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北海道旅行記:とりあえずどこかに行く旅(1日目:札幌⇒歌志内⇒赤平⇒旭川)
旅1日目(2022年6月7日)
いつも通り、「Hokkaido Love!6日間周遊バス」(JR北海道)は買ったし、ホテルも予約した。
特にコンセプトはないが、とりあえずどこかに行ってみることにする。
まずは、札幌から特急ライラック号で、砂川まで行く。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89864360/picture_pc_c11f7444a58a7a9ec368d67795631c02.jpg?width=800)
砂川駅は、特急ライラックが停車することもあり、ある程度規模の大きい駅だ。
ここ砂川から、今回はバスで「歌志内市」に行ってみようと思う。
歌志内市とは、北海道空知地方にある市で、かつては炭鉱で栄えたが、炭鉱閉山後人口が激減し、今は2800人ちょっとしか住んでいない。
言うまでもなく、日本で一番人口が少ない市である。「市」には降格制度がないため、歌志内は人口がいくら減っても「町」や「村」になることはない。
歌志内という市の存在は、某北海道在住YouTuberの動画で知った。北海道全市町村制覇も兼ねて、行ってみようということになったわけだ。
かつてはJR歌志内線が通っていたが、今は廃線。砂川や滝川から、中央バスの路線バスでアクセスできる。
バスまでまだ時間があるから、砂川駅周辺を歩く。
砂川市は人口約16000人の自治体で、この辺りでは比較的都会と言える。駅前も商店街があって、ある程度活気がある印象だ。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89875440/picture_pc_b1796b3bd2e81e67383fd491dc501ea9.jpg?width=800)
Googleマップを見ていると、砂川周辺には大きな池「砂川遊水地」があるようだから、そこに行ってみる。
天気は良く、歩いていると段々気分が良くなってきた。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89875503/picture_pc_ed3b9aff256c10befaf5466b5996e8f8.jpg?width=800)
少し時間をつぶしたら、「砂川市立病院」のバス停まで行く。ここから、歌志内や上砂川、赤平方面のバスが出ている。
砂川市立病院から、歌志内までのバス旅。ローカルバスというとガラガラであることが多いが、今回は混んでいた。
市立病院の時点でお年寄りが10~20人ほど乗り込み、席はほとんどが埋まった。それからも少し乗車があり、都会並みの乗車率となった。
乗客の一部は途中通る上砂川の市街地で降りたが、それでもそこそこの人数が引き続き乗っており、歌志内方面へ行く人の多さが分かる。
「歌志内市街」で下車。歌志内市の中心部である。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89875697/picture_pc_db90975eafb78424160f980cf9826e96.jpg?width=800)
日本一人口が少ないという歌志内市に来れて、嬉しい気持ちだ。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89875742/picture_pc_5e6dff36f86ac4b43f1f931ef8649a22.jpg?width=800)
歌志内は全盛期と比べてかなり人が減ってしまったが、思ったより寂れた感じはしない。
人口の少なさを感じさせたのは、中心部にもかかわらず、飲食店がほとんどないことぐらいだろうか。(セイコーマートはある)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89875909/picture_pc_c2ab2e208d56167ed856770124e3f2e4.jpg?width=800)
「駐車公園」というところに来た。ここで、セイコーマートで買ったご飯を食べる。周辺は、車通りはそこそこあったが、(砂川と赤平を結ぶ道路のため)人はほとんど見かけなかった。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89876058/picture_pc_822c91b0937ba683fb907270bb1042f3.jpg?width=800)
JR歌志内線の線路があったと思われる場所。歌志内線の廃線跡は結構残っているようだ。市中心部には、歌志内駅があった。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89876106/picture_pc_01f222956746fa268bf65c6838866606.jpg?width=800)
その歌志内駅があった場所に立つのが、「郷土館ゆめつむぎ」である。
かつては入場料が必要だったが、2022年現在は無料で入ることができる。歌志内の郷土資料館的施設だ。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89876187/picture_pc_00da1b7f17b65824150bd44d58f86bac.jpg?width=800)
館内は、レトロな展示に溢れている。歌志内の歴史だけでなく、かつてあった昭和という時代に思いをはせることもできる場所だ。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89876219/picture_pc_541bb5b1d7f813486432afb05f3392cf.jpg?width=800)
JR歌志内線に関する展示も多く、鉄道ファンでも楽しめる。
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89876250/picture_pc_274e2687eea2fbe8902805d7abecdbb6.jpg?width=800)
「郷土館ゆめつむぎ」を見た後は、適当に歌志内公園に行ってみた。(思ったより山深かったので途中で退散)
歌志内市の図書室にも訪問。図書室は市公民館に入っている。図書室があるのは良いことだが、公民館の一角にポツンとあるという雰囲気で、かなりこじんまりとしていた。
次は、引き続き路線バスで歌志内市に隣接する、赤平市まで行く。「赤平駅前」で下車。
赤平駅の駅舎は、まるでお城のような佇まいだ。
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89876358/picture_pc_9a2db1793b164415f5cb9fee0384e987.jpg?width=800)
赤平市も、歌志内市と同様、かつて炭鉱で栄えた地域。歌志内とは異なり鉄道は残っている(JR根室本線)が、本数が少なすぎるため、バスの方が便利という状況。
人口は1万人弱いるようで、全盛期と比べれば減ったものの、駅前には今でも商店街が残っていた。
駅前を歩いていると、地元のお店の宣伝放送が流れていて、余所者だがなんとなく懐かしい気持ちになった。やはりローカルのお店が残っているのは良いな。
赤平駅からは、鉄道ではなく、路線バスで滝川駅まで行く。夕方まで待てば滝川行き普通列車があるのだが、待っているのも面倒なので、さっさとバスで行くことにした。
滝川からは特急で旭川まで行き、1日目の移動は終了。
今日から3泊、駅前の「ルートイン旭川駅前一条通」に宿泊する。外観はやや古びた雰囲気だったが、中は全く問題なく、快適だった。
今まで愛用していた東横インとは違い、朝食が本格的なバイキングというのも高評価ポイントだった。
明日は、旭川から適当にどこかへ行ってみようと思う。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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