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3泊5日のパリ旅行記〜2日目〜

パリ旅行記1日目の記事はこちら

1日目の疲れから深い眠りについた後、遅い朝を迎えたパリ2日目。
天気予報通り、朝から雨が降っている。

特にしっかりとした予定も立てていなかったので、シャワーを浴びて、スマホをいじって、少しダラダラしつつ、今日の行きたいところを考える。

本日の行き先はオルセー美術館に決定。
オンラインで事前予約しようと思ったが、既にチケットは完売状態。
その場合は直接チケットブースに行くしかない。

パリ旅行2日目スタート

というわけで、時刻は12:00。ようやく観光スタート。

大雨というわけではないが、傘が欲しいなくらいの量の雨は続いていた。

海外の人は傘を刺さないというイメージがあったが、パリの人を見ると、半々くらいだった。

紅茶・緑茶専門店ルピシア Lupicia

フランスの建物は隙間なく並んでいて、広い窓から店内のディスプレイを眺めながら歩けるので、とても楽しい。

オルセー美術館に行く道中、ウィンドウショッピングを楽しんでいると、身に覚えのある紅茶店を発見。

ルピシア=Lupicia=

今はあまり紅茶を飲めない体質になってしまったが、昔はよくルピシアの福袋を買っていたな。と懐かしくなり吸い込まれるようにして店内へ。

日本のお茶も豊富にあったし、パッケージには日本語表記もちらほら。
奥にはイートインできるスペースもあった。

日本でも買えるので、わざわざパリで買わなくても。と思っていたが、パリ店にはパリ限定エディションの紅茶がある。

Lupicia - 40 Rue Bonaparte, 75006 Paris, フランス

パッケージも可愛らしいので、お土産に最高。ということでラズベリーやローズといった香りのブラックティー、Bienvenue à Parisを購入。

地元ベーカリーでランチ Boulangerie Eric Kayser

朝から何も食べていなかったので、たまたま見つけたBoulangerie(フランス語でパン屋の意味)で腹ごしらえ。
Eric Kayserという名前のベーカリーでパリ市内にも複数店舗がある。

パリのベーカリー店は、自分でトレーを持って選んでレジに行くスタイルではなく、ショーケースの中から選んで、店員さんに取ってもらう方法が多かった。

ラテに、サーモンとブロッコリーのキッシュを注文

ベトナムではキッシュとか全然食べないし、あまり売ってないから久々に食べられて嬉しい。
薄めの味付けで、ふわふわの食感が美味しかった。

オルセー美術館 Musée d'Orsay

14:20 少し遅めのランチを済ませ、目的地へ。

オルセー美術館に着くと、すでに敷地内をはみ出し道路まで続く長い列が作られていた。

とりあえず最後尾まで行き並ぶ。
雨が降っていてまだ寒いなか、静かに20分くらい並んでいると、ようやく美術館が見える位置まで来た。

途中、列が二手に分かれていて、前の人についてく形で別の列に混ざったが、これが大失敗。

この列はチケットを予約した人専用だったらしい。

看板もないし、列が分かれた先で係の人がチケット確認していたので、分かるはずもない。

私と同様、勘違いしてな並んでいた人もちらほら。
要領良く、そこから隣のチケット売り場に並んでいる列に紛れていた。

私はタイミングを失い、また最後尾から並び直しが必要な状態に。

雨降ってるし、また並び直すのも面倒なので今回は諦めた。

オルセー美術館に行く際には、前もって公式ホームページからチケット予約がオススメ。

場所:1 Rue de la Légion d'Honneur, 75007 Paris, フランス
公式HP:https://www.musee-orsay.fr/

アンジェリーナ Angelina Paris

さぁ、観光するぞ!という思いだったが、出鼻をくじかれてしまった。
どこに行こうかと保存しておいた場所をGoogleMapで見ると、近くにモンブランが有名なティールームがあったので、そこに行くことにする。

お店に着くと、少し列ができていた。

持ち帰りの場合は並ぶ必要もないと聞いていたので、持ち帰って近くの公園で優雅にモンブランを食べたかったのだけれど、生憎の雨。

せっかくだからという思いで列に並ぶ。

20分くらいは並んだろうか。自分の番が来て、席に案内された。

中をチラ見せ

金ピカの王宮のようなデザイン。
席の間隔は狭めだけど、素敵な空間。

メニューはQRコードで読み取るスタイル。
お目当てのモンブラン=MONT BLANCとロングブラックを注文。

栗のクリームがカップからはみ出るくらいたっぷりで、中はホイップクリーム。下はスポンジ。

ロングブラックは、コーヒーだと思って注文したけど、エスプレッソのお湯割のようなものらしい。

甘いモンブランに風味豊かなロングブラックがとても合う。

激甘スイーツというわけではないけど、最後の方になるとクリームで少しお腹がもたれた。

大人気店で有名スイーツを食べられて大満足。
スイーツ以外にも、朝食メニューやアルコール類の提供もあった。

街ブラショッピング

5月のパリはまだ肌寒い。(ハノイの暑さに慣れたから寒がりになったのかも)
にもかかわらず、ジージャン1枚しか上着を持ってきていなかったので、洋服を買いに出かけた。

外国人=寒くても半袖 というド偏見があったが、意外にもコートを着ている人もちらほらいて、むしろ自分が寒いのに薄着でいる側になっていた。

日本でも見かける”H&M”や”ZARA”でも、海外だとデザインが全く違うから見ていて面白い。

私の好きな”COS”やスペインのファストファッションブランド”MANGO”(日本未進出)も見て回る。

それから、デニムで有名なフランスの人気ブランド”A.P.C”も見に行った。
A.P.Cでは、店員さんが「どこから来たの?」「フランス語は話せる?」などフレンドリーに対応してくれた。

予算オーバーだなと思って違うお店を見て回ったが、いいのが見つからなかったので先ほどの店舗に戻ると、同じ店員さんが、「戻ってきたのね、おかえり!」と声をかけてくれた。

せっかく本場のパリにいるのだからと自分に言い聞かせ、スエットとトートバッグを購入。(5万くらい..後悔はない。)

行った店舗はこちら:12 Rue d'Alger, 75001 Paris, フランス

エトワール凱旋門 Arc de Triomphe

買い物を終えた頃には天気も回復し、清々しい青空が広がっていた。

明日も雨の予報だから、天気がいいうちにフランスの景色を堪能しよう、ということで、有名な凱旋門へ。

エトワール凱旋門 Arc de Triomphe - Pl. Charles de Gaulle, 75008 Paris, フランス

エトワール凱旋門はナポレオンの勝利を讃える記念碑で展望台もある。
門を中心に放射線状に通りが並んでおり、中に入るには地下から行く必要がある。

地下鉄にはArc de Triompheと書かれた案内表示があるので、そこ目指していけば迷うことはない。

展望台へのアクセスは有料で、€13くらい。
展望台までは螺旋状の階段で登っていくが、これが結構きつい。

360°見渡せる展望台。広場の中心にあるから、街の作りがよく分かる。
もちろん、エッフェル塔もここから見ることができる。

綺麗だなー。
夜はエッフェル塔が文字通りキラキラと光るので、夜景もおすすめ。

エッフェル塔にも登れるけど、肝心のエッフェル塔自体が見れないから、このエトワール凱旋門の展望台がオススメ。

帰り際、門の下で何やらセレモニーのようなものをしていた。

吹奏楽の演奏やスピーチなどがあった。


ジャズクラブ Le Duc des Lombards

Le Duc des Lombards - 42 Rue des Lombards, 75001 Paris, フランス


このジャズクラブは基本予約必須。
ホームページにスケジュールが載っているので、好きなアーティストやジャズジャンルの日をチェックして事前予約しておくのがおすすめ。

無料で予約不要の日も中にはあり、事前にチェックしておいたフリーライブの日を狙って来てみた。

19:30 開演時間間近に来たので、ほぼ満席。
とりあえず中に入ると、レセプショニストに「1人?入れるか見てくるわ」と言われた。

そしてすぐ、「ステージが見れない席だけどいい?」と言われ、入れるならどこでも、という感じで入れてもらった。

一番後ろのカウンター席で、首を少し横にするとドラマーだけはなんとか見れた。

バーテンの黒人さん、雰囲気あってカッコよかったな。


バンドは5人組の若い人たちで、メロディーが聴きやすくて、なんか今風なかっこいいジャズだった。

ライブ中は、ウエイターが注文をとりに来ず、特に注文したいわけではなかったので、そのまま聴いていたら、ライブが終わってしまった。

その後、店を後に。
本当に何も払わず聴いちゃったな。

フレンチレストラン Brasserie Dubillot

いい音楽も聞いたし、最後はご飯を食べて帰ろう。
ということで近くのフレンチ店を検索。

そこでたまたま見つけたのがBrasserie Dubillotというところ。

このレストランまで歩いていく時、レストラン街を通ったのだけれど、飲食店の間にちょくちょくアダルトグッズのお店やピープショーなどがあって少しカルチャーショックを受けた。

食と性を満たす場所?愛情表現が強いフランスならでは?

レストランに着くと、少し混んでいたが、カウンターでもいい?と聞かれてすぐさまカウンターへ。

Brasserie Dubillot - 222 Rue Saint-Denis, 75002 Paris, フランス

手始めにドリンク、ジンジャービールを注文。
ちゃんとフランスのブランドだ。

料理はなんて名前か忘れてしまったが、ステーキタルタル?みたいな感じだった気がする。

名前から、肉が来るのかと思ったが、ネギトロみたいなサラダだった。

これはこれで美味しい。
本場のフレンチフライは…ここの店のは微妙かな。

パンもサラダも見た目以上にボリュームがあってお腹いっぱいに。

帰宅 2日目終わり

買い物やジャズ、食事を楽しめた1日だった。
ただ、1日目よりかなり歩き回った。

スマホの歩数計を見ると25,000歩近くも歩いていた。

帰宅後は、オルセー美術館での失敗を教訓に、明日行くルーブル美術館のチケットを事前購入しておいた。

明日に備えて就寝。

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