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全ジェンダーにおいて「女の子」になろうとするケース

「女の子」という概念を自身に当てはめたい、「女の子」になろうとするのは一体どのような人達なのだろうか?
それぞれのジェンダーごとにまとめてみた。

ちなみに女の子になるのは、まず、女の子という概念の学習と実践が必要だ。そして、多かれ少なかれ、女の子に「なる」ための労力の投入と、概念を自身にあてはめる工夫と試行錯誤、そして資金投入が必要である。
大変な努力が必要であり、下記のメンバー全員、必死であると僕は思う。

自分磨きを頑張っているシス女性の友人

【脳は女の子 体も女の子】
・完璧な女の子に見られたい
・女性としての完成度を限りなく高めたい
・男の子に間違われたらブチ切れ間違いない

MTFさん

【脳は女の子 体は男の子】
・完璧な女の子に見られたい
・女性としての完成度を限りなく高めたい
・性別を聞かれたくない

シス男性 女装家さん

【脳は男の子 体も男の子】
・完璧な女の子に見られたい
・女性としての完成度を限りなく高めたい
・俺は、男だけど、何か文句ある?

腹をくくったFTMの僕
【女の子をやり切るやる気があった時】

【脳は男の子 体は女の子】
・完璧な女の子に見られたい
・僕は、生き延びられれば、それで良いです
・性別を聞かれたくない

「女の子をやりきる!」そのやる気に満ちあふれていた時の僕は、女の子としてのパス度に敏感だった。誰からも「確実に女の子」として見えるように、女の子として扱われるよう、いつも心がけていた。

性別を聞かれたら、僕は上手く答えられず泣いてしまうから。

僕は、子供の頃に女の子として頑張ると腹をくくったのだった。

楽に女の子に見せるためには、髪型は重要。髪の毛はショートボブよりも短いと、女の子に見せる難易度が一気に上がるのだ(´;ω;`)なお、ヘアアクセサリーは女子として認識させるための最強兵器である。

女の子を頑張るケース

自分磨きを頑張ってるシス女性、MTFさん、シス男性の女装家さん、女の子にならなきゃとファビョっていたFTMの僕。

つまり、ほぼぜんぶのジェンダー※の人において、女の子に見える努力、女の子としての立ち振舞をマスターしようとするケースがあることに気づいた。

※性自認無性の方のケース、およびXジェンダーさんの女性に寄せたい心理は個別ケースバイケースなので今回は置いておくとして。

ファビョっている僕以外は、女性としての完成形を目指す心理が、どこかしら、あるのではないだろうか。僕以外のメンバーは、「自発的に女の子」をやろうとしている。だから僕と違って、生き生きして、自分が描く理想の女の子へのクォリティ向上を目指して頑張れるのかな。

最近、僕は女の子をやることに疲れてしまった。体調にも異変がで始め、FTMである僕が女の子をやるのは、かなり無理をしている状態であると認めざるを得なくなった。

僕が自分との戦い(「オマエはオトコ」と言い続けてくる脳みそ君との戦い)に降参した話はこちら。


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