月に行った人たち
地球に最も近い天体。月
38万kmかなたの『星』に行った人は、何人いるのでしょうか?
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アメリカのロケット企業SpaceXが、2023年以降に初飛行を開始する月旅行の計画を発表したのが、2018年9月でした。
(日本の某社長が最初の搭乗者として発表され、話題になりましたね)
さて、そんな月ですが、最後に人が行ったのは、1972年12月のアポロ17号ですから、もう半世紀も前になります。
1972年というと、札幌で冬季オリンピックがありましたし、沖縄が日本に返還され、上野動物園に初めてパンダが来た年になります。
そんなアポロ計画で最初に月に降り立ったのが、アポロ11号の船長ニール・アームストロングです。
二人目は、月着陸船パイロットのバズ・オルドリンです。
では、三人目は?
アポロ11号の司令船パイロット、マイケル・コリンズは司令船に残り月周回軌道を回っていたため、月面には立っていません。
三人目は次のアポロ12号の船長ピート・コンラッドで、四人目が月着陸船パイロットのアラン・ビーンです。
(この時も司令船パイロットのリチャード・ゴードンは月をぐるぐる回っていて、月面には立っていません)
アポロ一回の打ち上げにつき、2名が月に降りていますので、11号から17号までだと14人。。。
と、なりそうですが、アポロ13号は月へ向かう飛行中に発生したトラブルの影響で月面着陸が中止になっています。
(詳しくは、アポロ13号の船長ジム・ラヴェルが書いた”LostMoon”を読むか、それを原作とした1995年の映画”アポロ13”を見てください。)
ですので、月に降り立った人間(ムーンウォーカー)は、2020年4月時点では12人になります。
以下、月に行った宇宙飛行士です。
アポロ11号(着陸地点:静かの海)
ニール・アームストロング
バズ・オルドリン
マイケル・コリンズ(※)
アポロ12号(着陸地点:嵐の大洋)
ピート・コンラッド
アラン・ビーン
リチャード・ゴードン(※)
アポロ13号(着陸地点:フラ・マウロ高地、トラブルで月面着陸中止)
ジム・ラヴェル
ジョン・スワイガート
フレッド・ヘイズ
アポロ14号(着陸地点:フラ・マウロ高地)
アラン・シェパード
エドガー・ミッチェル
スチュアート・ルーサ(※)
アポロ15号(着陸地点:ハドリー山)
デビッド・スコット
ジェームズ・アーウィン
アルフレッド・ウォーデン(※)
アポロ16号(着陸地点:デカルト高原)
ジョン・ヤング
チャールズ・デューク
トーマス・マッティングリー(※)
アポロ17号(着陸地点:タウルス・リットロウ渓谷)
ユージン・サーナン
ハリソン・シュミット
ロナルド・エバンズ(※)
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