![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15123103/rectangle_large_type_2_9be0c17a52d3ae360cad632e474e08b3.jpeg?width=800)
無宗教者と無神教者の違い
私はキリスト教徒で宗派は聖公会です。
クリスチャンが知り合いにいても
「本当に神様って信じるの?」って
なかなか聞きにくいですよね。
私はなんでも聞かれれば答えるタイプだからか
結構そんなことでも聞かれる事が多いです。
では、自分は別に神様信じてないよって方に
質問です!
あなたは “本当に” 神様を信じていませんか?
日本人は「私は無宗教です」って
言う人が多いです。
でもですよ?
考えてみてもらいたいんです。
*
お正月の初日の出は有難いものとして拝み、
門松や鏡餅などを飾り、
子供の七五三を祝い、
厄年を恐れて厄祓いに行き、
家を建てる時には土地を清め、
死んだばあちゃんの為に仏壇の前で拝み、
無病息災を祈って御守りを買い、
御守りはバチが当たるのではないかと怖くて
中を開く事もできないし、
ましてゴミ箱になんて捨てれない…
めっちゃ信じとるやん、神を!!!!
って思うんですよね。
世界を旅していて思うのだけど、
宗教教育を受けてないにも関わらず、
これだけナチュラルに宗教や神を
自分の中に受け入れ信仰している民族って稀
だと思うんです。
しかも「自分は無宗教」と言えるくらい、
自分の信仰心に気付けないくらい魂に根付いている。
凄いことですよ、ホント。
日本は神道と仏教が入り混じっているので、
神道:お祝い事や予め悪い事を防ぐ予防(お清めや御守りど)は、神社。
仏教:お葬式や厄年など、既に起きている悪い事を拭うのは、お寺。
という風にザックリ分かれている気がします。
なので、日本人は無宗教かもしれないけど、
本当はめちゃめちゃ神を恐れている敬虔な信者なので、無神教ではないんですよね。
これを話すと、
「私は神なんぞ信じておらぬ」の立場から
「うん、私、神様信じてるわ」って
一転、何の抵抗もなくそう答えます。笑
別に、キリスト教もなんら変わらないんですよ。
ただ、呼び方や信じ方の道筋が違うだけで、
結局、心の中で拠り所にしている
「神」という存在は、どの宗教だろうと、
一神教だろうが多神教だろうが、
真理は同じだな〜と思うんです。
だって、信仰心熱く生きていなくても、
「あ、神様が導いてくださったんだ。」
って思う瞬間って、
一度や二度、誰でもあると思うんですよね。
その「神様」に名前があるかどうかなだけかなー
って思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?