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ゲド戦記を観た感想: 牧場に行くぜ!

ストーリー自体は、???ってところが多かったが、グッと来るセリフはあった。


主人公アレンは死ぬのが怖い。永遠の命を求める。

アレン「人はいつか死んでしまうのに、命を大切にすることなんてできるのかな? 終わりが来ることが分かっていて、それでも生きていかなければならないのかな…。」

それにヒロインのテルーが答える。

テルー「アレンが怖がってるのは死ぬことではないわ。生きることを怖がっているのよ。
命は自分だけのもの?私は生かされた。だから生きなきゃ生けない。生きて、次の誰かに命を引き継ぐんだわ。…そうして、命は続いていくんだよ…。

これって現代の日本人にぶっ刺さる内容ではないか!?
死を恐れ、命を繋いでいくことを恐れ、自分が生かされていることを忘れ、命が続いていく美しさを忘れている。

ということで僕は牧場に行きたくなった。
命が続いていく美しさってなんとなくわかるけどわからない。
北海道の田舎の方の牧場に行って、それを感じ取りたい。

僕の命は僕のためだけにあるわけではなく、僕を育て支えてくれている人たちや僕の子孫の為にあるのだ。


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