディナーの間の休みだったのかもしれない。
残念だがここのお店でご飯は食べられなかったので、仕方なく周辺のレストランを探す。
少し歩いて見つけたのがAu Petit Suisseというお店
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フランスらしくテラス席がある。
ちょうどリュクサンブルク公園の向かいにあるので、テラスからは緑が見れてゆっくりできそうだった。
私は中2階のテーブルにつき、白ワインとクロックムッシュを頼んだ。
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今までは赤ワイン派だったが、フランスの白ワインが美味しすぎて、白ワイン派になりそう。
1日目もクロックムッシュを食べたが、フランスではこの薄硬めのパンに具材を乗せるスタイルなのかな?日本のとはまた違って美味しい。
散歩
その後は少し市内を散歩。
歩いていると、草間彌生大先生のどでかい銅像が。
すごい存在感。地元の人も写真を撮っていた。
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草間彌生像の正面のお店はルイヴィトン。
サクレ・クール寺院 Basilique du Sacré-Cœur de Montmartre
街ブラをした後は、聖堂へ。
中心地から少し離れた18区にあるサクレ・クール寺院。
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19世紀ごろに建てられ、フランス国内に多数存在する。
モンマルトルの丘の上に立つ聖堂からの眺めはとても有名らしい。
アンベール駅からだとほぼ直通で10分ほどで行ける。
やはり丘の上なので坂や階段の上り下りは避けられない。体力が余っている時に行きたい場所。
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聖堂に登る手前の坂の上。
階段でくつろぐ人や物を売っている人など様々。
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聖堂付近からは市内を一望できる。
雲多めだったけれど、虹も出ていてとても綺麗だった。
聖堂内は無料で入ることができ、中は厳かな雰囲気が漂っていた。
ル・カヴォー・ドゥ・ラ・ユシェット Le Caveau de la Huchette
最後はジャズで夜を締めよう。ということで、こちらも事前チェックしていたル・カヴォー・ドゥ・ラ・ユシェットへ。
ここはアカデミー賞映画の「ラ・ラ・ランド」にも出てきたジャズクラブ。
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21:00開店と少し遅めのオープン。
ここは入り口で入場料を払うスタイルで、予約は不要。映画にちなんだLALALANDという名前のカクテルもあった。
バンドメンバーはホームページのスケジュールで確認できる。
私が行った時はブラスバンドと女性シャンソン歌手だった。
1階が酒場でお酒を注文し、テーブルで飲むことができる。
地下にはステージと踊り場が。
スイングジャズメインのようで、演奏が始まると中央の踊り場では老若男女が手を取り合って踊り狂っている。
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元気だなーと端っこで座りながら見ていた。
バンドの演奏をじっくり聴きたい人は、このジャズクラブは違うかもしれない。
実際、私も30分くらいでお店を出てしまった。
パリの夜景
5月のパリは日が沈むのが遅く、夜も明るいのだが、10時ともなればすっかり辺りは暗くなっていた。
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セーヌ川の水面に揺れる街頭と橋のランプがなんとも綺麗で絵画のよう。
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今回近くで見に行くことができなかったエッフェル塔のライトアップも見れて満足。やっぱりパリの夜景は絵になる。
遅い夕食 パリのマクドナルド
夜景を楽しみ、メトロに乗り帰路に着く。
あまりお腹は空いていなかったが、最後にステイ先の最寄り駅近くにあるマクドナルドに寄った。
持ち帰りにして、家でゆっくり食べようと思って、機械で注文支払いをしたのはいいが、このマクドナルドで問題が。
まず働いている人が3人だけ。(他1人は休憩中のようで食事していた)
そのうち1人はドリンクだけしか作れない様子で、他2人は一生懸命オーダーをこなしている。
夜遅いといっても客は次から次へと来て、カウンター前では注文待ちの人で溢れていた。
中には耐えきれずに返金を求める人まで出てきたが、意外にも文句を言って騒ぎ立てる人はいなかった。
まさかマクドナルドでこんなに待つとは・・・。と仕方なしに待っていると、徐々に新たな従業員がキッチンに入ってきて、やっと正常に機能し始めた。
待っている間は、番号札のナンバーをフランス語でなんというか調べ、その言葉が言われたらすぐさま反応できるようイメトレしていた。
30分以上は待ったと思う。持ち帰りの人は外で待ってくれと案内され、移動し始めた時に私の番号が呼ばれ、ようやく帰宅。
名前は忘れるし、写真も撮っていないが、頼んだのはフランス限定のバーガー。しかし、バンズも肉もパサパサしてたし、バーバーの一体感もなくて美味しくなかった・・・。
なんとも味気ない夕飯になってしまったが、行きたかった場所に行けてよかった。
明日はいよいよ帰国。
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