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【ドイツあれこれ】自信をもって言われるほど不信に

[初出:2009年9月]

仕事場のPCを買い替えることにした。めぼしいモデルを見つけたのだが、ドイツ語のOSが入っている。日本語環境が必要なことを説明して、OS抜きのモデルがないかを尋ねた。店員はどこかに電話してから、多言語パックを購入すれば日本語化できるという。しかし、古い日本語のソフトがそれにのるかという質問には、言葉を濁す。どうも、マユツバである。

数年前に携帯電話を新調した時も痛い目にあった。友達がもっている日本語機種と同じモデルをドイツの店で見て、興味をもった。店員は「特約業者でソフトを上書きすれば日本語化する」としたり顔で請け負う。できなかったら返品するという条件で買ったのだが、やはり無理だった。後で解約するのに手を焼いた。もっともらしい顔ではったりを言うドイツ人のセールスマンには要注意なのだ。

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