見出し画像

共存と依存

誰かと人生を共にするというのは
本当にとてもとても大変なことです。

我がままは言えなくなります。

自分勝手な行動はできません。

軍隊のように寝る時間起きる時間
食べる時間を制限されるほど
厳しくはないですが…

命を共にするという
その覚悟がないと

そう簡単には暮らせないし
共存なんてできません。

同棲生活、結婚生活が破綻するのは
どちらかの我がままが原因です。

私たち人間は理解し合おうとしないと
普通に何気なく過ごしていては
基本、理解し合えない生物です。

自分のことすら
よく分かってないのに
他人のことなんて
分かるわけがないです。

性別や年齢、思考や趣味が
どれだけ似ていても
やはり人は人、自分は自分。

細かな点での違いは無数にあり
交わることよりも
交わらないことの方が
圧倒的に多いです。

同じDNAを共有する家族であっても
食べ物の好みは違ったりしますし、
音楽やドラマの趣味も異なるから、

テレビチャンネルの取り合いで
揉めたりするのは日常茶飯事。

お風呂に時でさえ同じ湯加減では
満足できなかったりします。

それが全くの赤の他人となると
合う方が、もはや「奇跡」。

私たちはそんな奇跡を信じて
今日も都合の良い出会いを求めて
今を過ごしているわけですが

人と人とは完全には
 分かり合えないし
 100%理解し合えない


これを前提としてお互いが
できるだけ歩み寄ろうと、
分かり合おうとし

できるだけ理解し合おうとする
一部の人たちとは

友達や家族関係としてやっていけると
私は思っているんですが、

数でいうと1000分の1か
1万分の1くらいの確率ですよね。

みんな、自分が可愛いし、
自分が大切ですから。

そうそう他人には
興味ないですし、

他人のために時間を割きたいとは
基本これっぽっちも思っていないので、

・楽しい
・面白い
・気持ちいい

が何より優先される
10代、20代は別として

・心地よさ
・安心感
・安らぎ

が何より優先される
自分中心の生活の中で
自分と同じように
自分を可愛がってくれて
大切にしてくれる人なんて
よっぽどの物好きですよね。

だから、そういう「物好き」とは
やっていけるんですよ。

あなたのことを
凄く好きな人がいたら
物好きだと思いませんか?

私だけ??w

そんな物好きに対して
自分も物好きになることで
共存というのはできるんです。

ただ、これはあくまでも
相手が人間の場合であり、

もし相手が人間でない場合、
犬や猫、ハムスターや
うさぎといった全然違う生物で
全く違う関係性で始まるケースだと

逆に理解し合えないことが
良い方に作用していき、

何も気持ちが分からないからこそ
絶対に理解し合えないからこそ、

相手をより率先して
気遣うようになるので
お互いの関係性を
絶えず良好にします。

依存関係がうまく
成立するんです。

そろそろお腹減ったかな?

とか

そろそろ眠たいかな?

とか

そうやって自分より弱い相手のことを
時折、うかがうようになるんです。

ペットとはそもそも
「違う生物」という認識で
関係をスタートさせれるので

自分のことを頑張って
理解してもらおうという気が
さらさらないわけです。

これは人間関係にも非常に有効で
相手に多くを望まない方が
関係性を良好にすると私は感じていて

人間関係が失敗するのは
自分の理解を強要したり
強制したりするかであって、

最初から何も求めず
自分がしてあげることで
全て満足できれば

特に人間関係の問題って
何も起こらないんですよね。

なので関係を"ペット間"だけでなく
人間関係にもうまく取り入れることができれば
凄く良好な間柄が築けると私は思っています。

実際に私自身はやってないですが
人間関係に困っている人に
「手の焼けるペット」だと思って相手と
接してくださいとアドバイスしたところ

非常に関係性がよくなったというケースが
いくつかあります。

もちろん、そのペットとする相手に
そもそも可愛げがあるかどうかとか

人懐っこいところがあるとか、
そういう自分なりのメリットが
あるかないかは

大変、重要なポイントになるので
全員に通用するアドバイスではないですが

でも、まあー

お金をくれるライオン」と思えば
意外と、上司も可愛く見えたりするのかも
しれないですね。。w

冒頭でもお話ししましたが私たち人間が
共存する際に問題となるのは

相手に自分のことを分かって欲しい

と思うことなので、

そもそも分かってもらおうとしなければ

共存というのはとてもしやすいです。

他者への期待というのは
おおよそ裏切られます


なぜなら、誰もが自分のために
自分の人生を生きていて
誰かのためには
生きていないからです。

しかし、ペットは違います。

ペットはご主人様がいないと
生きていけないので
できるだけ忠実であろうとします。

その各動物なりにですが。

そんな自分に基本忠実なペットが
何か問題を起こしたとすると
それは100%飼い主が悪いです。

そう。

100対0の関係が成り立つのが
人間とペットの関係なんです


ここが理解できると、
自分主体でしか関係性が
成り立たないことから

愛せば愛すほど…

相手(ペット)が喜ぶ行いができる幸せ

を優先して行動できるようになります。

ペットが生きるか死ぬかも
全て自分次第なので
飼育に責任感が生まれますし

ペットの幸せに全力
コミットするようになるんです。

ある囚人がゴキブリを
ペットして扱っていたことで
刑務所生活を乗り越えられた
という逸話がありますが、

誰かの幸せを担うと
私たちが生きる意味は
大きく変化します。

提供できることの喜び。

ここに目覚めると人は
性格も性質も変わります。

何もしてもらわなくても
何かしてあげることで
自分が幸せになれるなんて
超コスパ良すぎなので、

ここが発掘できることで
日常を生きることのストレスって
簡単に大幅に軽減させることが
できるんですよね。

今はペットについての話ですが
相手の気持ちが理解できない者への対応として
愛するペットと同じ対応ができるようになれば

他者の幸せが自分の幸せに変換できれば
どこで生きていくにも困らなくなりますし、
人間関係で悩むことも減ります。

そういう共存関係依存関係が垣間見れ
「ペット」と「人間」との温かい
日常生活が知れるnoteがあります。

雅樹さんは「かつお」という
とっても可愛いうさぎを
飼われているんですが、

その飼うことになった経緯も
大変興味深く、

俺がなんとかしてあげないと
この子は死んでしまう。


そういう人並みならぬ責任感が発端で
突然、飼うことになったんですけど、

これって物凄い
偶然の出会い
かもしれないですがー

雅樹さん自身がうさぎの幸せを
何よりも優先したことで
始まった共存関係なんです。

こうやって何かの誰かの幸せが
自分の幸せになる繋がりできると
人の生きる意味や自分の立場というのが
とてつもなく変わってきます。

私も以前、犬を飼っていたので
凄く雅樹さんの気持ちは分かりますし
前のかつおの飼い主の気持ちも分かります。

依存を第一にする共存は決して
生やさしいものではないです。

命を背負うということですから。

赤ちゃんなんてまさにこれですよね。

依存の中、共存しないといけない。

私たちはそうやって
ずっと歩んできたんです。

命を繋いできたんですよね。

でも、そうして依存、共存を
受け入れることで、

こうして生まれてきて
良かったという体験をたくさん
プレゼントしてもらえるので、

めんどくさいこととか
大変なことも非常に大事なことだと
感じたりします。

是非、雅樹さんのnoteで
その共存依存の価値を十二分に味わって
いただけたらと思います。

気軽に彼にコメントして
仲良くなってください^^

かりそめ

サポートしてもらえると励みになります!更新がんばります✨(☝ ՞ਊ ՞)☝ウェーイ