世界一簡単で安い花粉症の治し方。

「旅と投資」をテーマに掲げながら、全く関係のない話題をひとつ。
この時期苦しんでいる人も多いと思うので。

まずは私の悲惨な花粉ヒストリーからご紹介しよう。

巷には花粉症とおぼしき方々がたくさんいらっしゃるが、かつての私ほどひどい花粉症の人をいまだ見たことがない。
・目は真っ赤に血走り、鼻は24時間タレ放題。
・目の掻きすぎと鼻のかみすぎによる顔面のひびとあかぎれ。
・目が痒すぎて夜も寝れず(なぜかノドや耳の奥まで痒い)。
・風邪でもないのにいつも熱っぽい。
・朝起きると尋常ではない量の目ヤニでまぶたがくっついて開けられない。

初めて病院にいった時、受付のナースは私の顔を見るなり、すぐに私を別室に隔離した。
真っ赤な顔面の目や鼻から尋常ではない量の体液が出ているのを見て何かただならぬ感染症にかかっているとでも思ったのだろう。

病院で花粉症と診断され薬を出されたが、しばらく症状が緩和されるだけで薬が切れれば元の木阿弥。
市販の薬、漢方薬、効能があると言われる食品などなどあらゆる事を試したが、いづれも効果はイマイチだった。

最初は家族や同僚にも同情されたのだが、あまりに頻繁に鼻をかんだりくしゃみをすることから鬱陶しがられるようになった。

世間では「花粉症」と気軽に言うが、自分とっては日常生活に多大な支障をきたし、根本的に治療する方法もない重大な不治の病であった。

そんなひどい花粉症に約10年悩まされたのだ。

●わずか2週間でほとんど治った

毎年初春の時期に悲惨な日々を過ごし、何を試しても効果がなかった私であったが、身近なあるモノを飲み始めたら、あっという間に、劇的に、花粉症が改善した。
1週間ほどで目のかゆみ、充血、鼻水などの症状が半減し、2週間目でほとんど治ってしまった。

今ではアレのおかげで、目が痒くなる事はめっきり少なくなり、鼻水もたまに出る程度で済んでいる。
朝起きて目ヤニでまぶたが開かない、なんてこともなくなった。
目薬は必要なくなり、飲み薬も3分の1に減らしても問題ない。
こんなに簡単に改善するとは本当に自分でも驚いている。

で、何を飲んだと思います?

実は「塩」なんです。

ええ、あのどこの家庭にもある塩なんです。

でも多分普通の家には置いていない「自然塩」なのです。

●なぜ自然塩が花粉症に効くのか

いやー、ググっても事例も研究報告も見つかりませんでした。
本屋にも行って花粉症に関する本も見てきましたが、自然塩が解となる本は一冊もなかったです。

そもそも私が自然塩を摂り始めたのは花粉症のためではありませんでした。
以前から原因不明の体のダルさがあり、どうしたら良いものかといろいろと調べていた折、自然塩を摂取すると体の不調が治ると斎藤一人さんが話されていたのを聞いたのです。
※斎藤一人さんとは健康食品会社の創業者で、著書多数あり。

そこでダメ元で自然塩を買ってきて意識して摂取するようにした所、ちょうど2月の花粉症の真っ最中だったのですが、思いがけずに花粉症がみるみる改善していったのです。

では、なぜ自然塩で花粉症が治ったのでしょう。
だれも研究していないので自分で推測するしかありません。

まず「普通の塩」と「自然塩」の違いを明確にしてみましょう。

普通の塩は「精製塩」と呼ばれ、化学的製法で作った塩であり、スーパーで売っている多くはこの精製塩です。
戦後工業用に塩が大量に必要になったため、国策として安く大量に供給できる精製塩が推し進められてきた経緯があります。              元来塩にあった多様なミネラルが含まれておらず、単なる「塩化ナトリウム」です。

一方「自然塩」は、海水と天日による昔ながらの製法で作った塩で、数十種類の体に必要なミネラルを含んでいます。

これを踏まえ順を追って考えていくと、花粉症治癒までの道のりがおぼろげながら理解できます。

そもそも花粉症の原因は免疫機能が異常に働くためと言われています。
花粉を人体への異物として誤って判断し、花粉を体外へ押し出そうする。
その結果、鼻水を出したり、涙を出したりと花粉症の症状となる。
そして免疫機能の正常な働きには、ミネラルが重要な役割を果たしていることが分かっています。

これで一見関係なさそうな塩と花粉症が結びつきましたね。

現代日本人が摂取しているのは精製塩

慢性的なミネラル不足

免疫に異常をきたす

花粉症が発症する

これが自分なりの推測と見解です。
だから自然塩からミネラルを摂って免疫機能が正常になれば、花粉症の症状が改善するのは理論的にもあり得るのではないかと思うのです。

●塩の小話

日本人もかつては病気をしたらおかゆに塩を入れて治したり、お葬式から帰ると塩をまいたりと、塩は調味料以上の神聖な存在として扱ってきました。

そもそも人間の祖先である地球の生命は海から生まれた訳で、人間の身体の主要成分も水と塩です。
この人体に大切な水と塩を、現代では塩素が混入した水道水と化学的に作った精製塩でまかなっているのです。

それでも水に関してはミネラルウォーターが一般的になったりと意識が高くなっていますが、塩については今だにあまり注意が払われていないように思います。

現代人の原因不明の身体の不調の原因は、少なからず人間の基本中の基本である塩を蔑ろにした結果と思うのです、はい。

●具体的にはどの塩?

では実際に買う時に自然塩と精製塩はどのように見分けたら良いのでしょう?
パッケージ裏に記載されている「原料」と「工程」を確認すると分かるのですが、最近は自然塩風な精製塩もあるのでなかなか一筋縄ではありません。

そこでズバリ私が使っている自然塩を教えます。
それは、「キパワーソルト」というものです。
ググってみてください。
ちょっと怪しいネーミングとパッケージでしょう?

ちなみに韓国の塩です。
私が自然塩を取り始めた数年前には国産の自然塩が見つからなかったため、仕方なくこのキパワーソルトをアマゾンで買ったのですが、効果テキメンでした。

その後続々と国産の自然塩が発売されるようになり、一時は他に切り替えたのですが花粉症に対しての効果はキパワーソルトにかなわず、結局今もキパワーソルトを使っています。

●塩のとり方

非常にシンプルです。
1日に何回か自然塩をひとつまみして嘗めて下さい。           薬を飲むように朝、昼、晩とやってください。

あとこれはマストではないのですが、料理をする方は精製塩はやめて、できるだけ自然塩を使ったほうが良いでしょう。
キパワーソルトだと高くつくので、うちは料理には「海の精」という自然塩を使っています。比較的安いため料理にも使えます。

なお花粉症が改善しても、引き続き自然塩を使うようにしてください。
精製塩に戻るとまた花粉症がぶり返してきます。

花粉症の時期が終わっても、1年を通して続けたほうが良いでしょう。
いざ花粉症の時期になった時にも症状がでないですし、以前あった体のダルさも今は全く感じません。

今後の人生、自然塩でいきましょう。

●おわりに

花粉症は4人に1人がかかる国民病と言われています。
私も病院には随分お世話になってその度に薬をどっさりもらっていましたが、日本全体で花粉症に費やしている医療費も莫大な金額になっているはずです。

その花粉症が塩を変えることで治ってしまうとは、私自身ただただ驚きです。
今では身体のダルさまでなくなり、元気ハツラツ。

今まで健康って何か特別なことをしないといけないような気がしていました。
最近はスーパーフードとか言って地球の反対側で採れる植物がもてはやされたりもしていますよね。
しかし、日本人が元気になるためにはまずは身近すぎるぐらい身近な塩を見直していくのが先かもしれませんね!


1年の半分を海外各所、半分を日本で過ごしています。日本と外国の良いとこ、悪いとこ、スゴイこと、ショボいこと、等などを執筆していきます。 なりわいは株式投資。